オリンピック
4年に一度の祭典は、やっぱり面白くてワクワクする。
ただ残念なのは、自国の選手や応援してる選手が負けた時に相手選手を批判したり、審判を「大誤審だ!」などと侮辱するのがとても残念で悲しい。
マスコミも解説者もSNSも そんなこと
いい加減やめれや
柔の道を武道だ、日本の魂だなどというのは、柔道が世界中に広がってオリンピック種目になった時点で、他の種目と同じく既に勝敗を決めるだけのただのスポーツだ
全て一本勝ちとか投げ技こそが柔道の真髄とか、「柔道一直線」みたいな事を言ってたら
今のような柔道界の繁栄はなかったと思うけどな・・・
でも、今回その柔の道を世界に発信した二人の兄妹がいたことを日本人として俺は誇りに思う。
阿部詩選手は、日本国民としては他の種目と同じく負けたことは残念だったけれど
彼女は畳の上では涙を堪え、最後まで礼を尽くして毅然とした振る舞いを見せてくれた
そこは、柔の道、日本の魂をしっかりと見せてくれたし、日本柔道は違うんだぞ!?というところを見せつけてくれたと思う。
兄の一二三選手に至っては負けた相手にさえ敬意を示し、しかも最後の正座しての礼は、鳥肌が立つほど感動した。
ただ詩選手は、あそこまでが限界だったと思う
畳を降りた後の彼女の号泣は、選手なら悔しくて当たり前だし、パリまでの道のりは本当につらい毎日だったことは、素人の俺にも想像に難くない。
残念なのは、その姿をいつまでも放映したテレビを含むマスコミ、オリンピック会場の運営、そしてなにより、あの場はコーチが引きずってでも詩選手を会場外に出すべきだった。
いつまでもその場で一緒にしゃがみ込んで、困った様子だったけど、コーチは選手の威厳を保つ為にもその辺はしっかりやって欲しかったです。
スポーツって人間がやる競技
人間が下す審判
どちらかに分かれる勝敗
笑顔と涙
全部含めてスポーツの祭典オリンピックだよな
そこを楽しみたい。
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