この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2016年12月31日土曜日

さよなら2016

1年には、2度
自分が歩んできた1年間を振り返る日がある

12月31日と3月31日

そして自分が、これから歩もうとしている一年を
心に刻む日がある

1月1日と4月1日

2年前の元旦
目標を起て、自分のするべき役目を固めたあの日
その為に1年かけて準備してきた決意は

その年の3月31に、見事に打ち砕かれた

炎と闘う俺の武器は、管鎗からボールペンに変わり
炎に勝つために、俺が指示を伝える武器は、メガホンからマイクに代わった
そして、その闘う現場は
闘うステージは
それ自体が、変わった

あの年、何の準備もない俺に
突然やってきた、大きな迷路の入口

俺の決意は、僅か3ヶ月で激変せざるを得なかった

あれから2年

「置かれた場所で、咲いてみせるさ」

それだけを頭のてっぺんに置いて
2年前の4月1日、俺は迷路に突入した

今年
2回目の迷路は
抜け出すのに、さほど迷うことはなかった
最初の時ほど、同じ道を戻ることも少なかった

俺には5回チャンスが巡ってくる

3年目の来年は
もう少しゆっくりと周りを見渡してみようと思う
じっくりと自分の周りの景色を観察し
何が見えていて、何が見えていないのかを確かめながら
変化していく景色を、自分が変えられるか、変えるべきか
流れに乗るか、流れを作るか
選択肢は2つではない

トラック5週は、同じスピードでは走れない
全力疾走すればラストはバテバテ
ゴールだけを目指しても、周回が意味をなさない

1周目は自分の調子を確かめながら
2週目は自分の位置を確かめながら
3週目は勝ちに行くための準備をし徐々に加速
4週目に勝負を懸ける
ラスト1週は全力で逃げ切ってやる
そして
ゴールは駆け抜けていき
どこまでも走って、そのまま競技場を後にしたい

闘うステージ、戦う武器は変わっても

俺がやっつけなければならない相手は  炎 だ

変わりはしない

「火を消して、水を操り、男成り、消防魂、ここにあり」

再認識しなければならないことを
2016は教えてくれた

2016という年は二度と戻ってこない
そう思うと、なんだかこの一年間がとても愛おしい
名残惜しくもあり、無事に過ぎた安堵感もあり

さよなら

 ありがとう  2016年

上手くいかないことも
沢山あったけど

後悔と
     やり残したことは

                 ひとつも    

ない





2016年12月26日月曜日

札幌ホワイトイルミネーション

北海道の公共交通が麻痺していた、この3連休

金曜日は、セッセセッセと年賀状をプリントアウト
遠くに住む親戚だとか、消大の同期だとか
東消のお世話になった先輩へ、心を込めて   プリントアウト(^・^)

せめて宛名書きくらいは自筆で
と思っていたけれど、JP泣かせのミミズが這ってる俺の筆跡じゃ
せっかくの年賀状が届かないと困るし・・・

と言うことで
心を込めて   プリントアウト(^^ゞ

頑張った甲斐あって  1時間で完成

次の日の早朝
前夜の宅飲みが効き過ぎて
10時間睡眠の末、6時には目覚めちまった


俺   「あぁれぇ~ 天気 イイっけや?・・」

毒   「えぇ? 雪降ってないの?」

俺   「早ぐ 起きて まんま喰うべし!!」

毒   「なんで? なんも用事ないもの・・ゆっくり寝てればいっしょや~」

俺   「バガこの!! こったらにいい天気寝でられるってな?」
      「札幌さ 行ぐべ  大通りさ イルミネーション見に行ぐべ」

毒   「いいねぇ  じゃ オニギリ作るから 車で食べよう?」

俺   「んだな   早ぐせ!!」

毒   「やぁ~今起きたばっかりで  ○▽□※#%」

ものの30秒も掛からず 即決

迅速な判断や決定は難しいが
遅すぎる判断と決定は組織を腐敗に導く
決断の間違いに気がついたら
迅速に方針変更する勇気を持つこと
初志貫徹の美学とは、自分の判断と決定が
常に正しいか?と問い続けた結果がもたらすもの

という持論を遂行した!(^^)!

綺麗だぁ






























 




















札幌の冬がキラキラと輝く夜

昨日  降り積もった真っ白な雪が

幻想的な時をゆっくりと刻んでいく

若いカップルが手を繋いで歩く  夜の大通公園

転ばないように、毒が俺の左腕にしがみついてくる

「お前   イルミネーションよりも眩しく輝いているよ」

と  そっと呟く・・・・

こんな、なんでもない時間を大切にしたい


毒   「あぁ なんだか寒いし     もうイイわ   ラーメンと焼き鳥   食べに行こう!!」


はぁぁぁぁ?

