この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2013年10月27日日曜日

宝の山

とうとう暖房の季節がやってきた

今年は昨年より10日も早く
ヨツールF400に火を入れた

オール電化の我家は
本来、暖房は床暖に蓄熱暖房だ

コンクリート壁にセラミックタイルのリビングに
薪ストーブがあったらカッコいいだろうなぁ

っていう安易な考えで設置した薪ストーブは
今ではすっかり冬の主役になってしまった

オール電化の宣伝に洗脳されて建てたこの家も
今では電気代の高騰で床暖なんか点けてる場合じゃない

でも、俺の家は 薪ストーブがあるから 大丈夫!!

まぁ毎年毎年 薪を集めるのに苦労するけど
これがまた休日の楽しみに変わってきたから
不思議なもんだ

俺の家が薪ストーブだという噂は
あちらこちらにばら撒いている成果が現れだして
けっこう、「木があるけど、いらない?」って声を掛けてもらう事が多い

お陰で、俺のゼットは大忙しだ

この度の土日は 栗の木が手に入った
念願の広葉樹だ

職員の実家にある大きな栗の木
自分が生まれた時に父親が田んぼの畦に植樹したらしく
今では大きくなりすぎて、日当たりが悪くなってしまい
稲の育成に支障があるということで伐採が決定

なんと直径5~60センチもある30年物の大きな栗の木





まさに俺にとっては
宝の山

この写真よりも
もっと大きな木を3本伐採した

昨日と今日は
チェーンソーの使いすぎで
筋肉痛だ



10メートルもある木を
倒して、玉切りにして

ゼットで運ぶ
こんな幸せな休日は
そうそうあるもんじゃない

スッゲェ~楽しかった
来週も再来週も、この楽しみが味わえるから シ ア ワ セ\(~o~)/

漁師の せがれ は船酔いし、生きた魚が掴めない代わりに、なんと林業が大好きだ

逆に、俺に薪を提供してくれた職員は、農家の せがれ で稲科の花粉症・・・・

世の中旨く行かないもんだ(^^ゞ

今日、酷使したチェーンソー

明日帰ってきたら
ちゃんと整備して、休日に備えよう

火は人間を滅ぼし
人間を助けてきた

目を離せば
思わぬ方向へ行って暴れまくる

火を制御するのも人間
火に翻弄されるのも人間

北海道は 秋の火災予防週間 真っ最中

厳冬期に入る前に
もう一度
暖房器具の点検を




2013年10月23日水曜日

茶髪

茶髪のイメージって不良ですか?
ヤンキーですか?

公務員が茶髪にしてちゃ 何かマズイですか?

消防は長髪を禁止しています。
でも、市役所の職員は禁止じゃないですね
茶髪はいないみたいだけど

消防のそれには、いろいろな理由があって
空気呼吸器の面体着装時に髪の毛が挟まって気密が保てない とか
ヘルメットからはみ出した髪の毛に引火する とか
諸説あるけれど
近年、女性消防職員も現場で活動する機会が与えられたことにより
そんな理由も関係ない話になってきた

じゃ、男性消防職員がロン毛で茶髪でいいか?

2者択一なら ノー と判断する。

それは消防職員は市民に与えるイメージが大事だからだ

「外見なんか関係ない、キッチリ仕事すりゃそれでいい」
と思っている市民は少数派であり

法により様々な権力を与えられた俺達消防職員は
それを発動するにあたり、

市民から「こんな人に、指図されたくないわ!!」
と外見で思われないようにしなければならい。

じゃ ロン毛の茶髪って 「こんな人」って感じで印象悪いのか?
信用置けない人に見えるのか?

2者択一なら イエス だ

ただそれには、消防職員にとって・・・という但し書きが付く

職業人のイメージというのは、その仕事をスムーズに行うため
組織で創り上げていかなければならない。

悪いイメージを払拭することから始められるような
そんなユックリズムな職種ではない

全てが緊急事態だ

「あんた本当に消防職員なの?」
というところから始まってマイナスからゼロにまで持って行く時間的余裕など
殆どない。

ゼロからスタートしなければならない。

でも最近の若い人、消防の新人職員もそうだけど
生まれつき髪の毛が茶色い子が多いなぁ
それは、生まれつきだから仕方ない

俺なんか最近は白髪が増えて染めてるけど
安い白髪染めを使うと色が薄くなってきて、茶色っぽく見える時がある

そして坊主頭にしてるには 深~~~イ 訳があって

天然パーマなんだ!!!!!

