この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2018年6月29日金曜日

西野ジャパン・・・凄い!!


いやー 寝不足
って わけでもないけど
オリンピックにしてもワールドカップにしても
遠い異国での開催は、寝ないで起きているのが大変だなぁ

でも、昨日の日本チームの試合は
我慢して起きている という感じでなくて
観戦していて、涙が出るぐらい感動し、鳥肌も起った

スタンドからの大ブーイングの中
選手たちは目先の勝利ではなく
ワールドカップでの戦いに徹してくれた

これは、今までの日本チームには無かったメンタル面の強さと
チームJAPANを率いる、日本人監督の意地と覚悟の現われだと思った

以前の日本チームなら、
『戦って死ね』 という潔さだけを追い求め自滅していたはずだ

特に、FWの選手は、どんなにか攻めたかっただろう
SBは、どんなにか駆け上がりたかっただろう

日本チームはグループH
4カ国の中でも世界ランキング61位と最下位だ
そんなチームが予選で勝ち残るには
文字通り、なりふり構わずという覚悟が必要だ

選手も監督も、応援する俺たちも、それを望んだし
「何が何でも予選リーグ突破してくれ」という思いは
みんな一緒だったはずだ

弱者には弱者の戦い方があるんだ

それにしても
1次リーグの順位を決めるのに、あんな複雑な取り決めがあったなんて
にわかサッカーファンの俺は全く知らなかった
得失点差というのは、なんとなく聞いたことはあっても
フェアプレーポイントっていうのは始めて聞いた

勝敗を決めるのには、単純に点数の多い方が勝ちだから
引き分けっていうのは、本来あって欲しくはないけど
ワールドカップがトーナメントの一発勝負ではなく
一次リーグを総当たり戦にしていて
延長ではなく、引き分けがあるってことには頷ける

4年掛けて戦ってきて
やっと起てたワールドカップという世界最高峰の場に
1回だけ試合して、「負けました」→「はい終り」→ 「帰国」
みたいな大会じゃ こんなに盛り上がらないだろうし
いろんなチームと対戦していくことでチーム力が上がって
番狂わせがあったりすることも、観戦している方はワクワクする
そうやって世界が熱狂するワールドカップサッカーが成立しているんだと思う

そんな中で、ファールが少なくて
フェアプレーのポイントで日本が勝ち上がったということは
これこそ侍JAPANの、潔い戦いをする日本サッカーであり
俺たち日本人が誇れる代表チームだ

そして
そのルールを利用することも
チームを次に進める為には必要な戦略だ

西野監督は0-1でこの試合を落としてでも
一次リーグ突破を決断しました
本田や香川ではなく、キャプテン長谷部を投入したことで
殆どの日本人サポーターは悟り、理解し、納得したと思う

ただただパスを回して、時間を稼ぐという
そんなカッコ悪い戦い方を、選手に伝えることができて
点を取りに行くことだけを考えている選手を納得させることができるのは

キャプテン長谷部しかいない

それは、キャプテンの役目であると同時に
長谷部が、監督と選手から絶対的な信頼を得ている証でもある

組織のトップにいる者の判断というのは
矢面に立つ覚悟があるかどうかで、その時どう動く かが決まる

攻めて負けても、攻めずに勝っても
どちらにしても監督は必ず批判を浴びる
それが、チームを率いる責任者という立場だし
全ての責任を一人で被ることの覚悟は
監督就任要請のときに、この人の頭の中では既に出来ていたんだろうと思う

勝てるはずのなかった2回を戦って
やっとここまで来たのに
調子こいて攻めにいって逆に2点目を入れられたら
そこで日本のワールドカップは終わりだった

そして、今日のスポーツ紙の一面は
「監督は判断を間違った」
「流れを見誤った」
「勝敗に拘る必要があったのか?」  などなど
そんな見出しが躍ったかもしれない

日本は今、Jリーグで戦っているのではない
4年に一度のワールドカップをリーグ戦で戦っているんだ

「サッカーをバカにした」とか
「結果が全てとはいえ、攻めて負けた方がよかった」とか
「他チームの試合結果に全てを委ねるのは唖然とさせられる」とか
国内外で様々な反響がある

特筆すべきは
「スポーツマンシップに欠けた試合」
と、痛烈に批判している某国のスポーツ紙だ

俺から言わせると
「おいおい  お前らがスポーツマンシップを語るなや!!」  
って感じなんですけど・・・・(>_<)

サッカーを格闘技のように当たりにいって
ファールをたくさん取られて
審判に怒鳴り散らしたり 他諸々
そういうのは、スポーツマンシップとは関係ないんですかねぇ?

