この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2013年4月24日水曜日

モデル

モデルに指名されちゃったぁ
ヤッタァー \(^o^)/

ってなわけで
喜んでいいようなモデルではない

北斗市は海溝型地震による
防災対策推進地域に指定されている

何故指定されてるかというと
防災対策が不十分だからに他ならない

要するに
津波に対して対策が不十分だから
もっと根性据えて対策を考えろってことだね

今年度の北海道防災総合訓練は
この指定されている市町村から
3箇所をピックアップして
今までの劇場型というか展示型の訓練を廃止して
想定付与に対する対応型の訓練
いわゆる、ブラインド型訓練を実施する
ということになり

見事!! 我 北斗市がモデル市町村として
北海道防災会議から御指名を受けたようです

北斗市は3.11以来
高台マップや津波ハザードマップの全戸配布
避難ビルの指定に一時避難場所の指定等
そして、各自治会とのDIGをとおしての検討や
避難訓練、避難時の要支援者の対応
防災計画の見直しによる市民からの意見募集や
座談会
数々の対策、対応を考えてきました

その対策が果たして計画どおりに進のか?
計画に不備はないか

そして俺たち消防
津波浸水地域内にある俺たち消防署の津波対応計画も同じく
その計画は、本当に実際に役に立つのか
形だけの計画になってはいないか

いろんな検証が出来る いいチャンスが
巡ってきたということです。

この訓練を機会に
各防災関係機関が一斉に
北斗市の津波災害に対するシュミレーションを実施し
なんと地震発生から6~7時間の時間をかけて
北斗市の初動対応のあり方を検証することになる。

訓練を上手に旨く終了させる必要はない
訓練を無事終了させることが目的ではなく
その後の検証による結果を踏まえ
更に現実の対応にいかに反映させることが出来るか

それが一番の目的であり
必ずやらなければならない行政の責任でもあります

さてさて
そろそろ俺も本腰入れて
計画の作成に取り掛からなきゃ・・・・・

明日 いや 今日 今にも
でかい災害が発生するかもしれないからな


2013年4月18日木曜日

多忙

忙しいってのは
災害が多くて・・・って言うことじゃなく

4月に入ってから管内は
大きな災害もなく
比較的、平穏無事って感じ

春先に多い枯れ草の火災も
これからだから気は抜けない

北海道の火災予防週間は
全国とは違い一ヶ月以上も遅い4月20日から

風も強いし空気も乾燥して
火災が発生すると拡大が速い

消防にとっては一年でもっとも
神経を使う嫌な季節だ

それはさて置き
多忙なのは、災害出動ではなく・・・雑用

救助大会の準備やら体制作り
火災予防週間中の消防訓練の準備
職員の全体会議の資料作り
北海道総合防災訓練の準備と関係機関との打ち合わせ
遅れている消防署自体の津波対応計画の作成
消防力の態勢見直し
来年以降の組織改変の計画
今年度予算の執行
新人職員の訓練指導

あぁ・・・・上げればきりがない

焦燥感ばかりが増加していくけれど
仕事はサッパリ進まない

いやぁ マイッタ マイッタ

土日は気分転換の為に
軽トラで札幌に遊びに行って
豊平川沿いでも走ってくるかぁ

来月の洞爺湖マラソンでのフル
そして一年通して最大のイベント
サロマ100キロが俺を待っている

それにしても今回のボストンマラソンの爆破テロ
マラソンが趣味の俺にとっては他人事ではない

選手も観客も一番ハッピーなゴール地点での
爆破テロ

どんな理由があっても
絶対に許される行為ではない
暴力によって解決する事は何もない
挑発によって得られるものも何もない

最初は人を殺しあう戦争での勝利を
伝えるために伝令が走った距離
それが42.195キロという言い伝えがある

でも、それを平和の象徴、スポーツとして現代に伝えてきたのが
人間の知恵だ

それをテロにより一瞬にしてゴール地点を
悲しみのどん底にしてしまった罪は重い

人間として,
世の中の最大の罰を与えても
足りないくらいの平和への冒とく

宗教 思想 人種に関係なく
人として存在してはならない生き物が
この世には、まだたくさんいるんだな




さて 週末は 全開でリフレッシュだ

2013年4月14日日曜日

素人の疑問

北朝鮮のミサイルが飛んでくる

なんだか平和ボケしてる
俺たち日本人は

マジで? とは思いつつも
まさかぁ  ってな感じ

怖いと思っていても
着弾するなんて事はこれっぽっちも
考えてはいない

でも、最近なんだかテレビで見る限り
非常に緊張状態にあるみたいだ

そこで、素人の俺が
疑問に思ったことがひとつ

日本のミサイル防衛システムだ

北朝鮮が攻撃対象に上げている都市には
PAC-3を配備  って
しかも、システム的には
イージスで迎撃して
ダメならパトリオットって?

