この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2020年1月6日月曜日

訓示・・・最後に伝えたいこと

今年最初で、人生最後の訓示をしました

5年前、それまで聞く側だった俺が
今度は話す側になった
消防に入ってから幾度と無く聞いてきた訓示
何も覚えていないし、実際・・聞いていたのかも怪しいもんだ

そこで、辞書で「訓示」って何だべ? って調べたところ
こんなことが書いていた

上位の者が下位の者に、物事をするに当たっての心得を教え示すこと

ダメだぁ~ 俺そんなこと出来ないわ
だいたい上位って何だ? 下位って誰のこと?
そんな、人に教えるほど心得ていたら
もっと世の中上手く渡れたはずだ
幸いにして、渡る世間は鬼ばかりではなかったけど
実際、万事休す ということは何度もあった
そこで考えたのが 別に訓示じゃなくても

俺達の職場、こんな風にしていこうぜ!!

的な内容なら、俺にも考えがあるし
それなら、何ぼでも話が出来る
ということで挑んだ最初の訓示
あれからもう5年が経過した
未だに、訓示と言えるような内容ではないし
語彙力の無さは、自分自身が一番知っているから
何となく解り辛くて、回りくどくて
ただただ長い話になってしまったことは
反省している・・・・今更反省しても遅いけど(^^

そこで最後くらいは
今まで話してきたことをなるべく短く、解りやすく
ストレートに話そうと決めた

話してきた内容なんて、話し手が下手だから伝わらないだけで
実際、大したことを話してるわけではない
まぁ~ 一応、人前で話すわけだから
誤解されないように言葉には気を付けていたし
ちょっとカッコつけて喋ってた時もあったけど
一貫して伝えたかったことは、たった三つのことだけだ
俺の考えている理想の職場なんて
ごく当たり前の職場であって、特別凄いもんでもない

その一つ目は
何もしないで笑っている人間と
いろんなことに挑戦して試して失敗して笑われている人間

組織が必要としているのはどっちか?
明らかに後者のチャレンジャーの方だ
やる前から、やろうとしている者に
やっても無駄だと結果が判っているような口調で
「すったらごとして、ど~すんのよ!」と笑っている人間
そんな奴、消防に必要ない

そして二つ目は
将来、自分が上司になった時
今の自分を部下として必要とするか
逆に
もし自分が部下だったら、今の自分は
一緒に仕事をしたいと思う上司だろうか

時々で良いから、自分に問いかけろ

最後の三つ目は
その時 どう動く

これは消防で仕事をする上で欠かすことの出来ない
究極の言葉だと俺は思っている
別に災害対応に限った話ではない
人間関係や仕事上の壁にぶち当たった時なんか
上手くいかない様々な場面を予め想定して
その時の自分の行動を事前に準備しておくことで
心の動揺を少しは抑えて冷静な判断と行動が取れる

この三つだけを最後に職員に話した
今までゴチャゴチャと言ってきたけど
5年間で俺が言いたかったことは
たったこれだけのことだ

なんも凄いことでもないし、面倒なことでもない
難しくも無いし、すぐに誰にでも出来る簡単なこと
そんな、ごく当たり前のことを5年もかけて
クドクドと話してきたんだ

最後くらいみんな理解してくれたかなぁ

もう職員の前で自分の考えを伝えることは無いけれど
三つの内、一つでも引っ掛かってくれればそれでいい
訓示じゃないんだし、まして命令でもない
そのとおりにする必要はない
みんなも自分なりに理想の職場を考えて
実行してくれればそれで良いんだ

消防は苦しいけど楽しい職業だ
その職場は、自分達自身が
働き易いように造り上げていくものだ

ガンバレ   後輩たち!!


2020年1月5日日曜日

令和2年の誓い

令和元年には元旦が無かったから
新元号に変わってから初めての正月

今年は、自分の人生にとって
岐路に立つこととなる新鮮な年になりそうだ

毎年起てている新年の「誓い」も
今年は新年の「願い」に変わった

もう、自分のための人生はそろそろ終わりにして
人の為に生きてみようと思う

今まで、公務員として消防人として
住民のため、安心安全のためとは言いながら
自分の職業としての責任と生活のため
もっとカッコよく言えば
消防人としてのプライドのために仕事をしてきただけで
結局はなんだかんだ言っても自分のためだったような気がする

一区切りの年に、何も区切りをつけないのは
自分の生き方に、最後は疑問を持ってしまうような気がするし
新鮮な空気を吸いながら、消防しか知らない自分が
どれだけ社会で通用する人間なのか・・・もしくは通用しないのか
消防以外の社会の喧騒に包まれてみたいと思う