俺が、こんなロマンチックな気分に浸ってるというのに

食い気 の方が先に立つんかい?

しかも   ラーメンと焼き鳥 って 喰う物も決まってるんかい!?


お前    やっぱり

       

               だな



次の日の帰り道

羊蹄は いつもと変わらず

堂々と男らしかった



メリー クリスマス





2016年12月21日水曜日

聖なる一週間

12月には
俺にとって「聖なる一週間」 がある

それは
聖なる妻の誕生日と
聖なる愚息、長男の誕生日が続く一週間

神をも恐れぬ 我が妻と
神頼みばっかりしている 我が息子

どちらも俺にとっては 聖なる存在だ

そんな聖なる夜に
行って来ました
そして、吐くほど腹いっぱいに喰ってきました

函館にある
ピッツェリアアモリーノ

贈られてきた割引券を抱きしめて

ピザの食べ放題コース

なんぼでも喰ってやるぜぇ!!





こんな感じのピザを
二人で4枚 8種類のピザを腹に入れた

他にはサラダにドリンク、パスタにスープも喰った

ピザは出てくるのが 超早い
でもちゃんとピザ窯で、1枚1枚ちゃんと焼いてました。
俺・・・・確認済みです




仕上げには、このデザート

3個まで自由に取ってOK

でも
この時点で、俺たち二人はもう・・・限界

それでも・・・・・とりあえず   喰う

所謂    ほいど  ってやつ



もう~自分の身体が
全て胃で出来てるんじゃないかと思えるぐらいに腹が膨らんで

ベルトを緩めたまま車に乗り込んだはいいが
オッカちゃんのジムニーで来たもんだから
運転席が狭くて狭くて・・・・・(^^ゞ

帰り道     車内での会話

「ピザって、思ってたより食べれないもんだねぇ?」

「んだなぁ」

「やっぱり、粉もん は、お腹が膨らむよねぇ?」

「んだなぁ」

「イタリヤの人って だから太ってる人多いのかなぁ」

「んだなぁ」

「でも、大阪の人って たこ焼き食べてる割には、そんなに太ってないよねぇ」

「んだなぁ」

まぁ~~~~~~よく喋る  オナゴだごと

俺が、返事するのも面倒だってことに  少しは気づけや?