そんなに命中率悪いのか?

だいたいが相手が発表した攻撃対象都市に
PAC-3を配備したって
これって、大っぴらにテレビで放送しちゃって大丈夫なの?

俺だったら
嘘の攻撃対象を発表しておいて
PAC-3が配備されていない
手薄な札幌を狙っちゃうけど

そんなことにはならないのかな??

あの国の発表を
本当に信じていいのか?

それに、ミサイルの精度だって疑問
間違って違う方に飛んじゃった とか
途中で爆発しちゃったとか

いろいろ考えられると思うんだけど・・・・・

一番疑問なのが
PAC-3は移動式だって事

何で移動式なの?
そんなことで突然打たれちゃったら
間に合わないんじゃないの?

日本は専守防衛の国なんだし
日本を狙ってくる国なんか
北朝鮮と中国くらいでしょ

だったらそっちの方角に
ミサイル防衛システムを日本海沿いに
北海道から沖縄まで固定配備してくれれば
安心なんだけどなぁ

北海道民としては
今、凄い心配な状態なんだけど・・・
大丈夫かなぁ

あの国
しめしめ といいながら
PAC-3の配備してない都市に向けて・・・・

なんてことにならなきゃいいんだけど

まぁ
ド素人の心配だけどね

いつまでも平和が続きますように


2013年4月11日木曜日

辛い

何が 辛いかって

毎年 この時期 俺を襲う二つの恐怖

ひとつは

花粉

もう~堪らなく 目がかゆい
鼻水が止まらない
耳の奥がイガイガ

見かけによらず
アレルギーの攻撃にめっぽう弱い俺

連敗続きです

もうひとつは
バイク乗りたい症候群

乗りたくて乗りたくて
まだ、雪が舞い散る北海道なのに

既にマシンは出動命令を待ってる状態

乗りてぇ 乗りてぇ

早く 俺をバイクに乗せろ

鼻水垂れながらバイクに乗る 俺

ワイルドだろぉ・・・・

2013年4月7日日曜日

仮説

昨日は警防課会議

本署と分署、出張所の警防担当者を召集して
昨年の反省と検証
そして今年度の新規事業
各係の年間行事打ち合わせ
と懸案事項の検討 などなど

午前中の新人教育は予防課にお願いして
警防課各係のスタートを切った

昨年までは課長の俺が
進行から纏めまでを全て一人でやり
部下vs上司という構図だったけれど

今年から変えた

議長という大げさなものではないけれど
進行は消防士長の階級に任せ

俺は最初の挨拶と
今年度のスローガンみたいなのを伝えて
検討にも極力加わらず
成り行きを見守った

掲げたスローガンは
①自主性
②マンネリからの脱却
③トライ&エラーの実践

この三つ

昨年までの流れは
俺が検討に入り発言した段階で
検討は終わり、纏めに入ってしまい
係員の自主性が失われていた

所謂 「課長がそう言ってるんだから・・・」みたいな

これでは会議をやる意味がない
メールで俺の考えをみんなに伝えれば
それで済む

会議の最中、懸案事項を諦めかけた時があった
その時、ある職員が
「出来ない理由を探すんじゃなくて、
どうにかして実施できる方法を考えよう」と発言した

この先トライ&エラーの精神が浸透してくれれば
その先にマンネリからの脱却が見えてくるはず

でも、やっぱり検討が行き詰まったときは
課長判断で決めるしかない

それは、議論を重ねた結果
俺に判断を委ねるということだから
それまでの議論の成り行きが
見えている分、昨年までのように
どうしたらいいかを上司に委ねるのではなく
どちらにしたらいいか という選択の判断になる

いろいろな意見のぶつかり合いこそが
お互いを分かり合える一番の近道だ

そして、夜は異動で本署に来た職員の歓迎会
13年ぶりに本署に来たと張り切ってる職員や
不本意な異動で複雑なスタートを切った職員
そんな中での 俺の始まりの挨拶は

「俺たちは辞令一枚でどこででも勤務しなければならない
将棋の駒だ。
どこの部署に行っても果たさなければならない目的と
遂行しなければならない任務は同じだ、組織の歯車としての
存在価値を自ら築き上げてください」