ファールが少ないと言うことは
安全にスポーツを行う上で一番重要なことだと思うし
俺は強い国とも、そんなフェアな戦いをしてきた
西野ジャパンを誇りに思う

神聖なマウンドに自国の国旗を突き刺すような
そんな無礼極まりない行動を平気でするような
そんなチームとは
まっっっっったく   次元の違う話だ

あくまでルールを極みに利用した戦略の勝利だ

例えが当っているのか判らないけど
野球の敬遠と同じだと思うし
バッターだってバントなんかしないで
皆ホームランを狙い大振りするべきだ
それに
一点取れば勝てるのに
「スクイズするくらいなら三振で負けた方がまだ良かった」
とかって、今時誰も言わないよな  そんなこと

西野ジャパンは生き残った

日本のチームと選手を
もう一度ワールドカップという素晴らしい舞台に立たせることが出来た

そして
日本のサッカーファンに
もう一度ワールドカップで戦うJAPANを魅せることが出来る

結果は、アジア勢で唯一の16強入りだ

次も、  がんばれ  ニッポン



2018年6月26日火曜日

第33回サロマ湖100kmウルトラマラソン


今回もまた
いつもとは違う100キロを体験してきました

3,310人が出場して完走者は2,420人
完走率は73・1% とあまり良い方ではない
俺の記録も12:55:41とワースト記録を更新してしまった

制限時間5分前のゴール
まぁ これはこれで感慨ひとしおってところかな()


サロマは他の100キロマラソンとは違うから・・・


最近は14時間という制限時間が多い中
サロマは13時間と言う制限を守ってくれている
それだけサロマは別格だ・・・・と思いたい





運営関係者の皆さん
お願いだから、安易にこれ以上制限時間を延ばさないでください
お願いします

今回の100キロは
初めてブルーのゼッケンで走る、喜びとプレッシャー
モチベーションと走りとの相関関係
サロマの恐ろしさと楽しさ、天国と地獄
まざまざと北海道の自然を見せ付けるサロマ湖とオホーツク海

これがサロマの100キロだ
という挑戦状を全身で受け止めてきました

過去12回の内で一番厳しかったけど
その分、一番楽しかった
もともと、
こんな悪条件で過酷な状況の中を
『何が面白くて走ってんだ、コイツら??』
と思われる中にいる自分が
大好きな人間なので・・・・(^^

前半は炎天下で、頭から氷水を被らなければ
フラフラするような中を走る楽しさ

後半は、グッと気温が下がり一転暴風雨となり
低体温症になる一歩手前を体験できた楽しさと
ダイソーのカッパがこんなに暖かいとは
改めて100円ショップの偉大さに気付いた楽しさ

そして、ワッカでの向かい風に立ち向かう顔に
目が開けられないほどの風雨がまともに当たり
それで給水を摂るという楽しさ

やっと辿り付いたサロマ湖第2湖口橋の折り返し地点では
これでもかと言うぐらいのオホーツク海の冷たい暴風の洗礼
ダイソーのカッパがパラシュート状態になって膨らみ
終いにはボタンが全部外れてしまう楽しさ

でも、辿り着いた者しか味わえない感動を
全身で受け止めることができる楽しさ

40キロから先では
リタイヤする理由と帰りの車の中での言い訳を考え
どこで脚を止めようか、どこで収容バスに乗ろうか
そんなことを考えながら走っているのに
それでも何故か止まらず走っている自分

