この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2013年8月26日月曜日

北海道マラソン

昨日は
真夏の北海道の風物詩

北海道マラソン

ダイエットマラソンを始めた頃から
サロマのウルトラマラソンと、もうひとつ
北海道マラソンを完走することが 夢 だった

当時の北海道マラソンはレベルの高い大会で
3時間台でゴールできるランナーだけが
完走できる という真夏にしては過酷な
レースだった。

ダイエット目的の、俺のようなランナーは
門前払いだ。

過去2回、20キロの関門で涙を呑んだ(T_T)

でも、その分憧れであり
北海道マラソンを完走できれば
ジョガーを卒業しランナーの仲間入り
みたいな、ひとつの目標だった。

景気が悪くなるとランニングブームが巻き起こる
市民ランナーが増え、あちこちで大会が開催される

北海道マラソンも、その様相を変え
市民ランナーが楽しめるレベルまで
幅を広げてくれた。

今まで、毎回胃の調子を悪くして
途中で、走れなくなっていた オッカちゃんも
今年は、洞爺湖マラソンで俺に勝ってる自信もあってか

見事、完走した。

タイムは40キロ関門10分前通過 (^^ゞ

最後は、歳甲斐も無く 仲良く手を繋いでゴール

ゴール後 オッカちゃんは  ぶっ倒れました(~_~;)

大通り公園にブルーシートを敷いて
二人でしばらく、大の字で爆睡

目が覚めた頃は 周りは撤収作業が始っていました(笑)

でも、いい記念になった

完走メダルは 今年から 二つだ

来年も再来年も

そして、その先も

ずっと2人で・・・・・


切なさも恋しさも何もかも
分け合いながら夜を越えて
ずっと2人で生きてゆこう 幸せになれるように


健康に感謝 




2013年8月22日木曜日

会議

来年度からの態勢を決める重要な会議

大量退職者が出る分
大量に新人職員が入ってくる

他の職種なら
新人が入ってくれば心機一転
職場も明るくなり、リフレッシュして
若さあふれる、やる気満々の新人職員で
活気付くところだけど

消防はそうはいかない

災害現場に出て
一人前に動けるようになるまでは
少なくとも3年 いや、もっとかな

新人は 大歓迎だけど
隔日勤務の隊長さんたちは
本当に大変な時期を迎えてしまっている

その解決策
住民サービスの低下や
防災力の脆弱があってはならないし
少しの隙間を作ってもいけない

どうにかして 強力な態勢を維持しながら
ここ3年をクリアしていかなければない

その為の会議であったはずの場が
なんとも収拾がつかない状態となって
前に進めない

みんなの感じている先への不安は
職員自身が解決していかなければならない問題だ

こんな時こそ、住民に目を向けなければならない事態であり
職場だけの内部に拘っていてはいけない

そんなことを再認識した 今日の会議だった











2013年8月15日木曜日

終戦の日

今年も、また8月15日がやってきた

特攻隊員として出撃を命じられた

その日に

終戦を迎えた老人の言葉



「どんなに腐った 平和 でも

           戦争よりは いい」


俺には
次に書く言葉が 見当たらない



2013年8月11日日曜日

THE  BON ODORI

昨夜は 町内会の仮装盆踊り大会

町内会役員の駒使いである俺は
1630に虫対策を万全にして出動

机の準備、景品の準備、ジュースを氷で冷やして
ビールサーバーのお手伝いをして
町内会のオバちゃんたちが作ってくれた焼きそばを食べて
準備万端整ったところで

町内からバケモノが・・・もとい
ゾンビ・・・ いや

仮装した老若男女が続々と集まってくる

仮装の受付が始まり
俺の苦手なリズムの音楽が流れ
仮装盆踊り大会は盛大に始まる

そこで、町内会の重鎮から特命指令

「オメェー 若いときにドラム叩いてたんだから
太鼓ぐらい叩けるべ?」

そう言えば、その昔
俺は高校生の時 キャロルに始まり、ローリングストーンズと
レッドツェッペリン、ディープパープルなんかの音楽をガンガン鳴らし

近所迷惑も顧みず、ドラムをバコスカ叩き
当時はまだ、バンドをやる奴は 「不良」 のレッテルを貼られる時代

そんなことは、町内のみんなが周知の事実(^^ゞ

「んだ んだ オメ ドラムやってんだから  やれ 大丈夫だ」

みんなから、何の保障も根拠も無い いつもの  「大丈夫だ」  が・・・・・
これはもう命令だ・・・・(ToT)/~~~

俺もその気になっちまい 

「まぁ HighwayStar や Burn に比べたら チョイロいもんだべ」

と開き直り。承諾してしまった

それが間違いの始まり

音楽がかかり ドドン が ドン タカタッタ ドンドンドン

最初は なんとなく 調子がいい

でも、チョットづつ 踊ってる人達の手拍子に合わなくなってるのが

気にかかる

天才的な音感とリズム感を持つ俺が 走ってる

太鼓が 走ってる

微妙に合わない 俺の天才的な研ぎ澄まされた感覚が それを許さない

変な汗が ジワ~っと出てくる  合わない ズレてる
そろそろ、オバちゃん達から クレームが来そうだ・・・・

焦る、 どうしよう 

ここで中休みに入った  ホォ~(^_^.)