中略

ということで話は勝手に進み

ピザと言えばイタリア
イタリアと言えばローマ
ローマといえば聖なる道
聖なる道といえばトラピスト修道院
トラピスト修道院と言えば、我が管内

北斗市三ツ石392
正式名称を

灯台の聖母トラピスト大修道院

ということになり
自宅を通り過ぎて、トラピスト修道院まで
ライトアップされた 聖なる道を見に行ってきました

これ
全画面です

周り・・・・・真っ暗です

なんも見えません

ここを訪れる者、全てを包み込む
その雄大さと、神聖な空気

今までの俺の邪悪な行動と罪の数々を
口には出さず、許しを請うて来ました

左に起っているのは   幽霊です

いえ、幽霊のような妖怪です

いや、妖怪のような    我が妻です

おそらくこの女も
口には出さずとも
俺に対する、数々の無慈悲な行動を懺悔しているはずだ

絶対そうだ








2016年12月19日月曜日

最終回と決勝戦

いったい どっちを観たらいいんだぁ?
昨日ほど、2画面テレビが欲しいと思ったことはない

真田丸の最終回   題名が「最終回」ってのも
三谷マジックだなぁと思う

そして一方では
日本の鹿島アントラーズが王者レアル・マドリードに戦いを挑んでいた

真田幸村が家康の首を狙っていたその時間
アントラーズはロナウドに襲い掛かっていた

圧倒的な数と強さの徳川に
僅かな戦力で戦う豊臣軍

開催国枠で出場した日本のチームが
ヨーロッパチャンピオンのスター軍団に挑む

「この戦い  勝てるぞ!!」・・・・・「私も そう思う」

90分間で決着はつかなかった

大方の予想は、アントラーズのボロ負け
胸を借りるつもりで頑張る・・・
凄いチームと戦えただけでも、今後に繋がる
負けてもしょうがない  善戦すれば・・

アントラーズにそんな考えを持っている選手は誰もいなかった
監督も選手もサポーターも 「勝ち」 に行った

「望みを捨てなかった者にのみ、道は開けるのです」

幸村の戦いに対する精神が
アントラーズにのり移っていたようだ

延長戦
終わってみれば、結果は2 - 4の惨敗だった

「人の値打ちと言うのは、己が決めることではない
それは、時が決める・・・・
どんな終わり方をしても、大事なのは如何に生きたか でございます」

アントラーズの戦い
伊達政宗 上杉景勝  直江兼次 も観てたんだろうか

「見事な 戦いぶりよ     源次郎 さらばじゃ・・・・」

もう、どっちがどっちで、何がどうなってんだか
真田の赤と黒の甲冑も
鹿島の赤と黒のユニホームも 全部がダブっちゃって

俺    もうダメ  さ  
目からしょっぱい汗が   流れるわ  流れるわ   (T_T)
鳥肌が起つわ 起つわ

食堂のオッちゃんが裏切ったせいで 大阪城から火の手が上がり
豊臣の旗印 千成瓢箪を城に持ち帰ったことで
浪人兵たちは「負け戦」と勘違いしてしまう・・・・・

一方
完璧にイエローカード2枚で退場と思われたラモスに
主審はレアルマドリードというチームにカードを出すことをしなかった
主審!! ジダン にビビッタか?

ちょっとした出来事で、 戦いの流れは 簡単に変わる

「戦いの潮目が変わったことを、家康は見逃さなかった」

「戦いには風が変わる瞬間がある ロナウドはその瞬間を見逃さなかった」

それにしても 昨日という日は
なんという感動の連続だったんだろうか

今年は、「真田丸」から本当にいろんな言葉で感動を貰った

年末の、職員への訓示で使いたい言葉がいっぱいあるけど
「それって 真田丸のパクリですよね?」
って突っ込まれそうだから辞めとくけど
それほどまでに、グサリと突き刺さる言葉が盛りだくさんだった

ベスト3は

第1位
 「望みを捨てなかった者にのみ、道は開ける」
望みを捨てずに、最後の一瞬まで最善を尽くせ  ということだよなぁ
俺、諦めが早くねぇか?

そして第2位
「大事なのは如何に生きたか」
勝敗が全てではなく、それまでの道のりが最も尊ばれると言うこと
俺、結果ばかり気にしてねぇか?

第3位は
「生きたいように、生きろ」
自分の行動に責任を持って、らしさ を貫け
俺、いつも、自分へ問いかけていることだけど・・・・実現できていない

この魂の言葉

徳川の息子として生まれ
戦いの中にいる偉大すぎる父親と、
それを受け継いでいかなければならない2代目 秀忠
甘やかさず、怒り続けながらも、少しずつ少しずつ認めていった
父親としての家康   家族愛

退散する時に、「徳川に、誠の武将はおらんのかぁ」と叫ぶ幸村
それを撃とうと銃を構える自軍に
「弾は尽きた」と撃たなかった伊達政宗
自分の一番大事な家族を、敵将に預けると言う 男前な二人の関係
尽きない友情の証

家族と友情と強さと弱さ がいっぱい詰まった
久しぶりに全部感動しながら見たNHK大河だったなぁ

戦国時代
武士らしく戦場で死ぬことが、武士の誇りとされていた時代

「私は命が惜しい。 だから決して死なない。 必ずここへ戻ってくる」

それが、六文銭を握り締めて言う言葉っすか?

カッコ良すぎるよ   真田幸村

アッパレ過ぎるよ  鹿島アントラーズ

感動を   ありがとう













2016年12月18日日曜日

武勇伝

本来は、戦国時代の老兵っていうか
年老いて戦場に出なくなった武士の
若い時の手柄話なんかを言うんだと思うんだけど

消防ならとりわけ
「若い時はオメェ、俺なんか火の中に飛び込んで
何人も助け出したもんよ!!」
とか言っちゃってる
単なる、無鉄砲な命知らずで目立ちたがり屋の大迷惑な大先輩
ってとこかな?

