この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2019年5月3日金曜日

10連休前の一仕事


いや  二つ仕事があった

4月の23は「北斗市防火安全協会」の総会とその後の懇親会
他の街では、「危険物安全協会」という名称になっていると思うけど
北斗市は、危険物施設に限らず、広く一般の事業所も加盟対象としているので
「防火安全協会」という名称になっている

自分とこの事業所からは絶対に火災を出さないこと
そして、地域の防火防災意識の啓発や普及活動に関してもその事業所が
大きな役割を果たすことを目的としているのは同じです

俺と署長は一応、協会の顧問ということになっているので
懇親会の時は市長や会長なんかと同じ上座
という場所に座らされてしまう・・・

でも、なんだか居心地が悪いんで、乾杯の後は
取り敢えずお膳の料理を2~3分でパパッと がっついてから
お酒を注がれる前に、なるべく早目に席を起って
会員さんのとこに行くようにしている

日頃の消防行政に対するご理解とご協力に感謝していることを伝えながら
世間話や最近の災害、今後の消防の予定なんかを話しながら
なるべく全ての席にお酌に行くんだけど
今年の話題は何と言っても・・・・・・・過積載((+_+))  m(__)m

会員さんといっても、殆どが社長さんや部長さん
中には運送業の方々もたくさんいるので
俺と署長は、ほぼ全ての席で今回の件に至った経緯の説明
そして、お騒がせしていることの謝罪をして廻ったので
2時間という時は、あっという間に過ぎてしまった

事業所の上役さんたちと個人的にお酒の席に同席することは
まず無い
これは、消防関係の業者とは絶対に「呑みニケーション」はしないのと同じで
疑われるような行動はご法度だ

俺ぐらいの年齢になると高校の同級生なんかでも
管内に社長や部長が数名いるけど
そこは、お互い意識して絶対に誘わないようにしている
これはお互いのための暗黙のルールだ

でも、このような個人ではなく外郭団体としての席に呼ばれて
お酒の力を少しだけ借りて、事業所の方々と話すことは
結構貴重な時間でもあるので大切にしたいと思っている

俺や署長が、社長に直接火災予防を訴えることができるのは
この機会以外にはないし、公務員ボケしている頭には
民間企業の現状を聞けるのも刺激的で
今後の消防に役立つ情報の宝庫だったりもする

そして、明けて24日は札幌へ出張
全消会北海道支部の役員会と、これまた夜の意見交換会と続く
前日の民間企業の方々との宴席とは違って
道内消防本部の方々との、所謂 身内同士の意見交換会だ

これもまた貴重な時間でもある
内部事情を隠すこともなく、ブッチャけた話が聞ける
過去4回、今回で5回目
平成最後の、そして俺にとっても最後の全消会北海道支部の意見交換会だ

この場で自分とこの問題を解決できるヒントを得られたことも多々あるし
他の消防本部の参考となる話が、あちらこちらのテーブルで話し合われている
まさに正真正銘の意見交換会だ
だからと言って 固い雰囲気でもなく、和やかに進行していく
これは、札幌消防局の事務局の方々による
細やかな心遣いなんだろうと思うけど
本当に毎回、感謝しています

そんな中
突然、根室の消防長から話しかけられて
この日が初対面ではあったけれど、どことなくお互い旧知の仲
的な感じがあって
「ブログ 見てますよ」

うわぁ~ 嬉しいような、恥ずかしいような、照れるような・・・・・
頭の中を超高速で回転させ、過去の内容を振り返り
「以前、根室の話題を書いたことがあったかなぁ??
       もし、不味いこと書いてたら謝んなきゃ・・・」

でも、根室の消防長さん とっても朗らかな方で
「毎回、更新されるの楽しみにしてるんですよ」と言ってくださり
社交辞令にしても、良いことだけはストレートに受け入れてしまう
都合の良い頭脳を持ち合わせている俺は嬉しくなっちまって

「写メ撮ろう 写メ   これブログ載せていい?」

と、はしゃいでしまう醜態を晒してしまったわけであるが


これが そん時の写メ

完全に俺
オダッテます  はい ( ^)o(^ )






と同時に、今までもそうだけど
日記のような、消防的には何の役にも立たないブログとはいえ
自分で勝手に情報を発信しているわけだから
内容には滅茶苦茶気を使わなければならないし
読んでくれている人がいるんだという責任を
より一層強くしました

そんな楽しい時間も終わり翌日は
「全道消防職員意見発表大会」だ
北斗消防署の若い職員が道西地区の代表に選ばれ
トップバッターとして見事な発表をしてくれた
俺が言うのもおこがましいけど
彼は、発表の度に表現力や声の出し方が上達していったし
自信に満ち溢れたその姿勢は、見ていて頼もしかった

当然、緊張はしていただろうし
ここで緊張しなかったら、何処で緊張すんのよ?
っていうぐらいドキドキだったと思うけど

何を隠そう、彼以上に緊張していたんは・・・・・ この俺だったりして(´▽`)

結果は、残念ながら最優秀には届かなかったけれど
彼の「やり切った」という満足感に満ちた笑顔には
最初の頃の不安そうな表情は微塵も無い











会場を後にした彼から
「今回、貴重な経験をすることが出来ました、ありがとうございました」
というLINEが入っていた

いやいや
貴重な時間を一緒に過ごせたことに感謝したいのはこっちの方です
昨年の9月頃から原稿に取り組み、本当に長期間にわたり
お疲れ様でした

俺もLINEを返しました

「貴重な経験をしたことを、今後に活かせるのは、
活かそうとする強い意識があればこそです。これからもがんばれ」

まぁ~ 自分出たこともないくせに
いっちょ前なことだけは言うんだわ・・・・俺って

送信を押してから
少し後悔しました

俺に言われなくても
彼らは既に前を向いているんだよな

俺の方を見て
最高の笑顔を見せてくれたことが何よりの証拠だ
自慢の職員です


だがしかし
この大会について一言 物申したいことがある
会場の観客が  ワヤ 少ない
道西地区の発表会の方が明らかに観客は多かった
せっかく一生懸命練習して全道大会に駒を進め
大きな会場で発表してくれているのに空席が目立つ

あの人数は、発表者に失礼だ
ジュリーなら怒って帰ってるわ

最低でも全道消防本部の代表一名は
自分とこの職員が出場しなくても席に着いて
これからの北海道の消防を変えていく若い職員の
考えを傾聴するべきだ・・・・・と俺は思う

意見発表は午前で、総会が午後ということも
聞く人が少ない一因なのかもしれない

来年の役員会で言おうかな?

あっ 来年 俺  いないんだ・・・・残念









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