この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2020年4月2日木曜日

さよなら

本当に消防という世界に身を置いていたんだろうか
なんだか42年間の出来事が
まるで夢のようで
今、その夢から覚めた
そんな感じがする

つい3日前までは、そこで働いていて
辛いことや苦しいことも沢山あって
定年まで持つんだろうか・・・・
いつだって辞めてやる・・・・
そんなことを思いながら過ごした42年

最後は、カッコ悪いことにみんなの前で号泣してしまい
挨拶の言葉に詰まった
堪え切れない悔恨の念と惜別の情

そんな俺なのに
沢山の方々から退職の花や記念品を戴いたり
メールや電話を戴き
身に余る光栄とはこのことだ

生まれて初めて
本物の 胡蝶蘭っていう奴を見ました
しかも5本もぶら下がってる(驚)

5年間お世話になった
ある方が直接届けてくださり

玄関でオッカちゃんは
ブッタマゲ過ぎて、ひっくり返りそうになった
と言ってました(笑)





職場から頂いた花束や
後輩からもアレンジメントが届いていて

こんなに花を貰ったのは
生まれて初めての出来事です

人生、最初で最後ってやつです
次貰えるのは、棺桶の中かな(笑)




そして更に驚いたのが
俺のフィギュア!!

俺の顔写真を送って
造ってもらったらしく

顔がデカイところはそっくりだ(笑)

水難救助隊からもらった盾の隣に
飾ります


みんな ありがとう

こんな俺に・・・・
何一つ、職場を良い方向に持っていけなかったのに
最後まで、みんなに迷惑かけっぱなしだったのに
消防長として
俺は、自分を認めることが出来なかったのに
みんなには感謝と謝罪しかない

ありがとう
本当にありがとう

消防という職場は
子供のころ描いていたような
カッコいいことばかりではなかったけど

最後の最後まで 大好きな職業だった
本当に俺は42年間、消防官だったんだなぁ

さようなら

第2ステージは消防じゃないけど
このブログ  どうしようかなぁ・・・

踊る大消火栓

ちょっとだけ休憩しよう