助けたんだから  本当の話なら   手柄っていえば   手柄だけど・・・・・

まぁ 一昔前の消防は
根性と気合と体力だけで救助活動してたところがあったからなぁ

今は、そんな救助隊員はいないけどね

何度も書くけど
命懸けで人命救助活動をするけど、命知らずではない

非番の朝には、元気に家に帰って
また次の日に、元気に消防に出てきてこそ
一流の救助隊員だ

あとは、若い時に志を起てて逆境に耐え
苦労しながら頑張って、成功した人のエピソード

それが、「武勇伝」 だと思うんだけど

なんだか最近は 武勇伝 ≒ 若い時に犯した罪

若い時に、悪いことをしていたことを自慢するオッサンたちが
今の自分を自慢する時に話すことを「武勇伝」だと思ってるみたいだな

無免許でバイク乗ってた
教室抜け出して、校舎の裏でタバコを吸ってた
高校生の時には麻雀とパチンコで殆ど学校行ってない
もっと凄いのは
喧嘩上等とか、どこから来た日本語なのか解らないけど
その筋の方に知り合いがいるとか
シンナー吸ってたし、大麻も吸ったことある  とか それって自慢なの?
更に更に
あそこの店のガラスぶち壊してやった
他の族の集会に一人で木刀持って・・・・

をいをい  お前は門田紋乃丞か?   って感じ

どこまでが本当の話なのか判らないけど
本当だとしたら、普通、それって 隠さないといけない
人には知られたくない過去なんではないんですか?

「そんなことしてた俺が 今ではこんなに立派になりました」

って自慢して
今は、バカなことしてても大人になって頑張れば
みんなも立派な社会人になれるぞ・・・・・ってが?

どこまで ハンカクセ のよ?

そんな話を聞いた中高生の中には
若い時はそれぐらい ヤンチャなことしなきゃ ダメなのかな?
とか、勘違いする奴等もいるかもしれないぞ?

どうしてくれんのよ  この先の日本を?






2016年12月6日火曜日

一二〇八

ニイタカヤマノボレ一二〇八

75年前、真珠湾を攻撃する命令が打電された

その後攻撃隊が、 トネガワクダレ を受電することは無かった

日本は、自ら戦争を選んで突き進んでしまった

今はロシアのものとなってる北方領土の択捉島
そこに集結していた第1次攻撃隊はハワイへ向かった

当時の帝国軍人は
この攻撃が宣戦布告なしのルール違反による「奇襲」だと気付いていただろうか
神国日本がそんな卑怯なことをするなんて、誰も思うはずも無く
強襲であると勘違いしていたんじゃないかと・・・・

戦争に、人を殺し合うのに、ルールなんて必要ない
勝てば、それが正義だ
速攻を仕掛け、短期間に終わらせる・・・・

トラ   トラ   トラ

奇襲に違いないけど・・・・

「勝利せり」 ではなく  「成功せり」  と打ったのはそういうことか?

日本の戦争映画が大好きだった俺は
日本目線からだけのシナリオしか知らずに育った

ともすれば、太平洋戦争の日本を正当化するような偏った内容
相手国の軍人を撃って殺せばヒーローだと錯覚するような内容
男なら、闘争心に火がつきそうなナレーション、映像、音楽、思想

戦後の平和な時代に
コーラを飲んでポテトチップを喰いながら見る「戦争映画」は
何の教訓にもならず、間違った思想を持つ人間を育てる

事実を知らずに頭にインプットされる情報は
操作されていることにさえも気付かずに
ストレートに、しかもスンナリと俺の真ん中に入って来た

そんな昭和16年と平成28年では何が違うのか
新聞を見るたびに思うことは
各社全く違うことが書かれていること
新聞は新聞社の正義で書かれている

正義は、他にもあるかもしれない

とか
またまたややこしい内容になりそうなので(^^ゞ
そろそろ本題へ

その真珠湾に、安部首相が日本の総理大臣として戦後初めて訪問する

今年、オバマ大統領がアメリカ大統領として初めて
自分たちが原爆を落とした地、広島を訪れ

犠牲者に哀悼の意を示した

安部総理は真珠湾で何を話すのか
日本国の代表として過去を詫びるのか
それとも
謝罪はなく、犠牲者を慰霊するだけなのか

日本人としては、せめて
言葉に出さなくとも
文字として残さなくとも

心の中では 謝罪してきて欲しい

そして、
二度と国民と国民が殺し合うことはない  と
犠牲者に誓ってきて欲しい

真珠湾の奇襲に始まり
広島・長崎の破滅で終わった戦争

両国のトップが、やっとお互いに、その地を訪れる 「とき」 が来たという
今の恒久的な平和を、両国民は望んでいる

そして両国は
今も地球上で絶えない 国や民族や宗教の違いによる争いを

やめさせる

そんな役割と責任がある

それが 日本とアメリカだ