この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2016年2月11日木曜日

冬の北海道新幹線

あの訓練から もう1ヶ月が経つ

自分の街を
新幹線が走るなんて
誰が想像できただろう

1988年3月13日
北海道を離島と呼ばなくなってから28年
あと43日後には
青函トンネルを通り抜け 新幹線が
本州の風を北海道へ運んでくる

そんな、胸が高鳴る期待感とは裏腹に
俺たち消防は、危機感を持って
初めてやってくる高速鉄道事故への対応を考え
情報を集め、シミュレーションして来た。

そして先月15日に、その計画を
実際の現場で
実際に活動する関係機関を集め
実際に起こり得るであろう流れを
実際に行動に移して
実際に機能するのか確認した

所謂   演習という名の 訓練
当日は
北海道らしい雪が舞い散る中での訓練

最先着の指揮隊は
指揮本部のテント設営までは

雪とも戦わなければならない

北海道らしくて、いいねぇ~
やってる隊員は大変だけど・・・




JR北海道を先頭に
消防、警察などの
救助隊が高架軌道へと向かう

進入には
JRと消防でしっかりと
人数と所属をチェックし
進入管理をした

安全管理には必要な時間だ






訓練にはDMATやドクターヘリも参加

冬場は、「ななつぼし」の田んぼも
ヘリの緊急着陸場として
使用できることが判った


それにしても
本当によく飛んできてくれました





刻々と変わる天候
読み切れない雪の状況

画像は晴れてるけど
飛んできた時は、凄い降ってました

雪の中から、突如と表れた という感じで

感動しました!!




訓練終了後の講評

緊張と
寒さと
感動と
安堵感とで

ビックリするほど
口が動かない・・・・(汗)





初めて体験する

囲み取材

報道各社全部で20人ぐらいか

矢継ぎ早に来る 質問の嵐

この頃には
口もだんだん滑らかに(笑)



演習は終わってからが大事

連携を確認しただけでなく
それが実際に機能したのかを検証しなければならない

参加機関からのアンケートと
函館市消防本部の指揮隊の皆さんからの

合同指揮本部の運用方法についての貴重な意見を参考に

更に更に態勢を強化していかなければなりません

因みに新幹線車両や軌道敷地はトップシークレット扱いで
一個人のブログには掲載できません。


んで
今日は久しぶりに天気が良かったので
オッかちゃんとランニング

オッかちゃんは洞爺湖と函館のフルにエントリーしてるもんだから
やる気満々

相変わらず  速ぇ~

昭和公園を15週 約16キロ

俺は前日の送別会の疲労があり グダグダ

明るいうちにスタートしたのに
すっかり夕暮れになっちまったぜ

「あんたにカマッてらんない」とか言いながら
更にスピードアップして
俺の視野から消えて行った  あぁ~





「冬の夕暮れは 綺麗だなぁ」
とか感動してるふりして

走れない自分を誤魔化しながら

「俺は写メ撮りながら、ユックリ走るんだもんねぇ」

とか、誰に語るともなく・・・・・・独り言


  そんな俺を
            三日月が
  
                     笑っていた  

明日も晴れるかなぁ~







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