そんな自分の頭の中身がどうなっているのか理解不能なくらい
サロマは俺を惹き付けて止まない

なぜなら
その一歩は、確実にゴールに近づいている
止まらない限り、必ずゴールは見える

それを実感できる、胸の高鳴りがあるから
サロマは走ること以外にも
仕事に向かう気構え、姿勢、基本というものも、俺に教えてくれた

そして、今回もエイドや給水での学生ボランティアには
本当に感謝しているし、最高の対応でした
沿道の応援や私設エイドのオバちゃん達
何故か演歌を歌いながら応援してくれるお爺ちゃん
見知らぬランナーにコーラを提供してくれたお姉ちゃん
係わってくれた全ての関係者に感謝しています














そして、初めての青ゼッケン
最初の頃、サロマンブルーっていうのは
100キロを余裕で完走できちゃう
そんな凄いエリート集団だと思っていました

でも自分がなってみて、そんな人たちばかりではないことを
皆に教えてあげたい

こんなヘボ親父でも10回完走したんだから
「誰だって狙えるんだぞ」 って

苦しんで苦しんで、制限時間ギリギリにやっとゴールできている
そんなダメダメなサロマンブルーがいたって良いじゃないっすか
決して、優秀なランナーでも、凄いランナーでもなく
見るからに走り体型でもなく、センスの欠片もなく
ランナーとしては劣等生なオッサン

ただ
青ゼッケンは、ゴールに近づくことを
諦めなかった回数と根性の証なんです

カメラの前では元気な笑顔

見栄と意地の笑顔です

カッパをめくって
ゼッケンナンバーを見せるの図




サロマは完走してなんぼだ!
リタイヤは根性なしと事前準備不足!!
ゴールの感激は完走した者だけが味わえる
神様からのご褒美なんだ!!!

そんなゴールへの執着心をあからさまに口にする俺を

「へぇ~そうなんだ そうなんだね・・・きっと」的な視線で

毎度、俺を斜めに見る女も,今回初めてサロマに挑戦した
いや、彼女は挑戦したわけではないのかもしれない

そもそも、その女には完走とかゴールへの執着や
根性とかモチベーションとか気構え、姿勢、基本などなど
俺の好きな単語とは無縁な人間なのかもしれない

一年掛けて準備して
17,000円も出して、遥々サロマまで来てか?
それでも完走できなかったら
普通は、泣きたいぐらい悔しいし
笑顔になんか絶対にならない
リベンジに燃えるか、打ちのめされて諦めるか・・・どちらかだ

でも、その女は違っていた

今回のサロマは、ここが私のゴール
      来年は、もう少し行ければイイナ

完走とリタイヤ、両極端な考えしかもっていなかった俺

あぁ そんなサロマの楽しみ方もあるんだなと
足掛け16年,出場13回目にして始めて知りました

もしかしたら
65キロ地点の森に棲む魔女って
お前のことなのか?

来年は一緒に走ろうか?


取りあえず二人で行けた所が
その日の
俺たちのゴールだよな♡





そろそろ引退しようと思っていたサロマに
新しい楽しみ方が一つ   増えました

最後に
これからサロマの出場を考えている方へ
14時までにワッカに入れないようなら
どんなに暑い真夏日でも,必ず一枚(100円ショップのカッパ等)
腰に巻いて入った方が無難です

北海道は陽が落ちだすと,気温の低下が早いです
俺のようなランナーは,残り20キロを
倒れそうになりながら,気持ちで走っているだけで
既にゾンビ状態だと思います
汗かいてガンガン走るという状態ではないので
急激に体温を奪われます
もし必要なければ,捨てればいいんです

過去全てにおいて,ワッカでは寒い思いをしてきました
完走率50%を切った第25回の2010年にも
日中は30度近くまで上昇し給水が間に合わない状態だった大会でさえ
ワッカは風が強く16時頃に90キロ付近を走っていた道産子の俺でも
寒さに震えました

北海道の6月は
まだ夏ではないんです
来年 また頑張りましょう

あと363日しか  ないぞ





2018年6月20日水曜日

ドラゴンハイパーな父の日


5日後に迫ったサロマ
既に1週間前からカーボローディングを始めている俺にとっては
非常に重要な1週間となる

グリコーゲンを筋肉中に最大限蓄積するため
実際には3日前からが有効とされているところだけど
プライベートな時間は、なにかと予定どおりに進まない職業なだけに
大雑把に1週間という期間を、自分で決めている