自分でもなに言ってるんだか纏まりがつかない
挨拶になっちゃったけど
伝わったかなぁ~・・・・(^^ゞ

まぁみんなで酒呑んで騒いで
明日からまた一生懸命働けばそれでいいんだ
めんどくせぇ 事は抜きだ

ところで 仮説 の話

女信長 いやぁ面白かったなぁ

信長は女だった という仮説を立てて
光秀の謀反の意味や
信長の遺体が見つからないとか
秀吉の中国大返しの謎
そして、信長は男が好きだったww という噂

いろんな疑問が 仮説を立てることで解決?した

まぁ解決したというよりは
そうだったのかもしれない という気になった

物事の解決方法として
仮説を立てて 違う角度から考えてみると
案外、答えが出てくるもんかもしれない

勉強になったなぁ(^^♪

2013年4月3日水曜日

新人教育

北海道消防学校は前期と後期の2回
 
今年入った新人で
俺の署に配属になるのは
6月採用予定の救命士を含め4名

2名が消防学校前期に入るが
残った2名は ただ後期の入学を待ってるかというと
そんなわけには行かない

消防学校を卒業しなくても
消防職員として現場で働き
係の仕事もしてもらう

市民にとっては分け隔てなく 消防士は消防士だ

税金で飯喰ってんだろ!!

はい!! そのとおりです

大事な血税は市民のためだけに
還元できるよう、一円たりとも
無駄な使い方はしません

昨日から組合の新人6人を集めて
座学を始めている

地方公務員法から自治法
消防組織法 消防法

各担当課長や係長が講師となり
初日から消防士の基本を
先ずは頭から叩き込む

今日は俺の授業が2時間だった
週の真ん中で座って聞くだけの授業
正直、辛かっただろうと思うが
流石に消防の世界に夢と希望を抱いて
入ってきた若武者
俺の警防業務という授業を真剣に聞いていたね

今は、あんまり解らなくても
隔日勤務に入る頃には
間違いなく、今日の授業を理解してるはず
いや、そうでなければ、俺の授業自体
やり方が悪かったってことになる

こっちも真剣勝負だww

1週間後、前期入校の半分がいなくなったところで
今度は外での訓練が始まる

災害現場で一人前の働きをしてもらうため
ではない。

災害現場で役に立たなくとも支障とならないため
災害現場で人命救助が出来なくても自分が怪我をしないため

そのレベルまで2ヶ月で仕上げる

ここで、心が折れる奴が毎年必ず出てくる
そんな時は、先輩から手を差し伸べたりはしない

仲間が遅れたら仲間でカバーしろ

その意味を 叩き込む

ある意味消防学校よりも厳しいかもしれない
この2ヶ月間
教官となるのは、昨年入った2年目の先輩消防士だ

中堅職員や係長 課長はそれを見守るだけだ

そうやって、2年生が育っていく

この2ヶ月間は
毎年、初心を忘れかけてる俺たちをも
覚醒させてくれる

大事なシーズンだ

2013年4月2日火曜日

退職辞令~任用辞令

先週の金曜日は
長年、消防に勤めてきた先輩たちの
退職辞令がありました。
長年、本当にお疲れ様でした。

私たちは今後、先輩たちが築き上げてきた
住民からの信頼を汚さぬよう
先輩たちから受けた指導を
忘れることなく受け継ぎ
遂行して、その職責を果たしていきます。


退職者から一言ずつ挨拶がありました。

「去る者が、今さらここで話すことは何もありません。」

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
ん~


そして今日
新しく職員が6名入ってきました
緊張した面持ちで辞令を受け取り
職務に専念する宣誓書を読み上げ

「○○です。 よろしくお願いします」

今年もまた
前期で消防学校に入学しない新人に対する
訓練が始まる

新人といえども
住民からの税金と引き換えに
安全を提供しなければならない立場になったわけだ

ミッチリ鍛えて
期待にこたえられるように育てなければならない

毎年のことだけれど
自分たちも初心を思い起こすいい機会になっている

人を育てることは
自分も成長すること

さて今年の新人は

根性あるかな(^^♪


そして俺の息子も
今日、社会人一年生のスタートだ

引越し先のアパートからの出勤一日目

ちゃんと起きれただろうか
遅刻しないで行っただろうか
ネクタイはちゃんと結べただろうか
朝はちゃんと挨拶できただろうか
呼ばれたら大きな声で返事してるだろうか
先輩より先に昼飯喰ってないだろうか
「マジっすか」って言ってないだろうか
机に肘をついてないだろうか

あぁ~心配すれば、きりがない

スポーツを通して 上下関係は解ってるはずだし
監督から挨拶はきちんとする様に鍛えられてたし
先輩に対する言葉遣いは誰よりも注意してるはず

正直、自分がやりたかった仕事ではないことは
俺も判っている
でも、後は息子の人生だ
俺が口出しすることではない

どの道を選んで、どの方向に進むにしても
自覚と責任を持っていれば

俺の息子だから

大丈夫



きっと・・・・