高校の時にはロン毛で天パなもんだから
大泉洋みたいになっちゃって、先輩には眼を付けらるし
先生には疑いの目を向けられるし
かと言って、髪はジョンレノンのように伸ばしたかったし
お蔭で髪の毛のせいで、あんまりいいことはなかった。

もし、この消防の世界に
日本国籍を取得した外国人や
ハーフの子が入ってきたりしたら茶髪問題はどうなるんだろう・・・
黒く染めらせるのか?
もし、その子が茶髪がOKならブルーやピンクもOKだと言って
カラフルな色に染めてきたらどうする?

どこまでがOKで、どこからがNGなのか ボーダーラインはどこだ?
もしニューハーフが入って来たら、仮眠室は男性用か?女性用か?どっちだ?・・・・

絶対に入って来ないとも限らないし
そんなことも危機管理対策として考えておかなければならないのかなぁ

そんなこと考えてる暇があったら
目の前の仕事に集中しろ ボゲェ   ってか 

はい わかりました隊長 












2013年10月18日金曜日

全国高校駅伝競走大会北海道予選会

倍返しだ!!

やってくれました 札幌山の手高校

全区間区間賞の完全勝利

応援に行けなかったけど
嬉しくて嬉しくて鳥肌が起った

車の修理のため急遽取りやめになったけど
息子も札幌まで行って直接応援に行くはずだった

きっと監督と抱き合って、喜びを分かち合いたかっただろうけど
今回は残念ながら遠くで応援だ・・・(^_^)/~

この一年間
あの監督は、燃えてただろうなぁ

昨年の屈辱は反撃の嚆矢だった!!

半沢直樹が流行る前から 
梶山一樹は、100倍返しを固く心に誓っていたはずだ

これで昨年の雪辱は完全に果たした\(~o~)/\(^o^)/ヽ(^。^)ノ

ケニアからの留学生 ドゥングを受け入れた意味が
これで実証できた

速いチームを造るには、速い選手がいなければならない

選手全員をどのレベルまで引き上げるか
目標が目の前にあるチームは強い

回りの選手たちも よくここまで成長してくれたもんだ

でも、みんなドゥングの付録ではない
補欠の選手も含め、一人一人がみんなヒーローだ

さぁ 次は 都大路で輝く番だ

先輩たちが開いた夢の扉
その先になかなか進めないでいる後輩たち

全国に「札幌山の手」の名を轟かせる時が来たぞ

監督は喜んでなんかいない
もう次に向かってる筈だ
何度打たれても、前を見ながら前のめりに倒れてきた男だからね

全国ベスト8

先ずは ここからだ

だから、まだ 「おめでとう」 は言わない






2013年10月15日火曜日

城岱スカイライン 走破

体育の日

以前からオッカちゃんが
「連れて行けぇ 連れて行けぇ」 と
わめき散らかしていた
道南の自転車野郎のメッカ

城岱スカイライン へ チャリンコで行って来た。

太田山神社の時と同じく
「オメェには無理だ!! 俺だって厳しいんだからな」 と
ずっと断り続けていたけれど

マラソンシーズンが終わった俺たちにとって
お金を掛けずに、楽しく健康づくりをするには
燃料を使用せずにエコで脂肪を燃焼させてくれる
有酸素運動は?

