この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2019年6月18日火曜日

父の日 ・・・・・の自慢話

俺って
父の日に親父に何かプレゼントや
感謝の気持ちを伝えたことがあるかというと

一度もないんだ

そんなことする前に
親父は 未完成な俺を残して逝っちまった
感謝の気持ちを伝えたいと思ったのは
親父が死んで1年後くらいからだ

孝行したい時に親はなし

それ以後、ずっと後悔の念を背負って生きている

親父のことを思い出さない日は無いし
高齢の男性を見れば
親父もこんな感じになっていたのかなぁ
という眼で見てしまう・・・

ヨボヨボになった親父を見ることもなく
俺の中の親父は、陽焼けして筋肉隆々の
休むことを知らない、常にバリバリ働いている
世界一の漁師のまま
色褪せることはない

社会人になって初めての給料は
新宿ゴールデン街で殆ど使ってしまい
初めてのボーナスも
車の頭金にしてしまった

少しは何か贈れば良かったのに・・・・このバカ息子!!

そんな俺も、今では3人の子供の父親
いい父親かどうかは、チョッと置いといて
とりあえず3人とも元気な大人に成長してくれたし
父親という役目を今でも
一応は続けさせていただいておりますm(__)m

そんな子供たちからの
父の日のプレゼント・・・・・息子二人からは・・・・ないけど(笑)

息子って、なして  こう  父親に
感謝の気持ちを伝えられないんだろうねぇ??
          ・・・・・感謝して無いかもしれないけどさ(^^ゞ

おそらく、俺が死ぬまで
きっと気が付かないんだよな
時代は繰り返すってことだ
まぁ、なんも期待なんかしてないけど
俺の死後、一生後悔しやがれ!!(笑)

そんな親譲りのバカ息子より
やっぱり 可愛いのは  娘だよ
女の子は一時期離れても、結局は
またくっ付いてくれる・・・・・俺の支出も増えるけど"^_^"

そんな何歳になってもメンコイ娘からの
父の日プレゼント

ジャ~~~~ン!!

お手紙付きのプレゼント💛

なんか超有名らしいクリーム




今年も老体に鞭打ってサロマに挑戦する俺の身体を案じて
筋肉痛や疲労回復のために身体に擦り込みながら
マッサージすれば効果絶大!!
というようなフィットネス界では
凄い人気のものらしい・・・・・きっとお高いんでしょうねぇ

その数分後
またまた宅配便が到着  ピンポ~ン

あっ!? ヤバイ!!   なんかデカイ箱だ
「内緒で楽天から買ったJAOSのスプリング  来ちゃったかな?」
オッカァが仕事で居ない日に届く筈なのに・・・

と、 一気に判り易く気まずい雰囲気を醸し出す俺をよそに

「ハァ~~~~~イ」と元気に
宅配便のお兄ちゃんに対応する オッカァ

届いた箱を重そうに抱えてくるその姿をみて
「あぁ~終わった、間違いなくこりゃJAOSのスプリングだぁ・・・・」

○○ちゃんからだよ!!」

エッ!?



俺には
本当の娘じゃない、血の繋がっていない娘がもう一人いる
可愛くて、メンコくて、優しくて、思いやりがあって、笑顔が最高で・・・・・

早い話が   息子の嫁

「えぇ~!?  ○○ちゃんもくれたんだぁ  なんもいいのにねぇ」

いやいや 良くないよ
俺、欲しいよ
メチャクチャ マンモスうれぴー だよ

だってだって  本物のビールだよ?   これ

しかも 箱が
父の日バージョンだゾ

早速、写メを撮って
こんな画像を
○○ちゃんのLINEに送りました💛






二人の娘から連続で届いたプレゼント
クリームを脚に塗りながら
本物のビールで サロマの 完走前祝いをしました

親父  ゴメン
俺は父さんに、なんもしてやらなかったけど
こんなにいい父の日を過ごしております

父さんの分も    長生きするからね

二人の娘に

ありがとう






2019年6月15日土曜日

北斗市消友会

俺たちの職場には
先輩から代々受け継がれていく
伝統的な知恵と技術が欠かせない

また一方では
旧態依然としたものを振り払い
常に最新の知識と技術を習得していく必要もある

そのバランスは
どちらを優先するとか
どちらかを放棄する
というようなことでは決してない

火災戦術 然り  救助活動 然りである

若い時に先輩から教え込まれた
操法やマニュアルにはない現場で必要な
知識と技術、身を守る術というのは
思いがけない時に様々な現場で蘇り
その多くの引き出しから取り出すことがある

