この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2025年5月5日月曜日

タウンエース構造変更申請 遂に公認!!

 運命の3コース入り口

30代前半の若い検査員(審査員?)が誘導してくれる

この時、3コースに他の車両はなかった

「マズイ! 誰もいないってことはジックリ調べられちゃうのかな・・・(-_-;)」

いやそんなことはない 法律はひとつ 解釈もひとつのはずだ

若い検査員とか、いつもよりジックリとか そんなことがあるわけない


例のごとく明るく元気に低姿勢で

「初めてなのでよろしくお願いします(笑顔)」

「はい それじゃ前に進んで下さい。重量を計ります」

「わかりました 予備タイヤは降ろした方がいいですか?」

燃料は満タンにして予備タイヤは降ろすってネットに書いてたし

その辺は、バッチリだ

「そうですね、タイヤはそこに置いといて大丈夫ですよ。燃料は・・・満タンですね」

やった そこは好印象を与えたぞ、やっぱり事前に調べておくのは大事なことだ

前前軸重と後後軸重を計測し終わり

ついに検査員が後ろのスライドドアを開けて荷室を確認し始めた


「椅子は取り払って、シートベルトも外してあります。全部が荷室になるんで難燃性とか関係ないですよね? 床は全部ビス止めして固定してあります。」

ガッツリ不安なもんだから、いろんなことをアピールしたくてしょうがない

しゃべりたい  しゃべりたい・・・訴えたい・・・


でもじっと我慢した。

余計なことを口走って墓穴を掘るかもしれない。ここは検査員の言葉をひたすら待つことにした。

「2(5)から2名乗車に変更ですね? リヤのドアも明けて見せてください」

「はい わかりました」

もう俺は飼い主に従順な犬と同じだ。

「はい 良いですよ エンジン掛けて前の方に進んで下さい」

「はい わかりました」

もう犬以下だ(笑)


この時点で、乗車定員の変更がパスしたかどうかは、まだ不明だ

結果は、最後にしか教えてくれないことは、過去2回の不適合でその辺は解っている。

前に進んでエンジンを止めたところで

「車から降りて、この中で待っていてください」

何やら待機室みたいなところに入れられ「ここから出て来るな」とのこと

何やるんだろう・・・・・不安がピーク( ´艸`)

ボディから錘をぶら下げて、地面にマーキング

更に泥除けにも錘をぶら下げてマーキング

これを4か所、巻尺を当てて計測している

「まさか、ここにきて泥除けが車幅オーバー? そんなぁ・・・勘弁してくれぇ(´;ω;`)」

確かにボディより1センチ以上はみ出てるけど

俺の認識では、4ナンバーの車幅規格は170cmで170.9cmまでは0.9は切り捨てるはず

俺の勝手な解釈だったのか? それともそれすらもオーバーしてるのか?

乗車定員の変更以上に、ドキドキが止まらない

しかもこの待機室からは出られない 捕らわれの身

やけに詳しく計測している

「はみ出てるなら、ここで切ります!! ハサミかカッター貸してください」

検査員に大声で言いたい 言いたい 言わせてくれぇ~~

とても時間が長い。

検査員は検査室みたいなところで、他の検査員となにやら相談してるような・・

計器を見ながら、またなにやら頷きながら相談してるような、してないような・・

表情一つ変えないで若い検査員がこちらに向かってくる

「いや はい あの 切ります はみ出してるのは解ってるので 切ります はい」


という言葉より早く

「はいこれで終わりになります この用紙を窓口に提出して下さい」

「えっぇ!? 終わりっすか 合格ってことですか?」きょとん

「合格ということではなく、構造変更ってことです」

「あぁ 構造変更に合格ってことっすか」

もう若い検査員、苦笑いしながら

「まぁ そんな感じです」

「ありがとうございました。 ヤッたぁぁぁぁぁ!!」

若い検査員に笑顔はない( ´艸`)


ついに戦いは俺の勝利で幕を閉じた。   のか?

いや これは戦いでもなんでもなかった

検査員は、事務的かつ機械的に検査し適合か不適合かを判断し

そこには一切の妥協も譲歩もなく、粛々と検査が進んでいっただけの話。

こちらの感情など、全く関係ない。あるわけない。

陸運局の窓口に書類を提出し、協会に行って自賠責と重量税を納めた。

自賠責は12か月分。


貨物は車両総重量で重量税が決まる。

今回、車両総重量は若干増えたものの金額は同じだった。


もう一度窓口にこれらの書類を提出し、待つこと5分。  ワクワクが止まらない(笑)

ジャ~~~~~~ン

新しい車検証だ


オレンジ色の〇の箇所が、今回の構造変更箇所だ。

変更前の車検証と比較すると


前前軸重    710㎏  ⇒ 730㎏

後後軸重    640㎏  ⇒ 750㎏

乗車定員    2(3)人   ⇒ 2人

最大積載量   700(500)㎏ ⇒ 700㎏

車両重量    1350㎏ ⇒ 1480㎏  

車両総重量   2160(2125)㎏ ⇒ 2290㎏

幅       166㎝ ⇒ 168㎝

高さ      193㎝ ⇒ 198㎝


めでたく2名乗車となり、リフトアップ分の高さが5センチ上がり

自作泥除けが左右1センチオーバー、でもまだ2㎝も余裕あったんだぁ?

