この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2017年8月31日木曜日

パンツの話

いや,厳密に言えば パンティーかな(笑)

この話題,なかなかタイミングが悪くて
いつ書こうかなって,ずっと暖めておいたんだよね

書こうと思えば
西の方から変な物体ば飛ばしてくる奴はいるもんだが
家に帰れば,焼酎飲んで,ぶっ倒れて寝てまうべし
ほんとっ タイミング悪がったのよなぁ

で,この話 実は2週間も前の事なんだけど
オッカちゃんと二人で札幌の帰り
石山通りを走っていたんだけど
チョッと渋滞してたんだよね

俺もストップ&ゴーでチンタラ走るのは好きな方じゃないんで
一定の車間距離を開けながら超スローで走ってたら

その隙間に,右車線からスルリッと入ってきた車
この際だから車種 喋っちゃうけど

函館ナンバーのレクサスRX(旧型) 色は白

そのリヤワイパーによ
なんだが薄紫色の小さな 旗 みたいのが
ヒラヒラしながら,ぶら下がってる始末だもの

最初,俺もなんだか判らなかったんだけど
俺もバガだもな
もしかして?っと思って
せっかく安全走行してるのに
わざわざ車間距離ば詰めだもの・・・・・(^^ゞ

したっけ!!

(本当の北海道弁は,こういう時に したっけ を使うんだわ)

したっけ  なんもよ 旗でなくて
パンティよ
それにしても,やけに面積が小さいもんだから
ほんと 最初 何がなぁ~って 感じだったんだけど

薄紫色の,やだら小さい
小さいといっても子供が穿くような,小さいって意味じゃないよ?
言ってしまえば,エロイのよ!!

俺もなも,おかしくて,おかしくて
腹痛くて 腹痛くて

だってオメ
レクサスにエロパンツぶら下がってんだよ?
しかも薄紫だぜ(ラッキー)

史上最強の爆笑エロシーンに巡り合えて
幸せな気分に慕っている俺の横から
なにやら不機嫌そうな,トーンの低い
それでいて音量はデカイ
耳慣れた女の声が聞こえてきた

「あんた 頭 おかしいんじゃないの!!??」

いやいや,至って正常だべさ
これで,ウケなかったら 正常じゃないべさね

「かわいそうでしょ 誰かに悪戯されたんだよ きっと」

それは解るけどさ
誰おめ,自分で,女のパンツばワイパーさ引っ掛けて走る奴いるもんだがや
しかも レクサスさよ

「レクサスじゃなきゃ いいのかい?」

いやよ  オメもまだ  ガジャミソだな

女のパンツ見て うれしくない奴って世の中にいるってが

「はあぁ~?」

・・・・思わず 話が横道に逸れて  つい本音が出てしまった(>_<)

いやいや極一般論としてさ
男の人ってのは,女性のパンツ好きでしょ?
そんなの俺だけじゃないよ
けっして,俺が変態ってワケじゃないよ
女性のパンツが見えてたら
「ラッキー!」って思うでしょうよ

そりゃ,写メ,動画とか撮ったら犯罪なんだろうけどさ
盗撮とか道迷惑行為防止条例違反だとかでさ?

でも,俺からしたらだよ
そんなおめ,見えそうなところまで
自分でスカートば短くしておいてだよ
女子高生なんか,わざわざ自分でたくし上げて
短くしてんだべ? オメだってやってたべや

それがさ,エスカレーターとかに乗ってさ
2~3段下にいる親父達が見たからって
なんだってのよ
こっちの方が迷惑だで

エスカレーターで上の段にスカートの丈が短い女性がいたら
男は皆,下向いてなきゃダメなのか?

普通はさ,降りる場所が近づいてくるのを
ちゃんとこの眼で確かめながらさ
傘とかバッグとかば,挟めないように
事故にならないように注視してるもんだべや

そして,男っちゅうもんは上を向くもんなんだよ
俺は,小さい頃から父親に

「どんなに辛くても,前を見て,顔を上げて,目標を見失うな!」

って言われて育ったんだよ?

ってな感じで
チョッとウケを狙って,オッカちゃんに喋ったんだけど
既にそういう事態ではなかったみたいで・・・

しかも
捲くし立ててる時って,本人は論旨のズレて行く過程に気付けなくて

でも,最後に喋ったことだけは記憶に残っているワケで

「その目標が,今回は  パンツ だったってことだけどさ」・・・・・アレッ?

だから,オッカちゃんの心境は既に,そのようなお茶目な事態ではなく・・・

論理崩壊

「呆れて,もう なにも あんたとは 喋りたくない・・・・zzz」

って 言ったきり寝てしまい
残りの230キロを狭い空間を
なんとも気まずい雰囲気のまま進み

会話が再開したのは
家に着いてから,ほぼ2時間後ぐらいの夕食のときでした

でも,反省はしていません

だっておめぇ

薄紫色のちっちゃいヒラヒラのエロパンティがレクサスにだよ?
この状況に,反応しない男っている?

