この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2018年6月11日月曜日

渡島地方消防総合訓練大会


年に一回
7月に北海道消防学校で実施される「北海道消防操法訓練大会」とは別に
渡島地方支部の事業として
毎年「渡島地方消防総合訓練大会」を実施しています



北海道には全部で207の消防団があり
14の支部に分かれている

その内の一つ、渡島地方支部には16の消防団があります
今年は69日の土曜日
松前町に支部の全消防団が一堂に会し
厳正な規律と消防技術を習得し、消防活動の充実強化を図るとともに
消防団員としての資質向上と士気の高揚を図ること   

を目的として
小隊訓練と小型ポンプ操法を実施しました

今年は、北斗消防団と鹿部消防団が小隊訓練
七飯消防団は小型ポンプ操法を実施しましたが
どの消防団も、日頃の訓練の成果を存分に発揮し
素晴らしい動きを見せてくれました

特に、開催地の松前消防団は女性消防団員が
小型ポンプ操法を実施し脚光を浴びていましたが

分団名が
松前消防団さくら分団

ってことで
また、お茶目な名前でして(^_^.)



でも、操法自体は男性と同じ65ミリホース
号令、節度、スピード どれをとっても互角です

そして小隊訓練

見た目は同じでも
集団行動・・・あれは完成された演技であり
小隊訓練は訓練の一つ
目的が違います




厳正な規律を身に付け
消防に対する様々な要求に対応するため
その基礎を作ることが目的です

要するに、小隊訓練がゴールではない ということです

渡島地方支部の訓練大会が
総合訓練と銘打っているのは、ポンプ操法だけではなく
小隊訓練も実施するからです

最近は、志の低い、何の信念も誇りもない
一部の職員・団員など消防関係者の不祥事が多く
住民からの信頼が揺るぎかけている中

「自分たちの街は、自分たちで守るぞ!!」

という消防団の精神は、自治体消防の原点であり
家族団欒のひと時、友人と呑みに行く約束、自分の趣味の時間
それらの貴重な時間を割いて
消防団の活動に充ててくれている団員の姿勢は
消防団員のみならず
初心を忘れかけている中堅から管理職の立場にある者は
俺も含めて、見習わなければなりません

守らなければならないのは
自分の立場や地位ではなく
自分たちの街であり、そこに住んでいる人たちの
生命・身体・財産です

そして、それに必要なことが
消防人としてのプライドとスピリットです

今日は そんなことを消防団の方々から
再認識させられてきました

消防団の皆さん 本当にお疲れ様でした
そして、ありがとうございました
皆さんの組織力と即戦力が必要なときが必ず来ます
災害は、忘れても忘れなくても必ずやってきます
そんな時は、職団一丸となって
全力でこの街を守って行きましょう

訓練の、その先には
住民の安心と安全があるんです



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