この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2015年7月28日火曜日

感動 再び

今日
帰宅したら届いていた

ちょうど一ヵ月前
もしかしたら一年で一度だけ
俺が輝いていられた、あの日の勲章が

実は
悲しいことに、サロマのゴールでは
メダルを首に掛けてはもらえなかった

今までのゴールの中で
経験したことのないくらい
なんとも感激の薄いゴールだった

ナイスランです!!    パチパチパチ

地元ボランティアの女子高生たちに
首に掛けてもらう、あの一瞬の為に
100キロを走り続けてきたのに・・・・(涙) (ToT)/~~~

完走者が多かったのか
俺のゴールが遅すぎたのか
どっちにしても主催者が予想していた個数を
完走者が上回ったってことなんだろう・・・

そりゃ ねぇっすよ~

第30回を迎えるほど有名なウルトラだよ?

俺の感動を返せぇぇぇぇぇ~

てなわけで
本日、無事届きました

ジャ~ン 8個目のメダルでぇ~っす

あれ?
なんか形が   変

今までと違うぞ

なんか イ マ イ チ



今までの方が
SAROMAっぽくて
好きだったんだけどなぁ

なんか30回のアニバーサリーってことで
今回はこのデザインらしいですが

俺は今までのがイイィィィィィィィィ

って
なんぼゴンボ掘っても しゃーないので

よくよく見てみると
まぁ
これはこれで
カッコいいのかもしれないな

4年ぶりのメダルだ

人間妥協も
必要な時があるってもんだ


100キロを完走して
一回りも二回りも大きくなった人間が
そんな小さなことで
ゴモクソ ゴモクソ 言ってたら

サロマFinisherとしての名が廃る

8個目のメダルは

また一つ 俺の器を大きくしてくれた

ワッハッハッハッハッハッハ

ハァ?










2015年7月24日金曜日

2日間 消防漬け

先週は体力的にはキツかったなぁ

でも、精神的には楽しかった一週間(^-^)

17日は朝の3時に家を出て
江別に着いたのが8時
北海道消防操法訓練大会への出席

消防組合から構成町の鹿部消防団が出場
練習の成果を遺憾なく発揮し
元気で、迅速確実な規律ある行動で
操法を披露してくれました。

結果は
惜しくも入賞とはなりませんでしたが

出場団員は全員漁師


朝早く漁に出て、一睡もせずに
毎日小型ポンプの操法を練習してきました。

もう、それだけで
十分、鹿部消防団の心意気を
内外に示してくれたと俺は思っています。
本当にお疲れ様でした。m(__)m

大会が終わってからは
全消会北海道支部の恐い恐い常任理事さん達に混じって
北海道新幹線の災害対策特別検討委員会に出席させていただきました。

今後も継続して、
来年3月に迫った、新幹線開業に向けて
消防としての災害対応や連携を検討していくことになります。

その後は、お決まりの 意見交換会

恐い恐い常任理事さん達と一緒に
呑みニケーション(^^ゞ

制服を脱げば、ただのオッサンの集まり
2時間という時間は、楽しくて
アッという間に過ぎて行きました。

そして翌日
決戦の日
全道消防救助技術訓練指導会

昨年、涙を呑んだ
引揚救助のメンバーが
雪辱を果たすために出場した。



数日前の壮行会のときに
ゴチャゴチャと目的だ目標だと
訳の解らない事を選手には言ってきたけれど

会場での激励は違う

『今日この日、この一瞬だけは、責任だとか期待だとか、そんな荷物は
全部肩から降ろして
自分と仲間のためだけに全身全霊を注いで、輝いて来い!!』

そう言って送り出した。

結果は、北海道代表の権利は取った・・・・

けれど、出場した隊員、指導者に
笑顔は一切、誰一人として ない。
泣いている者もいた。


減点があった。


この指導会に出場する隊員たちには
今までも、今回も

減点は 現場では 二次災害だ!    と言って来た。

それは
代表権はあるにしても
全国では通用しない、北海道代表としては胸を張って全国に勧める
そんなレベルではない事を示している。


ただ、そこで隊員達には考えて欲しい

お前たちの本番は ここ ではない。
もっと過酷な、やり直しが利かない現場が
本当の、お前たちのステージ

訓練は、やり直しができる。
失敗したまま終わらせる訓練は
現場には反映されない。

もう一度チャンスをもらったんなら
やり直してくればいい。

救助大会への出場は  

そこに 目的がある事を認識してくれれば
それでいい。

それが、消防にとって宝物となっていき
住民にとっての信頼に変わっていく



でも、テメェら
全国での失敗は絶対に許さねぇからな!
完璧にやって来いよ


またまた、プレッシャーを掛けてみたりする (*^。^*)


頑張れ  若者
自らの殻を 突き破れぇ~






2015年7月14日火曜日

週末の過し方

1週間ハードな仕事をした週末は
自分のために過ごす時間を、大切にしたい

たまには好きな車でドライブでも と
カメラ好きの次男を誘ってみたら
珍しく、「付き合ってやってもいいよ」って

逆じゃ ボゲェ!!
暇そうにしてるから、俺が誘ってやったんじゃ!!

