この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2019年7月25日木曜日

さすが吉本興業 おもろいねぇ


吉本興業のことがマスコミを賑わしてますねぇ
反社会的勢力との闇営業問題は何処かに消え去り
一事業所の内部の揉め事が面白おかしく取り上げられて
さすが天下のお笑い興行   よしもと
これは、すべてネタなんでしょうね()

芸人の誰かがSNSで発言すれば
ゲストコメンテーターがそれに自分なりの考えを喋り捲り
更に司会者と解説者が、これまた自分なりの考えを被せていく
世の中の事件事故に対して自分達の足で取材して得た事実に関して
専門化がいろいろなコメントを発信することは意義のあることだとは思うけど

SNSの内容に、あんた達の根拠と責任の無いコメントなんて要らないわ
そんなテレビ番組は うんざりだ
黙って、お互いの記者会見を延々と垂れ流ししていた方が
よっぽどエンターテイメントだ

いろんな柵やスポンサーがある民放は仕方ないにしても
受信料払ってるNHKまでもが・・・・(-.-)

そんな渦中の吉本興業での ファミリー発言に
俺も少しは反応してみようと思う(笑)

結局のところ俺も、一連の吉本興業のネタに反応しちゃう
アホで平和な日本人の一人ってことだな(爆)

これは、様々な組織の上層部にいる人たちに対する
よしもと からのメッセージなんだと思うし
組織を職員を部下をファミリーだと思って接していますか?
という全国民に向けての問い掛けなんだと思っている・・・・・・俺はね(^^

俺は消防という職場を
若い時も、中堅のときも、そして今も
ファミリーだなんて思ったことは一度も無い

同僚、部下に何かあったとき
自分の命と引き換えにしてでも助けることが出来るか?といったら
俺には、できない

毎日のように、職員一人一人の幸せを願い
災いが降りかからないように願っているかというと
そんなことも無い

一切の見返りを求めず
ただただ家族に注ぐように、無償の愛情を職員にかけることは
俺には、できない

組織とは、特に消防のようなチームで活動する職場には
One for all, All for one 一人はみんなのために、みんなは一人のために
こんな気持ちが大事だとよく言われる

家族なら解る
父親である俺の行動は、全て家族全員のためでもあるし
妻も子供たちも何かあったときにはお互い家族のために団結する

でも、職場、特に消防という職業に関して
俺はそうは思っていない

一人はみんなのために・・・・これはあると思うし
一人一人の努力と成果が結集してこそのチームワークだと思っている

しかし
他のみんなは一人の隊員のためには動かない・・・・動いてはいけない
そんなことをしていたら要救助者は助けられない

具体的には
一人の隊員のせいで発生したアクシデントを
フォローするために他のみんなが動くことになる
ということだ
決して、その隊員のために動くのではない
その隊員のせいで、その隊員の分、みんなが動くことになるんだ

何故なら
俺たちは、消防の目的を達成するために
一人一人が重要な役割を持っているからであり   
万が一、チームの一人でもその重要な役割を果たせなかった時
チームの皆は、その隊員のためにではなく
消防の任務を達成するという大きな目的のために動くんだ

俺から言わせれば
One for all, All for one 一人はみんなのために、みんなは一人のために
ではなく
One for all, All for Goal 一人はみんなのために、みんなは任務達成のために
と、こんな感じだ

だからこそ
チーム内の誰かは、必ず失敗することを想定し
その時は他の隊員が全力でフォローできるように事前に体験し準備しておく
それを消防では 訓練 というんだ

消防という職場に必要なマインドは
ミスは必ずいつか誰かが起こす 自分かもしれない
だから、決してミスを責めることはしてはいけない
そいつがミスを起こすまで、今まで誰も気付いてやれなかったことを全員が反省する
     ↓
そして
ミスが発生した

その時   どう動く

これを考えておくこと

ファミリーだなんて気安く発する言葉ではない
俺は親でもないし、職員は子供でもない

それぞれが
消防としての重要な役割がある
大人のプロ集団だ





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