「ニイタカヤマノボレ1208」の命令により
日本はハワイ、オアフ島の真珠湾にあるアメリカ軍基地を奇襲攻撃し
「トラ トラ トラ」
太平洋戦争が勃発した。
どんな理由があったにせよ、先に仕掛けたのは 日本だ
それから40年後の1980年12月8日
世界中の若者に反戦を呼びかけ
芸術的な表現でメッセージを送り続けた
ジョン・レノンが
ニューヨークの自宅アパート、ダコタハウス前で
銃弾に倒れた
大学の学食で友達とカツ丼を喰っていた俺は
広い食堂の小さなブラウン管の音量の低いテレビから
微かに聞こえた
ジョンレノンが・・・・・というニュースに反応した
当時、俺は二十歳
そろそろビートルズや洋楽を聴き飽きて
ふるさと北海道のスーパースター
松山千春にドップリはまっていた頃だけど
ジョン・レノンは別格だった
思想や言動、発するメッセージ
ビートルズ解散後もジョンのアルバムは
全て辞書を片手に日本語に翻訳し
ジョン・レノンが世界中に訴えている
愛と平和の実現って、どんなものなのか
自分なりの解釈で心の中に収めていた
あの日からまもなく40年
2020には平和の祭典でもあるオリンピックが
東京で開催される
その平和の祭典に参加することさえ叶わない
貧困と争いと差別に苦しんでいる人たちが
世界中のあちこちに沢山いる
ジョン・レノンが今 生きていたら
世界中で自分の正義だけを信じて
相手を抹殺するために戦っている若者に向かって
何をどうやって訴えるだろう
「まず、武器を捨てようぜ」
ジョンが亡くなってから40年
ジョンが残した、この言葉が過去のものとして
必要ない時代が
必要ない時代が
いつか来るんだろうか
僕は、抵抗の方法はいろいろあると君たちに伝えたい
髪を伸ばしたり、休暇を返上したり、手段はたくさんある
でも絶対に非暴力でやるべきなんだ
平和は平和的な手段でしか生まれない
体制側の強大な武器と戦っても、勝つのは必ず体制側だ
何千年もその繰り返しだった
暴力は彼らの得意技だ、標的が定まれば撃ちやすい
Love and peace forever
John Lennon
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