というと

チャリンコしかない

ってことで イザ 城岱へ・・・


颯爽と飛び出していくオッカちゃん

7.5kmの上りコースを
あまく見てる アホな女



ちょっと景色がいいと
直ぐに止まって 休憩

まぁノンストップで
登れるとは最初から思ってないし

まぁ いいか・・・好きにしろ





終いには この有り様

「あぁ もう無理 もうダメ」とか言いやがる

こんなところで無理とか言われてもなぁ

それでも、負けず嫌いなオッカちゃん
チャリンコを押し始めた(^^ゞ

鬼の形相で、展望台を目指す

まともに見れる顔ではない

この女・・・・・怖い





展望台まで1kmの看板を見ると

俄然 元気が出たのか
カメラを構えていた俺を置き去りにして

9%の上り坂をグイグイ登っていった

「おいチョット 待てよ!」


約1時間かけて
メデタク 展望台に到着

自転車で走破
というよりは

自転車と一緒に って感じかな(^^ゞ



下りでまた一悶着あったけれど
なんとか無事に大沼に到着し
取りあえず、いい汗はかいた

帰りは山川牧場の牛乳とソフトクリームを食べ 脂肪を取り戻し

大沼トンネルを通り、また下り
函館新道の副道をゆっくり帰ってきました。

天気も良かったし
秋晴れの空の下
最高のツーリングでした

北海道の秋は 足早に去っていくからなぁ
毎週 土日は天気がいいと いいなぁ


まぁ 冬は冬で楽しいけどね







2013年10月14日月曜日

緊急消防援助隊 北海道東北ブロック合同訓練

行って来ました 雨の中

しかも、凄い豪雨で
訓練が中止になるんじゃないかって言うぐらいの大雨

11日に札幌に向かう時
大沼ICで青森県隊と一緒になった
フェリーで函館入りしたんだね

途中 雨による50キロ規制もあり
なんと、高速で札幌に着くのに5時間も掛かっちまった

本隊は前日の野営訓練もあるから
災害が発生しない限り、雨の中でも訓練が始っている。

エアーテントでの宿泊だから、雨の叩きつける音で
寝られなかっただろうなぁ

本当にご苦労様です

消防ってのは 何時でも何処でも寝れて
何時でも何処でも与えられた物が食べれて
そんな強い身体と精神力が必要なんだなぁって
つくづく思う

当日は海上の状態が悪く 水難救助訓練は中止
もちろん本災害の時は、天候に関係なく救助は開始されるけど
訓練の目的は実働だけではない。
連携が確認できただけでも成果はある

撮ってきた写真は500枚ぐらいあるかな
前回、ブログでも書いたように
今回の訓練見学と参加隊への激励は、完全プライベート。

たくさん載せちゃうよん

合同訓練ならではの風景

こんなところで参加隊の交流や
情報交換がされるんです

いや これ冗談じゃなく
結構重要なんだよね

各県隊の支援車

カッコいいなぁ

完全に素人目線です

待機場所

訓練の流れで
偵察隊~道路啓開~車両救助

順番に並んでる


札幌の支援車と

特別高度救助隊
この場所に 相応しくない
俺の軽トラ

隣の黒車両は
なんと北海道危機対策課消防担当課長の
車でした(^^ゞ

すかさず 挨拶 <(_ _)>


車両救助
自衛隊がショベルで土砂を排除。

道警との連携活動。

ビルでは
屋上に孤立した要救助者を
北海道防災ヘリが救助

警察と救急隊による
車両からの救出活動

普段の交通事故現場では
こんな連携は無いけれど
大規模災害ともなると
道警の救助隊も出動し
こんな現場での活動も想定される


緊急消防援助隊は
こんな機器まであるんだね

心強いなぁ





北海道DMATも参加

消防隊の指揮本部や救急隊との
現場活動の連携確認がされていた。
水難救助訓練が実施される予定だった港
こんな感じで高波が凄かった

遥か向こうには
津波で流されて屋根上に要救助者がいる
という訓練想定で使用するはずだった
模擬家屋が見える。



NBC災害対応訓練も実施。




ホットゾーン
ウォームゾーン
クリアーゾーン

明確に区切られいるのが判る。


倒壊家屋救出訓練の参加隊。

同じ組合の七飯救急隊が出場。



座屈した建物内に
救助隊が進入。

要救助者のトリアージ訓練も
同時に開始。


三連梯子で届かないところは
カギ付単梯子を使用して

更に上階へと進入。

応急梯子救出



DMATによる
現場活動が開始。

救助隊~救急隊~DMAT

実践さながらの展開だ。



倒壊家屋救助を指揮するのは

長岡消防と大曲仙北消防の合同現場指揮本部


北海道警察の災害救助犬も活躍。
指揮隊員から活動指示を受ける救急隊

ブラインド訓練なので
どの訓練に参加するか以外は
シナリオはない。

全て現場対応で進行だ。


はしご水平救出第1法で救出かな?

