窓から見える新宿の超高層ビル
遠い故郷 北海道に想いを馳せ
ボンヤリと都会の灯りを数えながら
帰りたい 帰れない 帰らない
明日の自分が見えず苦しんだ日々
日本一をこの目で見てみたい
松山千春のテープをボストンバッグに詰め込んで
新しい世界が そこに行けば きっとある
ただそれだけで飛び込んだ泥沼に
もがき 身を預け 反発し 巻き込まれ
あの時 あの場所に この俺が 確かにいた
最近 やけに思い出す43年前の春
見えないものを形にしたくて
必要のない焦りが自分を追いかけてくる
あの頃と今の自分を重ねても
純粋な涙が出ることは もう無い
でも18歳に戻ったら
やっぱりもう一度 今の世界から飛び出してみたい
俺にはもっと違う道があるはずだ
それが何かも解らずに 勘違いを正当化したくて
見えない目標に向かって旅をスタートさせ
途中から道連れとなったお前と
あの時の想いを もう一度 蘇らせて
決して良いことばかりではなかった生き方を
歩き疲れて辿り着いた 今 が
とても 愛おしい
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