1年に1回
現実を離れた夢の舞台
極上の13時間を過ごせる日
サロマ湖100kmウルトラマラソン
再びこのスタートラインに起てた
自分の健康に 感謝
快く送り出してくれた妻に 感謝
仕事で迷惑をかける職場の仲間に 感謝
そして、運営に関わってくれた
すべてのボランティアに 感謝
今年は一昨年のリベンジ
出発の前日
2年前に書いた、自分のブログを読み返した
http://shinnjinkanri.blogspot.jp/2013/07/blog-post.html
今年は絶対に歩かない
何があっても、どんなに足が痛くても
絶対に歩かない
たとえ、歩くスピードより遅くても
俺は絶対に歩かない
そう決めて挑んだ100キロ
50キロまでは7分ペースを守れた
けれど、やっぱりサロマは甘くはない
60キロを過ぎた 魔女の森 から
徐々に8分 9分と落ちていく
でも~
カメラの前になると、何故だか笑顔の余裕でピース
既に、膝は悲鳴を上げ
足首は腫れているのに
こんなところでも
見栄っ張りの性格が
モロに出てしまう悲しい性
一つでもオレンジ色の物を
身に着けておけば
勇気が出そうな気がする
消防士の性
挙句の果てには関門に間に合うのか?
というくらい時間とのギリギリの勝負
でも、この追い詰められた時の自分が見たい
くじけそうな時の、自分の根性を試してみたい
この13時間の苦しみに比べたら
仕事の辛さなんて 屁みてぇ~なもんだ
サロマを完走できれば
何があっても耐えられる
そんな気にさせてくれるのが
42.195から先にあるウルトラの世界
自分のために走り出し
誰かのためにゴールする
耐えて、耐えて
右の脚の次に
左の脚を前に出す
それを繰り返せば
必ず、ゴールは近づいて来る
制限時間3分前の
12時間57分でゴール
8回目のゴールは
今まで以上に
俺を大きくさせてくれた
そんな、レースだった
これで俺は1年間 また頑張れる
363日後のスタートラインを目指して
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