要するに、いつもよりご飯やパン、ラーメンなんかをたくさん喰う
更に、お菓子や餅なんかも喰っちまう
という、なんとも、なんでも有りの俺流カーボ

本当は、普段からいろいろとセーブしている身体に
リバウンドを利用してグリコーゲンを蓄積するという方法だけど
俺ってば、普段 なんもセーブしてないのに
ただの暴飲暴食の一週間になってしまうことは・・・否めない(>_<)

今年は、そんな一週間の始まりが617日の 父の日だった

サンデーモーニングを見ながら、ボンちゃんと戯れていた俺のところに
宅配業者が立て続けに、俺宛て の小包を持ってきた

「あんた!! また何か楽天から買ったのかい!!!!」
とオッカちゃんの俺に向ける視線が怒りを表している
なんで、宅配便 = 楽天 になるかなぁ

「いや、記録にも記憶にも ございませんが・・・」

「あれま違うわ・・○○(娘)ちゃんからの届け物だわ」

恐怖から安堵の表情に変わった俺を見てオッカちゃんの一言
ではなく機関銃のような発言の連射

「あぁ~今日、父の日だもんね」
「良かったんでしょ、ほれ 早く開けてみなさい」
「ちゃんと、届いたって連絡しなさいよ」
「きっと食べ物だよ。服とかじゃないわ この箱なら・・・」
「美味しいうちに早く食べよ、今日の内に食べよう」

オメェのじゃねぇ~し・・・・

俺もなも、あぎれでまって、一言も喋んねがったわ(_;)

ということで
じゃ~ん
 娘から届いた父の日プレゼント


ななななんと

知床牛
こんな霜降り肉 見たことネェ~




なんだか娘からの贈り物は、年々高価になっているような気がするけど
大丈夫なのかなぁ~

と、更に2分後 別の宅配業者さんが到着

「ほれぇ~  やっぱり 楽天から・・・・」
だから、違うってば
どうしても楽天から俺のカー用品が届くのを見届けたいらしいオッカちゃん

「あれ? ○○(長男の嫁)ちゃんからだわ」
「えっ? えっ!? えっ??!
まさか父の日の j%kl#A+÷×△◇?」

もうパニクッちゃって、日本語になってねぇ~し

ということで
ジャ~~ン

なななななんと
桃茶豚と地ビールのセットだぜ

なんぼ無学な俺たちにでも
そのパッケージの上品さから
高級品だということは
ハッキリと理解はできた


でも・・・・正直 知らなかったんだよね
森町の「ひこま豚」なら知ってたけど
桃茶豚って
どこの、どんなもんなのか、どんだけ凄いのかなぁ?

早速ググッたさ
そしたら驚きましたよ 本当に
桃茶豚公式サイト なるものが存在してまして
とんでもなく高級なものと判ってしまい
そこには

特別な時、幸せな気持ちと共に
             その旨味を噛み締め、味わうべし

って書いてあった
ん~なるほど、それだけ凄い豚肉なんだってことが判った

でも、
たとえ、そこに書いてなくたって
今日と言う日が俺には、既に特別な日になったし
とても幸せな気持ちになったことは間違いない

そして、二人の可愛い娘からのプレゼントを
二日続けて食するという
凄い理想的なカーボローディングをスタートさせることができた

持つべきものは娘だ
いや待て
息子がいるから、めんこい嫁さんがいるってことか?
まぁどうでもいいけど

幸せって こんなことを言うんだろうな
これ以上の幸せって、この先俺にやってくるんだろうか?
次男のことや、母親のこと
いろんな心配事はあるけれど
こんな日々の出来事を、感動的に受け止めて
暮らしていけるってところが、きっと幸せなんだろうな

そして、次の日は
苫小牧にある
苫小牧市消防本部消防防災訓練センターまで日帰り出張だ
内容は
ドラゴンハイパー・コマンドユニットの運用開始式だ

そう、実はまだ秘密だけど
消防は遂に、秘密戦隊DHCU なるスーパー戦隊を結成し
宇宙の彼方から地球にやってくる悪と戦う特殊部隊
ドラゴンハイパー・コマンドユニットの運用を619日から開始式した