と思っていたら

第2法での救出だった。


倒壊建物の全景

それにしても
凄い救助隊員の数だ。

活動指示を受ける

七飯消防救急隊

やはり 指揮隊の活動が気になる

指揮板も見たいけど
これ以上近づいたら怒られそうなので
諦めました。(^^ゞ

活動中の七飯救急隊


DMATによる搬送トリアージが実施され

女医さんが大活躍してました。

なんだか カッコいい

完全に素人目線になってるし・・・・
搬送ポストでは
指揮隊が大忙しだった。



訓練終了し
車前に整列

最後まで気を緩めない
救助隊の心意気を感じます。

指揮隊も訓練終了

でも、こちらは情報整理があるから
指揮隊は、これが重要なんだ。
おぉ
羊蹄山ろくでCAFS配備したんだぁ

俺のところも次期更新時は考えなきゃなぁ
大型水槽車も必要だし

今は情報収集だな
遠距離大量送水システムからの中継体制
なんたって4000リットルだしなぁ

これは水道管が壊れて
消火栓が全滅した時に一番使える
頼もしい奴だ





災害はどんなに願っても
必ずやってくる
忘れた頃にやってくる のではなく
忘れない内に必ず やってくる

防げない災害なら
被害を最小限に抑えるのが、俺たちの仕事だ

その時、どう動くか


今回の訓練を通して、そんなことを再認識しました。



2013年10月10日木曜日

消防の画像

ブログの名前とは程遠い内容の俺のブログ

最近プライベートな事ばかりだけど
それには理由があって・・・

消防の公式ブログじゃないから
勤務中に撮影した画像を
個人のブログに載せることは ダメェ~

俺の職場じゃないけど
そんなことを注意されて処分を受けた職員がいる

という情報が俺の耳に入ってきてからは
訓練風景を撮影しても
それを個人のブログにアップすることを止めました。

帰る時や休みの日に消防に来て撮影したものは
勤務中じゃないから全然OKだけど

そんな時間帯に訓練なんかやってないしね

「消防の業務や活動を紹介していければなぁ」

そんな思いで始めたブログだけど
画像がないと、なかなか伝わらないし・・・

所謂、職務専念義務違反ってやつに抵触するってことらしい
疑わしきはやっちゃいけないというのが公務員

残念だけど 俺の休みの日に訓練をやってることは
安全管理上まずない。

ただ、やってないというのは隊として纏まって実施する訓練や
演習など出向して実施する大規模な訓練だけであって

各隊員は曜日に関係なく、時間に関係なく、夜遅くなっても
ロープ結索の訓練や器具の取扱い等の基本的なこと
救急隊はPA連携や、CPR時の隊員の動きの確認
若い職員は、先輩に遅れを取らないために
防火衣の着装を何度も繰り返したり
車載器具の確認などなど みんな頑張ってるんだよね

眼に見えないところで一生懸命訓練している

でも・・・・
その頃、俺は家でビール呑んで酔っ払ってるしなぁ

まぁ勤務時間外で機会があったらドンドン写真撮って
載せることにしよう

手始めに
明日から始まる 緊急消防援助隊の北海道東北ブロックの訓練

公務出張じゃないけど
消防長に「課長も行くぞ!!!」って命令されて
出場隊員の激励に行ってきます。

命令と言えども
これは、あくまでも私費で、俺の軽トラで行く完全プライベート 

ガンガン写真撮ってくるぜぇ
やっぱ 消防の画像は カッコいいしね

俺が子供の頃 憧れた消防車や救助隊員

♪あの頃の未来に 僕らは立っているのかなぁ♪

そんな子供の頃に帰って、写真を撮ってこようと思う


俺って今も少年の心を持ち続けている 

ダンディでカッコいい中年親父なんだなぁ  

腹は出てきたけど  (-_-メ)