ってなワケで
予定ルートは、大好きな埠頭に行って
その後は、チョットだけ峠を攻めて(もちろん制限速度で)
それから、気分次第では遠乗りしてみる

そんな、20代の頃に戻りたい父と
リアルに20代の息子

最近、あまり会話もないけど
この日だけは、何故か意気投合して Let's Go~

先ずは港町埠頭へ
天気もいいし
函館山もクッキリ見える

やっぱり
ここの埠頭には、独特の雰囲気がある

コンテナヤードは
異国への思いを馳せるには
絶好の場所だ


この日は
釣り人もたくさんいて
賑やかな埠頭だったけど
それはそれで、大好きな場所

今度は軽く峠を攻めてみよう(もちろん制限速度で)
ということで
地元では有名な城岱スカイライン へ


アクセルは控えめ
ブレーキは早め

気分だけは 頭文字D

安全運転で城岱牧場に到着




ここから眺める
我が直轄区域

今日は何もなく
平和であってくれよ~

城岱から大沼方面へ下り
途中、山川牧場のソフトクリームを喰ってから

次は、きじひき高原を 攻める(もちろん制限速度で)
北斗市が観光の目玉としている きじひき高原
つい先日、オッかちゃんと走って登った道を
車でブイィィ~ンと、ものの10分だ(笑)

途中、メロディロードがあったけど
なんのメロディだか・・・・俺と息子には判らなかったなぁ(-_-メ)

さて、ここからが
この日のメインイベント 江差かもめ島までのロングドライブ

オートクルーズをキッチリ60キロに設定し
のんびり走った

 空から見れば
かもめが羽を広げてるような
そんな形をしていることから
名が付いた、かもめ島

当時
いったい誰が 空から見たんだろう?

そんな俺の疑問とは関係なく
厳島神社の鳥居は カッコいい
この、かもめ島には
いろんな伝説がある

一番スゲェのは
義経が江差に渡ったという 伝説だ
おまけに弁慶の足跡まである・・・

夢があるなぁ

遠くに見えるのは 榎本武揚が
蝦夷地に渡った 開陽丸だ


こんな、俺の知らない話をしてくれる
歴史好きの息子を連れてきて
良かった(笑)

でも
こんな場所を見つけると
直ぐに先端に起ってみたくなるところなんか

まだまだ 少年の心を 持ってるんだなぁ

と 思っていたら

なんてことはない

ただ、岩を見れば登りたくなるだけの
猿だ

こいつは 猿だ

ただの 猿だったんだ(爆)






帰りは
上ノ国から木古内へ抜けて
ショートカットして帰ろう

と思っていたら

息子が松前城に行ってみたい
というもんだから
スンゲェ遠回り (≧▽≦)


桜の季節ではないけれど
松前城は北海道唯一のお城だ

流石 風情がある

ちなみに、松前藩の参勤交代は5年に一度だったり
当時は寒くて米が取れないから、逆に幕府が肩代わりしていたり
というような 32条ばりに特例が認められていたそうだ(笑)


最後に寄ったのは

あまり意味のない
北海道最南端 白神岬

九州最北端 とか
北海道最南端とか
あまり、ソソられないのは
俺だけかなぁ??

いやぁ~ 走った走った
朝9時に家を出て
帰ってきたのは18時だ
疲れたなぁ  500キロぐらい走ったかな

でも いい車は 疲労度が少ないわ
















欲しいなぁ   この車・・・・

でも、俺には まだ分不相応だな

いつかきっと
レクサスが似合う 男になってやる








2015年7月10日金曜日

あれから2週間

もう2週間が過ぎた

なんだか、凄い何ヶ月も前のような
そんな気がする

また、走りたい
また、あの地へ戻りたい
また、苦しみの中に自分を置いてみたい

でも、サロマは
「もう一度、一から出直して来い」 と突き放す

同じ苦しみは二つとないし
その度に、感動が違うように
それ故に毎回、俺を虜にする

あれから2週間が過ぎたんだなぁ・・・・・・薄目で遠くを見る(笑)

あっ そうそう
兵庫の消大仲間の永井さんから
美味ぁ~いもんが届いていた

ジャ~ン
揖保乃糸

もう兵庫の方は
熱い夏真っ盛りなんだろうなぁ

冷たくして 氷でも入れて
キンキンに冷やして食べる そうめん
美味いよなぁ



だけど
まだまだ北海道の夜は
鳥肌が起つぐらい 寒いんだよなぁ(';')
今年の夏は冷房いらずだ

だから
そんな夜は

温かい だから~♪   古

これはこれで

ビールと合うんだなぁ  これが(;´∀`)

自家製唐辛子を
ガッツリ入れて
熱くして・・・・・





熱くしてといえば!?

