この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2013年9月1日日曜日

太田山神社参拝

ついに行って来ました

というか、 ついに連れて行ってきました。

オッカちゃんが憧れ続けていた 

太田山神社の参拝
10年くらい前に
バイク仲間とツーリングで訪れ
みんなで参拝したことを
オッカちゃんに話していた。

それ以来

つれて行けェ~!!
私を、太田山に連れて行けェ~!!!

と ヤガマシイ


ここは日本一過酷な参拝といわれるほど
本殿につくまでの道のりが
険しすぎる
簡単に考えているオッカちゃんをよそに

命綱と水と非常食をリュックに詰め

オッカちゃんにもガッチリと
着替えさせてから向かった。

オッカちゃんは
神社のお参りに行くのに
何故、そんなに重装備なの?
と不思議そうな様子・・・・・

「オメェがドンくせぇからだよ!!」

と内心、言いたかったけど
オッカちゃんに数万円の借金がある俺は
今現在、立場が極端に弱い(^^ゞ

でも、階段を登りきったところで
俺が重装備だったことを、やっと理解してくれたようだ。

もうこれは、参拝というよりは、登山だ 
しかも、体力が無いと相当厳しい。

もう少しで本殿だ
というところで、物凄い光景が
オッカちゃんの目に飛び込むことになる

もう、危険極まりないこの状況

「あんたが、私を連れて行けないって
言ってた意味が、今わかったわ」




でも、俺のオッカちゃんは
ドンくさいわりには、怖いもの知らず

こんなところも平気でホイホイと登ってくる



「一歩一歩、確認しながらゆっくり上がって来い」

という俺の指示にも従わず

ホイホイ登ってくる。

「お前みたいな不安全行動する奴とは、一緒に救助活動出来ないな」
って俺が言うと

「私、消防じゃないし!!」

まぁ、 それもそうだな・・・・


そして最後の難関

90度の壁

ここには鉄の鎖が4本あるだけで
それを頼りに約6~7メートル
よじ登ることになる

足場の活動スペース幅は1メートルも無い
活動的には選択肢が殆どない状況だ

しかも、鎖の上部支点がどうなっているかも
確認できないまま
R1の俺が先に登ることになる

R1到着後

リュックに詰めたロープとカラビナでR2(オッカちゃん)の
命綱上部支点の作成、及びメインロープの降下を終え

いよいよ、オッカちゃんのアタック開始
俺は、上で命綱の確保・・・・

こんなところでオッカちゃんを滑落させたら
完璧に航空隊のお世話にならなければならない

それだけは、消防職員として避けたい(-_-;)

っていうか 死んでしまう。

虫のように鎖に必死でしがみつき登ってくるR2(オッカちゃん)

このミッション最大の山場だ


そして、ついに本殿到着\(^o^)/

達成感に浸るオッカちゃんの変顔は
見せられないほど歪んでいる(笑)

数年前から憧れ続けた太田山神社

御朱印帳なるものに
神社の印をもらうのが趣味の
オッカちゃんは


ここには御朱印が無いことに
少しガッカリしてたけど

それでも、ここを参拝したことを
職場の御朱印仲間に自慢できるとあって
本当に喜んでくれたし
連れてきた俺も、取りあえずここまで無事に到着できたことが嬉しかった。

本殿に滞在したのは5~6分程度

雨が降ってきたので
早々に引き揚げたが、俺にはここからもう一仕事待っている

オッカちゃんを、安全に下まで降ろすこと
それが出来て、今回のミッションは完璧に達成されたことになる。

雨の中、ロープで確保して本殿から降下させ
来た道のりを今度は下っていく。

登ってきた時と違って、雨のため
ぬかるんだり、滑ったり、川ができてたり と
往路より復路のほうが、俺にとっては大変だった

でも、なんとか
二人とも怪我も無く
無事帰還しました。

こんな悪条件で
怪我ひとつ無く帰ってこれたのは
神様が守ってくれた以外に考えられない




二人とも グチャグチャのずぶ濡れになりながらも

満足感いっぱいでした。

下山した頃には、雨も上がり

伝説の太田山巡礼は無事終了しました。







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