この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2024年12月12日木曜日

たとえ戦争といえども

 

日本原水爆被害者団体協議会代表、田中熙巳さんのノーベル平和賞受賞演説の全文を読みました。

自らの惨絶な体験をもとに全世界に平和を求めた演説

そして戦争責任を問いかけた

 

終戦後も偏見などによる日本国内での差別

被爆者は、その後もそして現在も苦しみ差別され日本政府からも見放され

孤独に耐えながら、それでも戦争を止めよう、核を無くそう

訴え続けてきた。

 

その平和賞受賞式での演説の中に

「たとえ戦争といえどもこんな殺し方、傷つけ方をしてはいけない」

 

たとえ戦争といえども・・・・

 

ある程度戦争を許容しているように聞こえるが、そうではない

戦争は人と人が殺しあうものではあるけれども

戦争はどちらかに正義があるかもしれないけれど

攻められたら守らなければならないけれども

殺さなければ殺されてしまうものだけれども

どれも違うような気がする

 

戦争はあってはならない 

しかし、現実に今の世の中に、戦争という殺し合いが存在していることは認めざるを得ない

その現状を嘆き、現実を直視しそれを踏まえた苦しい表現だったような気がする

 

だとしても それでも

核兵器による大量殺人は絶対にあってはならないんだ

絶対にだ プーチン聞いてるか!?

あんな兵器を使ったら、勝者も敗者もない

 

映画「猿の惑星」のラストシーンが思い浮かぶ

 

「ここは地球だったのか・・・・」

 

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