って言うのは嘘で、真相は総務省消防庁のHP
ドラゴンハイパー・コマンドユニットの新設
で確認してください

これが大容量送水ポンプ車

積載している水中ポンプは
毎分4000リットルの吸水能力があり
それを2基積載している






クレーンで直接、水源まで水中ポンプを投入して
150ミリという、なまら太いホースで
大型放水泡搭載ホース延長車まで水を送る

その威力と有効射程距離は100メートル








従来のエアフォームノズル(400型かな?)との比較では
明らかに違いがわかる

これでも、まだ4000リットル/分
と言うことでした





そのユニットに南渡島消防本部の3点セットも加わったことで
石油コンビナート・化学プラントなんかの特殊災害発生時には
北海道からの緊急消防援助隊の特殊災害中隊として
南渡島消防本部からも出動します

それにしてもこのロゴマーク

カッコ良過ぎませんか?

やっぱり
地球防衛組織
秘密スーパー戦隊DHCUだよな




俺んとこの3点セットにも
このマーク付けてくれないかなぁ
今以上に隊員のモチベーション上がると思うんだけどなぁ

という苫小牧への日帰り出張
たとえ出張でも、俺はこの日もカーボローディングを実行してきた
しかも、わやヘビーなメニューでだ

36号線沿いの、とある食堂で
カツ丼とラーメンのセット というガッツリ系の定番メニューを注文

しか~~~~~っし
俺のテーブルに運ばれてきたのは
これ

なんと
カツラーメン なる代物

エゲェ~
ラーメンにとんかつ入ってるんかい




思わず俺
「あのぉ~ これ 何すか?」
「カツ丼とラーメンのセットを頼んだんですけど・・・・」

食堂のオバちゃん
「あれぇ 間違ってたわ ゴメンね 試食ってことでいいから それ食べて!!」

半強制的に、この脂っこい醤油ラーメンを食わされる事に・・・
「御代は、いらネェから食いやがれ」的なオバちゃんの威勢に負けた俺は

「やった 昼飯代が浮いたぞ」という喜びと
「こんなギトギトした物、食えないよ」というような
不雑な気持ちが入り混じりながらも
しっかりとスープも飲み干しカーボローディング完了

帰りに、「オバちゃん、以外と美味しかったから定食の分だけ払うよ」
と言ったら

「いいよいいよ こっちが悪いんだからごめんね 無理に食べさせちゃって」
「また明日も来てくれれば良いからさ」

ヤッパリ 無理やり喰わせたんかい!!

という感情はゴクリと飲み込んで
「うん また苫小牧に来た時は寄らせてもらうよ  ごちそうさま」

あぁ気持ちの良い店だ
絶対にまた来るからね オバちゃん
カツラーメンは二度と喰わないけどね()

そんなことをしているうちに
サロマまで あと4日だ

ギリギリまでグリコーゲンを蓄えてやるぜ

完走したら
絨毯被って寝ててるボンちゃんにも
完走メダル、首に掛けてやるからね


それまで・・・オヤスミ







2018年6月14日木曜日

俺 サロマンブルー っす


キタァ~
来た来た 着た着た
北から来たぁ~
青ゼッケンに白い袋

そして
サロマンブルーメンバーオリジナルポロシャツ

あれっ? 新規入会時の記念品がないけど・・?





夢にまで見た青色のゼッケンが昨日届いていました
ウェルカムパーティーの式典に出席できない俺にとっては
チョッと寂しいサロマンブルーメンバーの仲間入りだけど

サロマを走り始めた日から
このゼッケンを付けて走ることを夢見て
せめて近づきたいと想い、追い続けた15

スピードやタイムでは到底他の人には敵わない
でも、距離なら負けない・・・という根拠の無い自信と
どこまでも、どこまでも、どこまでも
ぶっ倒れるまで走ってみたい・・・・という変態的思考回路

そんなマラソンがあることを知り
俺の心はどうしようもなく惹きつけられてしまった

しかも、フルマラソンも未経験で
函館ハーフでも2時間かかるという
当時体重90キロの肥満児の俺

100キロなんて走れるわけがないべさ!
 いやいや、そんなことはないべさ?
やってみなきゃ わがんねべさ!!

