管内には この辺では有名な海水浴場がある
茅ヶ崎のサザンビーチに比べたら
屁 みたいなもんだけど
北海道の短い夏を満喫するために
地元や近隣から若者が集まり
夏だけ一気に活気付く浜
その名も
セブンビーチ!!
正式には 七重浜海水浴場
そこは今年も小学校の夏休みに合わせて
20日から海開きとなる。
その楽しいはずの海で数年前 事故が発生
2名の若い命が海に飲み込まれた。
あれだけの賑わいがあり
たくさんの家族連れや若者が集まる海水浴場だけれども
ライフセービング等の迅速に救助できる体制は確保されてはいない
警察や消防の水難救助隊員が張り付いて警戒に当たることは
理想ではあっても、現実問題不可能であり実現には至っていない。
俺たちにできることは
事故防止を訴えることと
万が一事故が発生したときには速やかに
現場に到着し救助活動に入る体制を整えること。
最近は、ほぼ100%の確率で携帯電話が普及してるので
事故発生から通報が入るまでの時間は短縮されている。
そして、その通報のほとんどは警察や海保ではなく
9割がた消防に一報が入る。
消防の水難救助隊が出動し、海面に漂流者がいれば
直ぐに救助できる体制と、函館航空基地との連携で
ヘリへの吊り上げも可能な体制は構築している。
また、サーチ&レスキューへ移行した場合も
潜水士増員のために、函館市消防本部や海保への
出動要請もスムーズにできる体制となっている。
後は、現場での潜水士同士の活動の統制をどのように図るか
これを解決しないことには、いかに体制だけが整っていても
救助現場でのミッションは効率よく進まないことになる。
普段から顔の見える関係は既に作ってあり
お互いに、なんでも言い合える関係にはなっている。
しかし、その中で見えてくるのは
やはり、潜水装備や救助方法の違い
一番の相違点は 悔しいけれど
やはり 潜水技術、救助技術のレベルの違いだ
海での救助は海猿には敵わない
消防は、そこを認めた上で、更なる救助技術の向上を
目指さなければならない。
これは、今までお互いに口に出すことのなかった
触れづらい話題であり、お互いのプライドが邪魔をして
避けてきた一番大きな相違点である。
セブンビーチが海開きする前の7/17に
北斗消防、函館市消防本部、函館海上保安部、第1管区函館航空基地の
4機関による水難救助訓練を実施することにした。
訓練を実施したという結果だけを残すのではなく
訓練した結果、このような成果があったというような
実のある訓練にすることで4機関が合意し、
ブラインド型訓練にすることとした。
セブンビーチがみんなにとって
楽しい思い出の浜となるよう
今年もしっかりと体制を維持していきたい。
やっぱり
災害救助機関実働レベルでの
懇親会は、こういうところで、その成果を発揮するんだよなぁ
酒飲んで、歌を歌って、バカ話して、お互いを知り、
現場では、 「じゃヨロシク!!」と言い合える関係
懇親会は いいなぁ
毎年と言わず、毎月やろうかなぁ(´∀`*)
って そっちの話かよっ!?
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