この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2018年2月9日金曜日

役立たずな上司

消防職員意見発表会、当日
その職員は、それまで何度と無く原稿を書き直し
みんなの前で発表の練習をし

あ~でもない こ~でもない 
そこは、こうした方がいい
この部分はもっと強く
ここは、語り掛けるように・・・・
強弱を付けて・・・etc

いろんな意見を全て受け入れ
自分の中で整理し、完成させて、大会に挑んだ


消防職員に限らず、これからの時代を担う若い人達には
様々な意見に耳を傾けることが出来る
広い視野に立って物事を捉え、考えることができる
そして
それを、自分の考えとして責任を持って
相手に的確に伝えることが出来る

が、必要になってくるし、それが求められている

更に、職場を代表して出場するからには
出場者本人に、「次はお前が出ろ!」と命令して
あとは、「頑張れ」で放っておくわけにはいかない

その大会で発表される内容、提案、意見は
そのまま、その消防本部の責任あるの者が認めた
消防本部としての内容であり、考え方である

と、俺は思っている

決して、一職員の意見だから 職場は無関係
なんてことは、無い

だからこそ、出場する職員には全面的に協力し
自信を持って送り出す

当然、当日は
会場の一番目に着きやすい席を陣取り
笑顔で緊張をほぐしてやり
「よし、いいぞ、その調子だ」みたいな顔をしながら
無言の応援メッセージを送り続ける

そして、無事終わったときには
人一倍、でかい拍手で出場者を称える
それが、この日の上司の役目だ

と、俺は思っている

だが   しかし
その大勝負の日に、応援に来ない上司がいた
しかも、審査委員長のくせに欠席だと
なんてこった
ふざけんじゃねぇ  って話だ

そんな 役に立たない上司なんて 必要ない!
ろぐなもんじゃねぇ
そったらヤツ  それでも上司が!?
消防、辞めちまえ    死んでまえ     バガヤローがぁ・・・・


大会の結果が
熱でうなされている俺のLINEに入ったのは 午後3時過ぎ

見事、最優秀賞を獲得したとのことでした

よくやった、良く頑張った
よく俺がいなくても緊張しないで出来た エライ!!

と、思っているのは俺だけで・・・・(>_<)

全ては、本人の努力の結果です


役立たずな上司は
再び、ベッドの上で深い眠りに落ちていきました 

とさ


北海道大会には、何があっても 駆けつけて
人一倍大きな拍手してやっからな

一緒に ピョンチャン目指そうぜ