そんな心の葛藤は微塵もなく
迷うことなく参加してしまった最初のサロマ

プレッシャーなんて無いし、どこでリタイヤしようが
誰にも怒られないし、笑われもしない
何故なら
参加するというだけで既に奇人扱いでしたから(*^_^*

そんな優柔不断な俺が、前途多難な目標を立て
一進一退と七転八倒を繰り返し
五里霧中の中、支離滅裂になりながら
紆余曲折を経て、正に試行錯誤しながら悪戦苦闘して勝ち取った
サロマンブルーだ
やっと辿り着いたんだ
力がなくても、継続の先にあるものは達成だ
続けていれば、何とかなるもんだ
それを身を持って確認した俺は・・・・・エライ!!

今年からのサロマに対する向き合い方は、少し変わる

青ゼッケンを付けて走る喜びしかない
気負いもなければ、緊張もない、そして目標もない
ただただ自分の根性を試し、自分の健康と周囲の理解に感謝し
自分の身体のことだけを考え、13時間楽しむだけ

自分の限界を試す楽しさ
どこで、どうなったら俺は諦めるのかを知ることができる楽しみ
諦めたら、足を停めるのか
諦めながらも、少しでもゴールに近づこうとするのか
15年前の闘志は衰えていないか
「歳だからなぁ」という理由は成立するだろうけど
肉体の衰えは精神で超えられるのか・・・・・カッコいい(^^

なんちゃってゴチャゴチャ御託を並べたところで
周りに迷惑をかけながら
ただの趣味で遊んでるだけの俺だけど
趣味で成し遂げたこと、達成感がこんなにも嬉しいとは
予想以上だったので
自分でも驚きでした

あと10日
今年のサロマも
頑張ってくるぞぉ~!!

ここまできたらグランドブルー
                     目指しちゃおうかな~


いや・・・・相棒が10回完走するまで付き合って

やっぱり俺は、砂漠に旅立つことにしよう





2018年6月11日月曜日

渡島地方消防総合訓練大会


年に一回
7月に北海道消防学校で実施される「北海道消防操法訓練大会」とは別に
渡島地方支部の事業として
毎年「渡島地方消防総合訓練大会」を実施しています



北海道には全部で207の消防団があり
14の支部に分かれている

その内の一つ、渡島地方支部には16の消防団があります
今年は69日の土曜日
松前町に支部の全消防団が一堂に会し
厳正な規律と消防技術を習得し、消防活動の充実強化を図るとともに
消防団員としての資質向上と士気の高揚を図ること   

を目的として
小隊訓練と小型ポンプ操法を実施しました

今年は、北斗消防団と鹿部消防団が小隊訓練
七飯消防団は小型ポンプ操法を実施しましたが
どの消防団も、日頃の訓練の成果を存分に発揮し
素晴らしい動きを見せてくれました

特に、開催地の松前消防団は女性消防団員が
小型ポンプ操法を実施し脚光を浴びていましたが

分団名が
松前消防団さくら分団

ってことで
また、お茶目な名前でして(^_^.)



でも、操法自体は男性と同じ65ミリホース
号令、節度、スピード どれをとっても互角です

そして小隊訓練

見た目は同じでも
集団行動・・・あれは完成された演技であり
小隊訓練は訓練の一つ
目的が違います




厳正な規律を身に付け
消防に対する様々な要求に対応するため
その基礎を作ることが目的です

要するに、小隊訓練がゴールではない ということです

渡島地方支部の訓練大会が
総合訓練と銘打っているのは、ポンプ操法だけではなく
小隊訓練も実施するからです

最近は、志の低い、何の信念も誇りもない
一部の職員・団員など消防関係者の不祥事が多く
住民からの信頼が揺るぎかけている中

「自分たちの街は、自分たちで守るぞ!!」

という消防団の精神は、自治体消防の原点であり
家族団欒のひと時、友人と呑みに行く約束、自分の趣味の時間
それらの貴重な時間を割いて
消防団の活動に充ててくれている団員の姿勢は
消防団員のみならず
初心を忘れかけている中堅から管理職の立場にある者は
俺も含めて、見習わなければなりません

