この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2020年8月9日日曜日

人生悟ったわけでは・・・

 久しぶりと言えば、久しぶりだけど

何もしてないわけではなく、現役の時よりも

アクティブに動き回っているし勉強もしている


防災と消防は似て非なるもの

知ってはいるが、事後の活動をメインにしてきた俺にとって

事前に備えるという分野は

なかなか知識の引き出しが少なくて、新たに叩き込まなければならないことが

山ほどあって

それはそれで緊張感のある日々を今も送れていることに感謝している


仕事日と休日の使い分け、特に気持ちの切り替えは

消防にいた時よりもメリハリがついたような気がする

それだけでなく

17時でスイッチを切り替えることも、最近は身についてきた

例えば

今なら市役所から帰宅しても、まだまだ明るいし

オッカちゃんとジョギングに出かけることもある


おそらく誰とも会うことはないであろう
こんな道をマスクを着けずに走ることができることだってできる
そんな環境に感謝

そして
長い間俺を支えてくれた女の背中を見つめて

お前も 歳取ったなぁ・・・
苦労かけたなぁ・・・と しんみりしたり

平日でも、17時以降なら時間を有効に使えることが判った

そして、休日は全開で遊ぶ
お金を掛けないで遊ぶことは現役の時から
変わらないけど

気持ちと頭を完全リセットするには自然の力を借りるのが一番で
そこにもう一人 最後の息子
ボンちゃんがいれば、この世は楽園だ
体力とバランス感覚は衰えを感じるが
小さな出来事や、ちょっとしたことで
幸せを感じられる術を習得したことは
自分の中でも驚きだった

61歳にして
人の生を、人の道を悟ったわけではないけれど
この女と この先 生きていけば
おそらく俺は幸せのまま死んでいけるような気がする
それだけで  いい

他に何もいらない