新年の願いは
息子と娘、母と嫁、義理の父母、関わってくれる全ての人の幸福であり
去っていく消防の組織としての力強い繁栄だ

それと
自分のために生きてきた自分の周りの人達に対する恩返し
そろそろ始めないと間に合わない
今年がその1年目にしようと思う

2020 令和2年  俺、再出発します











2019年12月27日金曜日

仕事納め

消防には本来、仕事納めも始めも ない
1日24時間1年365日、そこに人の生活がある限り
消防は働き続ける・・・・永久に

なんてカッコいい事言ってるけど
それは隔日勤務者の話で日勤者は9連休
俗に言う 大型連休だ

紅白見て、ニューイヤァー駅伝見て初詣に行き
箱根駅伝を見て、日頃の疲れを癒して
ユックリ過ごし、なんとなく正月3が日が過ぎていく

という年末年始を42年間過ごしたことがない

大晦日は神社の清掃と128段ある階段の除雪
夜中中、来るか来ないか判らない参拝者を迎える態勢を整え
2日には組合消防の先陣を切って鹿部の消防出初式だ

なんだか普段の休日よりも忙しいけど
日頃、「仕事の方が忙しくて」と、言い訳をしながら
自治会の仕事を外してもらってるし
こんな時ぐらいはご奉仕しなきゃ と思っておりますので
嫌だとか面倒だとか、なんで俺だけがとか
そんなこと一度も思ったことなんかあったかは思い浮かばなかったりします

そんなことで今日は仕事納めという、業務上の単なるケジメに過ぎないけど
今日ぐらいは一年間を振り返って来年に繋げる準備をしたい
そして最後に一年間お世話になった
俺の唯一の戦闘ツールを、感謝を込めてピカピカに磨き上げる

「一年間ありがとう」


今年は
訓練以外で被ることはなかった

それだけ管内で大きな災害が無かった
ということだ

この先ずっと
俺がこの戦闘具を身に付けて
現場に向かうことが無いように
平和な街であって欲しい





連休中でも、指令室との連絡はいつでも取れる態勢は執っている

還暦だろうと定年の年だろうと在職中は
必要ならいつでも最前線に起つ準備は出来ている

最後まで消防士でいたい
その思いだけは、絶対に誰にも負けない

I am a fireman!!







2019年12月26日木曜日

歳末特別警戒実施中

消防には、一年を通して特別な日が3回ある

と  俺は思っている

それは
一つ目は「春の火災予防運動」
   全国は3月だけど、春遅い北海道は4月の20日~30日だ

そして
二つ目は「秋の火災予防運動」
これもまた、全国は11月だけど冬が早い北海道は10月15日~31日

最後の三つ目は
12月いっぱい実施する「歳末特別警戒」だ

この三つの特別な日は、何故特別かと言うと
常備消防とは別に非常備の人達
所謂、消防団の方々も一緒になって火災予防を啓発し警戒を強化する
団幹部になると、本職の仕事に穴を空けてまで
団の活動に時間を割いてくれる方々が沢山いるし
せっかくの休日に、家族と別行動で団の行事に参加してくれる人や
仕事が終ってから駆けつけてくれる人達が殆どだ

常備消防だけではチカラ不足だし人員不足だしPR不足だ
一年間のうち、この数日間だけは
消防団の皆さんの力添えをいただきながら
大々的に火災予防運動を展開していく・・・・みたいな

歳末特別警戒に関しては
特別警戒と銘打ってるからには
通常の警戒とは全く別次元の警戒をするということだ
火災多発期でもあり、年末の慌しさと新しい年を迎える歓びで
人災である火災が最も発生しやすいこの時期に警戒態勢を強化する
これもまた、消防団の皆さんの力を借りることになる
しかも、クリスマスの夜にだ

そんな消防にとって特別な日に
職員が有給休暇を取っていいと思うか?
税金で飯喰ってる公務員である消防職員が
消防を本職としている俺たちが
地域愛だけで活動してくれる消防団が
家族団欒や子供と触れ合う時間を割いて
活動してくれているのに

そんな時に
消防職員が有休とるかぁ?  ふつう
全国の消防本部はどうか知らんけど
俺は違うと思うぞ  絶対に違うと思うぞ

有給休暇の時季指定権を振りかざそうが
理由が何であろうが
消防のこの三つの行事は毎年同じ日程で変わることは無い
そんな時に家族旅行だ? もう航空券とっちゃいましただ?
ホテル予約しちゃいましただ?
挙句の果てには、「理由を言う必要はないですが敢えて言うなら私事です」 だと?
ふざけんなや!!

