天気が良くても波が高かったり
風が強かったりするし
逆に、波が小さく、風が穏やかでも
雨が降っていたり
そんな土曜日や日曜日が続き
なかなか大好きなカヤックに乗れないで
フラストレーションが重積している今日この頃
中途半端に高価なロッドとリールを揃え
一端のアングラーには見えるものの
未だ、狙ったブリは掛かった例はないが
それでもやっぱり海が好き
大好きな車に大好きな艇を乗せ
海へ
釣れても釣れなくても
とにかく、プカプカ浮かんでいたい
風に流され、潮に運ばれ
ゆったりと時が流れ
立待岬の沖へ
立待岬の沖へ
このまま、どこか遠くに行っちまおうか?
現実逃避の誘惑に負けそうになったり
でも、現実逃避するほど俺の人生辛いわけでもないよな?
と、60年を振り返ってみたり
来年の今頃は、どこで何をやってるんだろう
と真剣に考えて
でも、来年のことより今はどうなのよ?
って自問自答してみたり
波にゆらゆら揺られていると
答えのない疑問が次から次へと空から降ってくる
そんな時間が、とてつもなく貴重なひと時だと
俺は気付けるようになった
歳をとった証拠だな・・・・ジジィの発想だ
そして
海があれば山もある
オッカぁと二人なら
熊が怖くて山奥には入れないド素人な山ガール&山ボーイ
しかも
不安全行動が得意な女を連れていくには
それ相応の装備も必要になる
というわけで
「北斗市自然に親しむ会」主催の登山会があったので
直ぐに参加を決め5月の最終土曜日
毛無山に登ってきた
ベテランの登山者と一緒で迷うことなく安心だし
何と言っても100人くらいの大勢で入れば
熊だって出てこない
天気も良かったし、凄い楽しかった
膝を壊しているオッカちゃんの体力を気にしながら
他の参加者に迷惑かけないように
しんがりを務めながら自然を堪能してきた
海も良いけど、山もまた最高だなぁ
マイナスイオンを
たっぷり浴びて
心身ともに
リフレッシュ
檜沢の滝
大野川にかかる吊り橋
檜沢橋
流石のオッカァも
腰が引けてます(笑)
大石の沼
こんな山の中腹に沼があるなんて・・・・神秘的やなぁ
遥か向こうに
北斗市最高峰「二股岳」
3~4年前に
やはりこの登山会に参加し登ったけど
今は林道が崩壊して登山はできないようだ
人間が近づかないと熊にとっては格好の棲家となるわけで
もう二度と訪れることはないだろうな、そんな怖い山
でも、一度だけど登っておいて良かった(*^^)v
そして毛無山 山頂
なんだか眠そうな俺
体力の衰えは 隠せない
海、山と自然を相手に遊んだ後は仕事だ
しかも九州は福岡市博多への出張
函館空港発の飛行機が予定時間より30分以上も遅れ
羽田の乗り継ぎに間に合わず次の便に
更にその福岡行きも遅れるという
いったい何なのよ? 羽田空港混雑してるって なしてよ?
なにぃ~ どっかの偉い人が帰国するってが
昨日帰れや!!
そのせいで、俺は意見交換会に出席できなかったんだぞ?
俺は出張だぞ?
仕事だぞ?
どうしてくれんのよ、せっかく博多まで来てんのに
帰るなら別の日にしてくれや マッタクゥ
そんな訳で、何もない博多の夜は更けていき・・・・
次の日は、これが本番
第71回全国消防長会総会
そして
全国消防職員意見発表会
消防行政の現状を若者目線で見つめ
その中で抱える問題や課題を自ら発見して
その解決方法を自分の言葉で発表する
俺には経験が無い
若い時は、消防という仕事を広い括りで見つめるなんてことできなかったし
目の前のことだけで精いっぱいだった
こんな書き方をすれば
しっかりと足元を固め、若い時に成すべきことを
淡々とこなしてきたように思われるかもしれないが
要するに、自分のことしか考えていなかったってことだ
発表者の真剣で真っすぐな訴えを聞いていると
何故、俺は今日までそんなことに気付かずに
偉そうな顔して、こっち側の席に座ってるんだろう?
今日までの消防人生が恥ずかしくなる
そして
何かをやるのに遅過ぎるってことはないんだということを
発表者の訴えから学んだ
遊びも仕事も
生きている限り、100%で挑む
それが、自分が今日まで生きてきた
生命に対しての礼儀だ
そして疲れ果て
オッカちゃんのふとんで
全く警戒心が無いボンちゃんと
爆睡する 週末
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