それを教えてくれたのが
この方々  消防OBの大御所である

一年に一回
消防職員と団員の大先輩方が
一堂に会する

北斗市消友会



その中でも このテーブルに座る6人は
タイガーマスクで言えば
虎の穴 的な存在だ・・・・・いまでもオーラが半端ない

まぁ 俺にしてみれば
「まだ元気で生きてるのかい?」 的な?
生存確認のようなものだけどね(笑)

その消友会の顧問をしている関係から
役員会と総会に出席してきました

消友会の構成はOBだけではなく
現役の消防団の幹部や職員は管理職も入っていて
要するに現職とOBとの交流会のようなものだけど
会費の中から、いろいろと消防の行事に助成してもらったりしているので
現職の俺たちにしてみれば
やっぱり いつまでたっても
頭が上がらない方々だ m(__)m

各テーブルに取り敢えずお酌をして廻り
消防の現状などを伝えながら
以前は恐れ多くて世間話などできなかった方々と
談笑に花を咲かせながら酒を酌み交わす

現役の女性消防団の分団長と立ち話をしていると
「ほくほくかわら版」 の話になり

俺・・・・「そういえば先日自衛隊のヘリに乗ったんだってが!?」
分団長・・「えぇ なんで知ってるの?」
俺・・・・「何言ってんすかぁ 毎回 facebook チェックしてますよぉ」
みたいな
団の幹部と、こんなたわいもない話ができるのも
消友会のまた良いところでもある

それにしても
女だてらに・・・・と書くと今では差別用語でセクハラなんだよね

ん~なんて表現したらいいんだろう(;´д`)
とにかくこの人、凄いアクティブな女性で
いろんなところに行って自らいろんな体験をして
レポートしてくれるスーパーウーマンだ

自衛隊のヘリコプターに搭乗し
自分たちの街をスマホで撮影してきたらしい
それがこれ  → 自衛隊ヘリ体験搭乗

それにしても今どきのスマホの画質は素晴らしいの一言に尽きる
グーグルマップで見るのと違って
動画は迫力が違うし、リアルだから
なんだか感動する

それにしても よくまぁ 乗ったもんだなぁ
俺も仕事上で2度ほど乗ったことがあるけど
自分から進んで乗ろうとは思わないなぁ

○○○○が縮み上がるし
心臓が胃の辺りまで落ちるような感覚で
ハッキリ言って・・・ビビる

もし若い時に
北海道防災航空隊への派遣の話が来てたら
絶対に断ってただろうなぁ
憧れと現実の違いは体験してみて解るけど
俺には無理だ
俺が今できる人命救助は
救助隊員達の環境をベストなものに整備することだ

人それぞれ、与えらえた使命がある
空飛ぶ消防士
空から国を守る自衛官
それを伝えるレポーターの空飛ぶ分団長

俺も空回りしないように頑張ろう~~~っと



おあとがよろしいようで
チャンカチャンカ チャンカチャンカ チャン





2019年6月12日水曜日

松前矢越道立自然公園「矢越海岸」

やっぱり俺の中では
ここの海岸が一番だな
おそらく、ここ以上の感動を覚えるとしたら
グレートバリヤリーフに行くしかないな

矢越海岸  最高だ!!