先週は
消防団の操法大会

北海道渡島地方の支部大会だけど
同じ北海道新幹線の街
寒中みそぎで有名な、木古内町で実施

ここの駅長というのがまた
北斗の ず~し~ホッキーにも負けないくらい
怪しいキャラクター

その名も   キーコ 木古内だから キーコ  

こんな奴
http://www.town.kikonai.hokkaido.jp/ki-ko.official/index.html



出身地が
東京青山とか
ワケわかんねぇし・・・・






渡島地方の消防操法大会は
順位は発表されない
というか、競技形式ではない
日頃の訓練成果を発表する場
って感じ

それでも何ヶ月も前から訓練し
どこの消防団も、相当やってきてるなぁ
という印象が強い

来週の7/17は
北海道消防操法訓練大会が
江別市の北海道消防学校で開催される

こっちは正真正銘の競技だ
各地区の代表が北海道代表の座を争い
全国大会への切符を懸ける

同じ組合から鹿部消防団が
小型ポンプの部に出場する

昨年、北斗がポンプ車操法で味わった
屈辱を是非晴らして欲しいなぁ

昨日
いつも消防団の皆さんが
訓練している漁港まで激励に行ってきました

日頃の訓練成果を遺憾なく発揮し
鹿部消防団としての誇りと名誉にかけて
素晴らしい操法を実施していただきますよう
期待しております。

とか いっちょ前なこと言ってきましたけど
本当に頑張ってほしいです

出場される、それぞれの消防団員のみなさん
本業を持ちながら、その時間を削り
家族とのだんらんの時間を割いて
操法訓練に打ち込んできました

順位はともかく
持っている力を、全て出し切って
悔いのない大会にして欲しいというのが
本心です

がんばれ
鹿部消防団!!

おはよう!!
ニッポン全国消防団!!


2015年7月1日水曜日

2015 夢の舞台 サロマ

1年に1回
現実を離れた夢の舞台
極上の13時間を過ごせる日

サロマ湖100kmウルトラマラソン

再びこのスタートラインに起てた
自分の健康に  感謝
快く送り出してくれた妻に  感謝
仕事で迷惑をかける職場の仲間に  感謝
そして、運営に関わってくれた
すべてのボランティアに 感謝




今年は一昨年のリベンジ
出発の前日
2年前に書いた、自分のブログを読み返した
http://shinnjinkanri.blogspot.jp/2013/07/blog-post.html

今年は絶対に歩かない
何があっても、どんなに足が痛くても
絶対に歩かない
たとえ、歩くスピードより遅くても
俺は絶対に歩かない
そう決めて挑んだ100キロ

50キロまでは7分ペースを守れた

けれど、やっぱりサロマは甘くはない
60キロを過ぎた 魔女の森 から
徐々に8分 9分と落ちていく
でも~
カメラの前になると、何故だか笑顔の余裕でピース

既に、膝は悲鳴を上げ
足首は腫れているのに
こんなところでも
見栄っ張りの性格が
モロに出てしまう悲しい性

一つでもオレンジ色の物を
身に着けておけば
勇気が出そうな気がする
消防士の性


挙句の果てには関門に間に合うのか?
というくらい時間とのギリギリの勝負

でも、この追い詰められた時の自分が見たい
くじけそうな時の、自分の根性を試してみたい
この13時間の苦しみに比べたら
仕事の辛さなんて 屁みてぇ~なもんだ
サロマを完走できれば
何があっても耐えられる

そんな気にさせてくれるのが
42.195から先にあるウルトラの世界

自分のために走り出し
誰かのためにゴールする

耐えて、耐えて
右の脚の次に
左の脚を前に出す

それを繰り返せば
必ず、ゴールは近づいて来る

制限時間3分前の
12時間57分でゴール


8回目のゴールは
今まで以上に
俺を大きくさせてくれた
そんな、レースだった

これで俺は1年間 また頑張れる

363日後のスタートラインを目指して