驚いたことに車両重量が、椅子を降ろしても130㎏も増えていた。


まぁそんなことより  公認だ!!  俺は公認を取ったどー

某ディラーで無理だと言われた構造変更を自分でやったぞ!

嬉しすぎる  やればできるじゃん 俺って

来年からは、何の心配もなく1コースに入って

25,200円でユーザー車検取れるぞ

なんも怖くない 陸運局の人たちは本当にみんな親切だった。

知ったかぶりさえしなければ、優しく誘導してくれるし

なってったって 安い!!


オッかちゃんの車は一切何も弄ってないし

ユーザー車検でやってみようかな

後は法定点検だけディーラーに出せばいいんだし


ということで

遂に 公認だ!!


2025年5月2日金曜日

タウンエースの構造変更申請 その3

仕事は休んだ!!

とにかく今日ケリをつける
並々ならぬ決意で

仕事は休んだ!!   休暇の理由は・・・・言えない
そもそも有給休暇取得に理由なんかいらない

なぁ~んて言ってられるのは 公務員ぐらいだ
民間は、違う
俺が休むことでシフトが変わる。誰かの休日が無くなる
誰かの業務負担が大きくなる。誰かに迷惑がかかる

でも
仕事は休んだ!!   今日しかないんだ 俺には時間がない
車検は5月8日で切れる・・・・

ということで午後一のタイヤ館に乗り込んだのは
11時30分 ここはやる気を見せて、予約時間まで待つことにした。
案の定、やる気を観てくれたタイヤ館の整備のオッちゃん
「ちょっと早いけど やるかい?」
「あっ はい  お願いします」

アライメント調整は1時間ほどで終了

トー と キャンバーが 結構狂ってたらしい
「これだと車は真っすぐは走らない」 とタイヤ館のオッちゃんに言われました。

気が付かないで走ってたけど、 危なかった
リフトアップした時に、セコクならないでちゃんとやるべきだと・・・激しく反省
勉強代 15,400円也



タイヤ館から陸運へ  直行!!
受け付けは、先日の若いお兄ちゃんにしっかり教えてもらったから
スイスイ通貨。 

一度、審査に落ちてるから、この日は改めて一からやり直しだ
手数料も新たにかかる 勉強代 2,500円なり


陸運協会のオバちゃんには「あら~? このあいだも来てたよね?」
なんで俺のこと覚えてるかな~~~
「実は2回とも不適合でダメだったんです」
「構造変更そんなに面倒だった?」
そこまで覚えてるんかい~~
「いや まだそこまで行ってなくて、1コースでダメだったんす」
そんな会話をしながら
「今度は頑張ってきま~~~~っす」
と、1コースへ向かった

いやぁ なんか陸運の関係者って結構思ってたよりみんな気さくで良い人たちだ
なんで勝手に高い壁を造ってたんだろう

先日の一番乗りと違って、午後からの4サイクル目の検査だから
10台ほど、先に待ってる車があった
燃え盛る闘志を、この「待つ」という行為で鎮火させることができた。

とにかく何がっても低姿勢で 腰を低く 揉み手を使ってでも(笑)
1コースは絶対に通過してやる。

先日と同じく「誘導」マークが絶大な効果を発揮してくる

また車体番号の確認からやり直しだ
車両周りを見て検査場の中へ進もうとしたとき
「調整してきたかい?」
やっぱり覚えてるんだ・・・
ユーザー車検ってそんなに多くないから覚えてるのか
それとも、こんなに車をいじってる奴ってそんなにいないから珍しいのか
いずれにしても声をかけてくれると、こちらも緊張がほぐれて笑顔になる

サイドスリップ  通過!!

「よっしゃ やったぁ~」思わず心の叫びが声となって口から出た
審査のオッちゃんは・・・・無表情だった

サイドブレーキ ハンドルのブレなんかを難なく通過し
最後のピット
ここは先日マフラーがひっかかって、車から降ろされた箇所だ

ここは大丈夫なはずだ  ここを通過さえすれば 今度こそ構造変更審査だ
心臓バクバク ドキドキ

「はい 次は構造変更なので3コースに入ってください」

あっさり通過 
やった  ついにやった  仕事を休んだ甲斐があった
なんも変なことしてなきゃ、車検ってスンナリ通過するんだと
激しく納得

でも安心はしてられない
当初の目的は、3コースで公認をもらうことだ

ついに乗車定員の変更と車高の変更検査に入る
とても若いお兄ちゃんが検査員だ

若いと融通効かないからなぁ・・・・

と ちょっと残念な気持ちにはなったが
いや 法律はひとつ 解釈もひとつだ

絶対に大丈夫だ  根拠のない自信とともに3コースの中へと入っていった