福島も知内も
もっともっとこの自然をPRして
クルーズが盛んになればいいね

感動以上の 魂の震えが
ここにはある

松前矢越道立自然公園
いつまでも このままで





2019年6月8日土曜日

海へ 山へ 福岡へ


天気が良くても波が高かったり
風が強かったりするし
逆に、波が小さく、風が穏やかでも
雨が降っていたり
そんな土曜日や日曜日が続き
なかなか大好きなカヤックに乗れないで
フラストレーションが重積している今日この頃

中途半端に高価なロッドとリールを揃え
一端のアングラーには見えるものの
未だ、狙ったブリは掛かった例はないが

それでもやっぱり海が好き




大好きな車に大好きな艇を乗せ

海へ







釣れても釣れなくても
とにかく、プカプカ浮かんでいたい

風に流され、潮に運ばれ

ゆったりと時が流れ

立待岬の沖へ





このまま、どこか遠くに行っちまおうか?
現実逃避の誘惑に負けそうになったり
でも、現実逃避するほど俺の人生辛いわけでもないよな?
と、60年を振り返ってみたり

来年の今頃は、どこで何をやってるんだろう
と真剣に考えて
でも、来年のことより今はどうなのよ?
って自問自答してみたり

波にゆらゆら揺られていると
答えのない疑問が次から次へと空から降ってくる

そんな時間が、とてつもなく貴重なひと時だと
俺は気付けるようになった
歳をとった証拠だな・・・・ジジィの発想だ

そして
海があれば山もある
オッカぁと二人なら
熊が怖くて山奥には入れないド素人な山ガール&山ボーイ

しかも
不安全行動が得意な女を連れていくには
それ相応の装備も必要になる

というわけで 
「北斗市自然に親しむ会」主催の登山会があったので
直ぐに参加を決め5月の最終土曜日
毛無山に登ってきた

ベテランの登山者と一緒で迷うことなく安心だし
何と言っても100人くらいの大勢で入れば
熊だって出てこない
天気も良かったし、凄い楽しかった

膝を壊しているオッカちゃんの体力を気にしながら
他の参加者に迷惑かけないように
しんがりを務めながら自然を堪能してきた

海も良いけど、山もまた最高だなぁ

マイナスイオンを
たっぷり浴びて

心身ともに
リフレッシュ





檜沢の滝







大野川にかかる吊り橋
檜沢橋

流石のオッカァも
腰が引けてます(笑)




大石の沼

こんな山の中腹に沼があるなんて・・・・神秘的やなぁ





遥か向こうに
北斗市最高峰「二股岳」

34年前に
やはりこの登山会に参加し登ったけど




今は林道が崩壊して登山はできないようだ
人間が近づかないと熊にとっては格好の棲家となるわけで
もう二度と訪れることはないだろうな、そんな怖い山
でも、一度だけど登っておいて良かった(*^^)v


そして毛無山 山頂

なんだか眠そうな俺
体力の衰えは  隠せない





海、山と自然を相手に遊んだ後は仕事だ
しかも九州は福岡市博多への出張
函館空港発の飛行機が予定時間より30分以上も遅れ
羽田の乗り継ぎに間に合わず次の便に
更にその福岡行きも遅れるという
いったい何なのよ? 羽田空港混雑してるって なしてよ?

なにぃ~ どっかの偉い人が帰国するってが
昨日帰れや!!

そのせいで、俺は意見交換会に出席できなかったんだぞ?
俺は出張だぞ?
仕事だぞ?
どうしてくれんのよ、せっかく博多まで来てんのに
帰るなら別の日にしてくれや マッタクゥ
そんな訳で、何もない博多の夜は更けていき・・・・

次の日は、これが本番

71回全国消防長会総会








そして

全国消防職員意見発表会






消防行政の現状を若者目線で見つめ
その中で抱える問題や課題を自ら発見して
その解決方法を自分の言葉で発表する

俺には経験が無い
若い時は、消防という仕事を広い括りで見つめるなんてことできなかったし
目の前のことだけで精いっぱいだった

こんな書き方をすれば
しっかりと足元を固め、若い時に成すべきことを
淡々とこなしてきたように思われるかもしれないが
要するに、自分のことしか考えていなかったってことだ

発表者の真剣で真っすぐな訴えを聞いていると
何故、俺は今日までそんなことに気付かずに
偉そうな顔して、こっち側の席に座ってるんだろう?
今日までの消防人生が恥ずかしくなる

そして
何かをやるのに遅過ぎるってことはないんだということを
発表者の訴えから学んだ

遊びも仕事も
生きている限り、100%で挑む
それが、自分が今日まで生きてきた
生命に対しての礼儀だ

そして疲れ果て
オッカちゃんのふとんで
全く警戒心が無いボンちゃんと

爆睡する  週末