第３１回サロマ湖100ｋｍウルトラマラソン

遂に　　遂に

遂に　　この時がやってきた

サロマンブルーに大手だ！！
１４年かけて、やっとこの時がやってきた

激しく降りしきる雨の中を
カッパを着て、ひたすら走る

吐く息は白く
手は凍え

北海道の６月を甘く見ると
低体温で、逝っちまうとこだった



過去２回、関門不通過でリタイヤ
１回は、消防大学校に入校
そして２回は、「仕事とマラソンどっちが優先なんだ？」　　と当時の署長に問われ

「もちろん　趣味のマラソンです」　なんて言える筈もなく・・・・撃沈　　　

そんな思いもあって
待ちに待った、この時

遂に、サロマンブルーへの挑戦権を得た

消防以外で、自分がこの世に生を受けた証を残したい

誰の力も借りず
誰の意見も聞かず
誰にも迷惑をかけず
自分一人だけでサロマンブルーを達成したい

そんなことを考えていた頃もあった・・・・・

でも

沢山の人の力を借りて
いろんな人の意見を聞いて
周りのたくさんの人に迷惑を掛けながら

やっと、ここに辿り着いた

年々、もうダメか？　と思うタイミングが多くなってきた
心が折れても、脚が折れない限り、走り続けてやる
サロマでぶっ倒れるなら、本望だ

そんな、アホなことを考えながら
全ての関門時間との勝負に勝った

12時間49分23秒でのFinish

隣の爺様に
感動的なゴールの主役を
完全に奪われてます・・・・

でも、この爺様　おいくつですか？

スゲェ～なこの人



我ながら、よく完走できたもんだ
意外と頑張れる自分に・・・・拍手

さぁ～　来年は一世一代の大勝負だぁ！！！

とか言って
自分に余計なプレッシャーをかけて自滅しないように

気楽に
『あと１回でサロマンブルー』
という状況を楽しみたいと思う

つま先が前を向いてさえいれば
必ず目標は、自ずと近づいて来る

それを教えてくれたのが　サロマだ

俺に力を与えてくれる
俺にいろいろと助言してくれる
俺に迷惑を掛けられている

たくさんの、俺の周りの皆さん

あともう少しだけ
俺にワガママな極上の時間を下さい

仕事とは別に
どうしても、これだけは成し遂げたいんです

走れる自分の健康に感謝
自分の周りの全ての人に感謝
ロキソニンに感謝

毎年、笑顔で見送ってくれる　　　妻に


感謝　です。

そして

俺の足の爪は

全てが壊れてしまいました(笑)

体調・・・最悪

サロマまで　１週間を切った！！

というのに
ここにきて、風邪をひいちまって
咳が止まらない

あと５日で、なんとか、どうにか、いかにしても
治さなきゃ

例の七飯のＴ課長は、昨日
奥尻のムーンライトマラソンでフルを走ったらしい

やっぱり、あのお方は　　　　アホですねェ

１週間後に１００キロ走る人が
今になって42.195　走るか？　　普通

っていうか

今頃、風邪ひいて　ガッツリ体力落としてる俺も
どうかと思うけど・・・・

なんだかんだ、いろんなものを背負って
俺たちは、１００キロ先の自分を見つけに行くのさ

背中の重い荷物は　大きな翼だよ

くじけず　折れず　諦めず
走ってこい！！

俺

大阪夏の陣

６月８日から１０日まで
大阪に出陣して来ました。

昨年の初陣、浜松城攻めに引き続き
今回で２回目の出陣

北海道軍は札幌の局長を筆頭に
釧路や北見、稚内、網走等　そうそうたる面々

そして、お隣の函館も加われば
もはや、真田丸など恐れるに足らず　　さ！！

現地集合の一人旅
伊丹空港で若干迷ったものの(;´∀｀)
ほぼ予定どおりにホテル着

東消時代の先輩で、今は茨城の消防長をしている
恐～いお方から召集命令があり
梅田で合流

今回はブログ掲載の同意を
いただいているので
目線は　なし　です。

二人で呑むのかと思いきや
なんと
他にも茨城の消防長が３人も・・・・

北海道から一人乗り込んで
ブッチャケ話のオンパレードでした(笑)


おかげさまで
この夜は、本当に楽しく有意義な時間を過ごさせていただきました。

本戦は翌日ですが
既に、俺の戦いは始まっています。

日本中の消防長に
能動的に働きかけて接触を図る。

そして、困ったときには
いつでも電話して相談に乗ってもらえる関係を構築する
それも、今回のミッションの　ひとつ　だ。

そして　本戦

いやぁ～　長かったぁ
１０時から１９時までの総会

今回はIFCAA2016も合同だったから
内容がインターナショナルだ

海外の消防事情を知るのも
大切なことだと思いました。


休憩時間には、消防大学校の同期と会ったり
栃木の皆さんともお話をしたり
見識を広めさせていただきました。

総会が終了し
お待ちかねの　合同意見交換会　（これは当然　自費です）

テレビでよく拝見する
あの方や、あの方や　あの方　がステージに上がり
鏡開きで　はじまりぃ～

みんなで「カンパァ～イ、お疲れさまぁ～」とか言って
ビールを一口飲んでいたら
司会者が「それでは乾杯のご発声を・・・・」
あれれ？？

なんと、鏡開きは　乾杯　ではなかった・・・・ここは会場の全員が苦笑い（＾◇＾）

その後に、シンガポールの方が出てきて
少し挨拶をした後に　「KANPAI」　と言ったんだけど

それに気が付いた少人数だけで　カンパァ～イ
その後に通訳が　「かんぱ～い」
なんだか、判らない内に始まった　乾杯　でしたが

そこは、大阪　
それさえもネタにしてしまう司会者の気転は、流石です

オープニングは
地元女子高生によるチアリーディング

ポンポン跳ねる　飛ぶ　笑顔　掛け声

全てが凄い迫力で
一気に会場を盛り上げました。

大阪・・・レベル高いっす

ステージでも
祭りの囃子や舞が披露され

常に会場の人達を
飽きさせないというか

呑んでる場合じゃないというか

流石　秀吉の城下というか

そして、威勢よく会場に
乱入してきたのは

ギャル神輿

（一部ギャルじゃない女性も・・・）

これには度肝を抜かれました

大阪・・・・ここまでやるか！？


今回はアジア・オセアニア地域の消防関係者も
多数出席していることもあり
日本の　おもてなし　で会場は終始
楽しく、和やかな雰囲気で進みました。

日本以外の消防関係者と交流を図ることは
日本の消防行政の発展と災害対応能力の向上にとっては
とても大事なことだと思います。

来年は　名古屋での開催が決まりました。

また一年間、職務に精励し
新たな情報と知識を持って、名古屋城を攻め落とし

金のシャチホコを北海道に持って帰ってくるかぁ

ベスト

最善を尽くしても
結果が伴わなければ
最善を尽くしたことにはならないのか

ベストを尽くす

人事を尽くして天命を待つ

これからも
この言葉どおり
やっていく

評価は他人がするもの

評価が目的ではない

ベストを尽くし
最も良い結果を出すことができれば


それが　　一番　　いい