よし、ここは契機付けにチョット生ビールでも呑んで
酔っ払った勢いで、後半 やったるでぇ って感じ

後半のスタート
乗って来た 俺の才能は 再び 開花した

オバQ音頭や民謡も悪くいない

音楽は世界共通の合言葉だ!!

とうとう最後まで叩きとおし 終わった時には もうヘロヘロ

会長から「初めてにしてはヨカッタよ 来年も頼むよ」

俺は 「いやぁー難しいですね 来年は無理ですよ」
と、断ろうとしたんだが

俺の口から出た言葉は

「来年は更に レベルアップしてやりますよ!!」

あれっ? 俺の口 ナニ言ってやがるんだ?

盆踊りが終了し 会館に入って 打ち上げの呑み会
最初に司会者が

「来年は ○○さんの 太鼓は もっと上手になってますので
   みなさん 来年も仮装盆踊り がんばりましょう」

とか言っちゃってるし・・・・

あぁ  密かに 練習しようかな  (-_-;)



 




2013年8月8日木曜日

公務員としての魂

8月15日 終戦記念日が近い

この時期になると、いろいろな映像が
テレビから入ってくる

俺達は戦争を知らない
誰かから聞かされ、誰かが選別した映像を見せられ
誰かの方針に沿って定められた戦後教育を受け

戦争とはこのような事
戦時中はこうだった
そして、戦後日本はこうなった

戦争を知らないというよりも
戦後の日本の歩んできた経緯さえも知らない

昨夜、「生きろ」戦場に残した伝言~ を見た

沖縄戦のさなか 沖縄県知事として赴任し
最後まで 

県民の為

それだけを考えて
沖縄の為に生き、沖縄の為に死んでいった男

「自分が死にたくないからといって
誰かに 代わりに行って 死んでくれ とは言えない」

死が栄誉ではない
死ぬことが美しいわけではない
死に物狂いで 死を掛けて
死ぬまで 誰かの為に 生き抜くことが尊い

俺たちは決して災害現場で死んではいけない
それは、市民の為に生きることが大事だからだ

その魂を受け継いで
公務員として、消防人としての 本当の姿を

昨夜、改めて再認識した







2013年8月6日火曜日

ドア抑え

消防隊が屋内進入する場合の退路確保
若しくは排煙に必要な開口部を設定する際に
ドアが閉まらないように挟んで置くために
隊長の防火衣ポケットに入ってる
くさび形の働き者

の 話ではない

コンビニなどで、入れ違いの時に
先に出た人が、次に通る人の為に
ドアが閉まらないように、何気なく抑えている
さりげない優しさの あの手

日本って本当に、優しい国だなぁ~って
日本に生まれて、日本人で良かったなぁ~って
つくづく思う瞬間

外国人を悪く言うわけではないけれど
日本以外に、そんな習慣はないだろうな

でも、最近の若い人たちって
やらなくなったなぁ~って思ってたら

今朝、セブンイレブンで本当に微笑ましい場面を目撃した

茶髪のサングラスを斜めにかけ白の作業衣を着て
タバコとコーヒーを買っていった20代前半か
10代後半のお兄ちゃん

一見、どこから見ても ヤンキー

俺はお兄ちゃんの次にレジで清算していた

そのお兄ちゃんが コンビニから出る時
外から、80過ぎくらいのオバアチャンが入ってこようとしていた
入口には20センチぐらいの段差がある

なんと、そのお兄ちゃん
おばあちゃんに、手を差し伸べて
更にドアを開けてやって、オバアチャンが通過するまで
ずっとドアを抑えていてくれた。

なんとも素晴らしい光景を朝から見せてもらった

「婆ちゃん、ほら 早く入りな!」

言葉は荒いけれど、彼の精いっぱいの照れ隠し

人は見掛によらないものだ

婆ちゃんはお兄ちゃんに頭を下げ

お兄ちゃんは、爆音を轟かせ、さっそうと去って行った

お兄ちゃん カッコいいぞ!

俺の息子たちは、こんなことをさり気なくできるだろうか
それより俺も出来るかなぁ・・・・

勉強させていただきました<m(__)m>