守らなければならないのは
自分の立場や地位ではなく
自分たちの街であり、そこに住んでいる人たちの
生命・身体・財産です

そして、それに必要なことが
消防人としてのプライドとスピリットです

今日は そんなことを消防団の方々から
再認識させられてきました

消防団の皆さん 本当にお疲れ様でした
そして、ありがとうございました
皆さんの組織力と即戦力が必要なときが必ず来ます
災害は、忘れても忘れなくても必ずやってきます
そんな時は、職団一丸となって
全力でこの街を守って行きましょう

訓練の、その先には
住民の安心と安全があるんです



2018年6月7日木曜日

東京


3月7日に両国国技館で開催された
自治体消防制度70周年記念式典に次いで
二回目の東京
今回は一人で出張です
一時、東京に住んでいたとはいえ
まったく地理的な感覚がなく
スマホのアプリが無いと電車にも乗れない田舎者でして
なんとなく心細い・・・・(;_;)

第70回全国消防長会総会と第30回アジア消防長協会総会
に出席してきました
場所は東京ビッグサイト
じゃ~~ん

お台場にある
なんとも建築学的に不安定そうな
逆三角形のでかい建物での会議





日程は2日間
このクソ暑い東京で建物の中での会議だ
建物の中はエアコンが効いているんで
涼しいといえば涼しいけど・・・・

総会開催にあたり開催地である東京都の
小池百合子知事が歓迎の挨拶をされました

なま小池です  

オーラ 凄いっす

ハンパないっす




今回のミッションは
アジア消防長協会の総会も兼ねているので
昨年より若干内容が濃く
午前午後、ビッグサイトの7回会議場に缶詰で座りっぱなし

いやぁ  わや疲れたけど・・・・これも仕事 
いやいや   これが仕事!!

俺は、遠方に出張の時は、いつもランニングの用意をしていく
見知らぬ土地を早朝ランニングするというのは
なんとも気分爽快で
その後の会議も、頭スッキリ状態で臨むことができる

しかぁ~~~~っし
今回、東京の天気は2日間とも雨予報だったんで
何の準備もして行かなかった

イヤァ~これが大失敗  大後悔
予報に反して、東京はなまら良い天気で
しかも、今季最高の気温とかニュースでやってるし(>_<)

今後は、天気予報を当てにしないで
ちゃんと準備して行こう・・・と固い信念を抱きました
でも、せっかく来た東京
ただでは帰らないさ
帰りの飛行機の時間まで余裕があるんで

今回も行ってきました 

靖国神社

しかも、宿泊先に荷物を預けて往復10キロの道のりを
炎天下の東京の街を  徒歩で

靖国神社の捉え方は賛否両論
様々な考えが国内にはあるけれど
俺は
今の平和な、平和ボケしていられる日本のために
戦地で戦った方々、そして国土を護ってくれた
全ての戦没者の御霊がそこに祀られているなら
その英霊に対して、その時代にしか生きられなかった方々に対して
自分ができることは
ただただ手を合わせ、二度と戦争しないことを誓うことだけです

今回、遊就館に来館した人が記録するノートに
こんな内容を見つけ、愕然としました

日本の戦争の「正義」を、もっと示してもいいのではないか

違います!!
断じて 違います
20代の男性 その考えは間違っています

戦争に 正義などありません!!

散っていった若者たちは
そんなことを望んではいません
ただただ自分が逝くことで
この先、争いのない世の中が生まれるなら
自分の命と引き換えに、その想いは口にすることは出来ずとも
将来の日本の若者に託したんです

もし、遊就館の膨大な資料を拝見して
「日本の戦争は、正義だった」と思ってしまったのなら
何度も何度も足を運んでみてください

今が、いかに幸せな時代かを実感するために
靖国はあると、俺はそう思っています

東京に行った時には必ず参拝します
いつまでも平和ボケしていられる 日本人でいられるために
自分の子供たちが
戦争に巻き込まれないように
ただただ英霊に誓うだけです