消防団も出て来てるんだぞ?
俺たちは職員だぞ?
特別警戒中なんだぞ?

こっちにだって 時季変更権があるのを知らんか?
ここまで言っちゃうとアウトかな(-_-;)

なんで敢えてそんな日を選ぶんだ?
その日じゃなきゃダメな理由はなんなんだ?

火災予防運動、特別警戒の意味を
しっかりと職員に教育してください・・・・・みたいな

そんなことを
5年前、最高責任者になったその日
管理職会議でぶちまけたことがある

当時は、勢いだけで言ってしまったかもしれないけど
考えは今も変わらない

ただ、それを職員に強要しようとは思わない
そんな意識を持ってくれる職員を育てることが
俺たち管理職の仕事の一つだと思っているから

俺たちは消防を職業としているプロ集団だ
火災が起きたときは上手に消せる
要救助者がいるときは安全に救出できる
傷病者を迅速、適切に搬送できる

当たり前だべや 職業なんだから

プロというのは、その当たり前の仕事ができる技術と知識
これだけは絶対に譲れないという職業意識と精神を持ち合わせて
はじめてプロといえるんだ・・・・と思う

もっと上手い表現したいけど・・・・・・語彙力が無い(^^ゞ

俺の職場はプロ集団であって欲しい
この先、来年も再来年もず~~~~~~~っと

今度は

お世話になる身だし<(_ _)>


歳末特別警戒
いい響きだ 好きだなぁこの言葉

管内に住む人たちが安心して安全な年を迎えられますように
消防は今日も歳末特別警戒を実施中です


2019年12月20日金曜日

COO


消防にはよく、幼稚園児や小学生がけっこうな割合でやってくる
社会科教育の一環だったり、見学だったり、勤労感謝だったり
住民の方々が消防を見に来るという事は
それなりに理由がある
「単純に消防が見たい」
ただそれだけの理由だとしても
消防という職業や職場に興味を持ってくれたのなら
それだけで、火災予防的な観点からすれば
もの凄く効果的なことだと思う

「今日、消防行って来たよ」
「へぇ~  で どうだった?」
「消防車の中はこんな風になってて
消防のカッコいいお兄ちゃんがこんな話をしてくれたよ」
「そっかぁ じゃうちも火事を出さないように気をつけなきゃね」

家に帰って、家族とこんな会話があれば
一般住宅における火災予防の啓発は一件完了だ

ここで重要なのは カッコいいお兄ちゃん ってとこだ

見学に来る方々の対応は、比較的若い職員の中から
イケメンを厳選したり、女性職員が対応することで
消防のイメージアップと火災予防の二兎を追っている

俺たちのようなオッサンが幼稚園児の前で
「消防とは・・・、火災を起こさないためには・・・」
なぁ~んて ゴッツイ顔で話をしたところで
所詮、家に帰って話すことは

「今日、消防行って来たよ」
「へぇ~  で どうだった?」
「なんか偉そうな人が出てきて、お話してたよ」
「そっかぁ 楽しかった?」
「うん」・・・・おわり

イメージダウンさせるだけで
火災予防にはまったく結びつかない・・・・(T_T)
それどころか、お話してたよ  という時点で
既に、話の内容は記憶には残っていないんだと思われ・・・・残念

でも
最近の若い職員は、そこんところはちゃんと押さえていて
とても上手に、対応してくれているんだけど
ただ一点だけ、俺が引っ掛かる点がある

それは
庁舎内を順番に見学して回り、俺の部屋に徐々に近づいてくるのは
気配とざわつきで判るんで

「おっ!? 次は俺の部屋だな!?」

今日は幼稚園児かな? 小学校? 何年生かな?
といろいろ勘ぐり、TPOに合わせて笑顔を作り
ドアの前で待っている

そこで、職員が俺を紹介するわけだけど
「はい、ここは消防で一番偉い人の部屋です」
こ~んな紹介をするわけだ

チョッと待てよ?
確かに、子供には判り易いかもしれないけど
俺は、偉いわけでもないし、まして一番でもない
なんか、うさん臭くないか?
俺の職場には、俺なんかより偉い奴がワンサカいる

仮に、「偉い人」の定義を
役職や地位に関係なく、
考え方や姿勢、努力や行動で他に影響を与えることが出来る人  

だとすれば
まともな人間だと表面上は見せかけてはいるが
実はロクな考えを持っていない俺は該当しないかもしれない(^^

逆に、若い職員や中堅から俺は影響を受けているし
「こいつ偉いなぁ~」って思わせる職員が
残念ながら全員ではないが数名いる

そこで、なんか上手く俺のことを説明できる名称がないか考えたところ
これだ!!  というのがあった
CEOが管理者だとすれば
俺は執行責任者ってことでCOOだ!!

