この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2016年4月6日水曜日

平成28年度

新たな年度がスタートしました。
個人的には就任2年目を迎え、真価が問われる年です。

3月31日には3名の先輩たちが退職していきました。
まさか、自分が先輩に退職辞令を渡すなんて想像すらできず
一人、また一人と
自分たちを育ててくれた先輩が職場を去っていく寂しさや心細さは
年々強くなっていくような気がします。

そして、次の日4月1日には
6名の新採用職員へ任用辞令の交付
昇任、昇格、異動辞令も合わせて
約80枚の辞令を一人ひとりに「よろしくお願いします」と
声をかけて手渡しました。

先ずは、6名の新人職員へ
一緒に災害へ立ち向かう仲間となったことへの歓迎と
消防職員として、心に刻んで欲しいこととして

「任務と責任を背負った一人の公務員なんだぞ!!」ということ。

消防という職場で、自分の持っている力や可能性をガッツリ発揮して
消防という職業を選んだ自分を磨いていけ。

みたいな、上司というより一人の先輩としてのメッセージを贈りました。


そして、異動、昇任、昇格の職員には・・・・

異動に対する不満、腹立たしさ、情けなさ
いろんな感情が絡んで
なまらテンション下がってるくせに
いい歳こいて、玄関にバッグを放り投げて

「やってらんねぇ・・・消防 辞めるがな!!?」と

自暴自棄になり
機嫌が悪いことに気付いてほしくて
赤ん坊のようにグズッてる俺に

「これでも読みやがれ!!  バガ!!」

おっカちゃんが、床に投げつけていった一冊の本

置かれた場所で咲きなさい(渡辺和子 著)

この中の一説を使わせてもらいました。


更に、
今、この時期に種を蒔かなければ、来年に花は咲かない
どんな花を咲かせ、どんな実を成らせるか
今日が、その第1歩だと伝えました。

そして、管理職や上司、先輩に当たる職員には
若い職員に対して

「希望を叶えるための一歩踏み出す勇気と、不安を打ち消すための、事前準備の大切さ」を
教えてあげてください。とお願いしました。


毎年、4月1日に繰り返される俺の職員への訓示は

その全てが
自分への問い掛けと、自分へのメッセージです。

お前は、それができてるいるか?

お前のつま先は、夢の方向を向いているか?

また1年頑張ってみれや

フレー    フレー     俺 







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