よし、今度からCOOということにしよう

んなわけないか()

あれこれ考えた結果
俺という個人を紹介するわけでもないし
署長と違って役職名を言ったところでピンとこない
立場を判ってもらえば良いんだから、とりあえず
最高責任者
ということで落ち着いた

責任者と言うのは、その部署や場面でいろいろいるけれど
組織の中で、負わなければならない任務や義務が
一番重いことには間違いないし、
そういう意味では最高が付いてもおかしくない

不評なら、また考え直せば良いっかぁ   みたいな事で
今は小学生以下には「最高責任者」
ということで紹介してもらっている

そして、俺は笑顔で元気に「おはよう」or「こんにちは」
と大きな挨拶をして
「今日は消防のことたくさん覚えて行って下さい」
そして最後には必ずこんなことを言う

「大きくなったら消防団に入ってねぇ~」
と努めて明るくお願いする

んで
あとから職員に怒られる
「職員じゃなくて、なんで団なんですか?」

「他人に言われなくても、消防士になりたい奴はなるべや」

でも、団は違う

「自分のなりたい職業とは別に、
        助け合いの精神だけで入ってくれるんだで?   
                 俺もお前も出来なかったよな・・・・凄くね?」 

まあぁ~そう言われれば・・・・・解るような気はしますけど・・・    

みたいな

ちゃんとわがれや!!







2019年12月19日木曜日

100キロマラソン!!?

なんと、凄いニュースが飛び込んできた
来年、新たな100キロマラソンが北海道で開催されるらしい

羊蹄山麓100キロウルトラマラソン

しかも、予定とか計画とかの段階ではなく
ほぼ確定というような内容だ

今年の後半はマラソンに眼が向いてなかったんで
ランネットを見ることもなくて、気が付かなかったけど
今年10月にはテストランをする予定だったらしい
                             
残念!羊蹄山100Kウルトラのテストイベント中止

ルスツなら日帰りできるし、旅費も宿泊費もサロマに比べたら
天道さんと番頭さんだ

確か俺は
サロマは引退するけど、100キロを引退するとは宣言していない
まぁ宣言したところで、「なしたってよ?」って感じだけど

還暦を迎えて新たな100キロを第1回目から出場できるなんて
ワクワク以外のなにものでもない感情が沸々と湧きあがってくる

羊蹄山麓100キロウルトラマラソン

絶対に出場して、絶対に完走してやる
山も走るし、野も走る、

そして、いずれ俺は砂漠の一粒の砂となって

地球に還る

その為に、今日からダイエットを始める!!

いや、明日からかな?

何回目のダイエットだ?

とりあえず扁桃腺の腫れから治そう・・・・

話はそれからだ








2019年12月15日日曜日

蘇るアドレナリン

トレイルラン カムイシリ

楽しいことと、苦しいことが同時に起きると
苦しいことは忘れてしまい
楽しかった事だけが蘇ってくる

そんな都合のいい海馬と大脳皮質を備えている俺にとって
ウルトラマラソンやトレイルランっていうのは
絶好のスポーツだ

そんな俺の脳を刺激する動画が届いた
ゲッパの方なのに
意外と映ってたりする・・・・・しかも  どアップで!!

来年のために、冬もトレーニングを重ね
またエントリーしてください   

という、主催者の思惑が見え隠れするどころか
モロに見える企画ではあるけれど

それにガッツリはまっちゃってる俺みたいなランナーが
日本中に沢山いるはずだ

来年は、どんな職場で何をしているかは未定だけど
これからは、仕事最優先からチョットだけ外れて
健康最優先で行きたい

人生100年だけど
走れるのは、せいぜいあと10~15年ぐらいだ

主催者関係者の方々にはご迷惑をおかけしますが
最終ランナーでもゴールはゴール
見える景色は同じなはずだ

「あのヨボヨボじじぃ いつまで参加するつもりだ?
と、若いランナーから後ろ指を刺されてみたい

それが今の俺の夢だ
アドレナリンは残さず全て使い切ってやるぜ!!