今度から,悲しいことがあって,くじけそうな時は

この情景を想い出そうっと

でも,その後
あの車,左右に割り込みしながらドンドン前に行っちゃって
離れちゃったけど
気が付いたときには,運転手さん どんな精神状態になったんだろう

せめてピンクならなぁ

って思ったのは  俺だけかな・・・・・そこは反省m(__)m



2017年8月29日火曜日

それぞれが

真実と正義を嘘で固め
見えない力が心を揺らす

奥底にある邪悪と善良が
交差し続ける

一方のストレスは
他方のリラクゼーションを生み
言葉の数と発信力で
地球が傾く

表と裏が一体なら
不安と恐怖は,戦争と平和
恐怖を煽り戦わせ
不安なままの平和を手に入れる

それぞれが,正しいと思う方向へ
拳を振りかざして歩き出す

永遠に交差しないことを
俺は
          祈る





2017年8月22日火曜日

戦う理由

黒いカラスにぶら下がる,日本人
僕らは,テレビで銃弾に倒れる兵士を見てる

空爆に,両足吹っ飛ばされた少女の
瞳から,真っ赤な血液が滴り落ちる

日の丸と星条旗に僕は尋ねてみたい
「戦争と銭はどうしても必要ですか?」

広島と長崎が吠えている
「もう嫌だ!!」と泣き叫んでいる

ほら また戦争かい

ほら また戦争かい

戦争に人道などありゃしねぇ

戦争に正義もクソもありゃしねぇ



                   静かなるアフガン 長渕 剛





2017年8月18日金曜日

訓練の講評

年に3回 × 3署
火災,救助,対象物の訓練を査閲するようにしている

日時や場所,内容は各署に任せ
要綱作成上の留意点だけ伝え
進行は訓練隊員に応じて,ブラインドでもシナリオでも構わない
が・・・なるべくならブラインド

留意点は2点
出動隊は各署の実状に即していること
出動人員は最少の時を想定すること

それだけ

視たいのは,個々の隊員の技術・レベルではない
ましてや,基礎訓練や個別の切り取った部分の訓練ではないし
普段各々で実施しているトライ&エラーを主眼とした訓練でもない

視たいのは,部隊としての完成度・・・具体的に言えば各隊の連携

有りもしない指揮隊が先着したり
遠く離れた出張所の後続隊が1分後に現着したり
普段とっていない1隊5名体制で出動したり
乗り換えの筈の救急隊が火災現場に同着したり
火災現場で円陣を組んでみたり
普段着用していない救助服で出動したり
現場最高指揮者が複数いたり・・・・etc

俺たちが若い頃は
そんな実状とは掛け離れた訓練ばかり
させられていたし
個別訓練でもトライ&エラーは許されなかった

今は,そんな訓練をする部署は,ひとつもない
日々,若い職員を指導し自分も成長する
知識と技術が伴うよう身体を動かし
伝承を基本としつつ,時代に即した新しい技術を身に付ける

それが,今の訓練の有り方だ

査閲と言うからには
終了後には必ず講評をする

本日の訓練は,「概ね良好」ということで講評とさせていただきます
お疲れさまでした

これは,対象物の関係者等も参加して実施する合同訓練での講評
どこが講評なんだか良く判らないけど
とりあえず,良くても悪くても「概ね良好」だ

事業所の関係者には,後から担当者が具体的な内容を指摘して
今後の防火体制の強化に繋げて貰えればいいので
俺の講評は,社交辞令のようなもんだ

ただ

       ただ

消防内部だけで実施する訓練の講評は,そうはいかない
ダメなものはダメだ
概ねもクソも,良好でないものは不良でしかない

俺は完成度を視に来ている
ダメな時は
今日の訓練が,実災害でなくて良かった
とハッキリ伝えるようにしている

災害現場は1回きりの勝負
そこでトライを試みて,エラーする奴なんていない
それは絶対に許されない

百聞は一見に如かず
と言う,ことわざがあるように
一度の災害現場での教訓は何物にも変えがたい
貴重な経験ではあるけれど

では,その時の現場での活動は
消防として,また一隊員として中途半端な不十分な未完成な
そんな活動をしてしまったのか?  と言うことになる

災害現場は俺たち消防隊員が
普段の訓練成果を,思う存分100%発揮する場だ
100%出し切っても,なお足りない部分があったのなら
それを克服していく為に訓練を繰り返す

百聞は一見に如かず・・・・・ そのこと自体,否定はしない

ただ,俺たち消防は

一回の災害現場の為に,100回訓練するんだよ

それが,消防の使命だ

と,現場を離れ動けなくなった自分のことはチョッと横に置いといて(^_^;)

査閲の講評は,なるべく本音をぶつけるようにしている
と言うか
抑えられなくて喋ってしまう・・・・・(>_<)


でも,きっと俺如きのレベルの上司に

今日の訓練は旨く行きました,また頑張りましょう  お疲れさまぁ~ず

なんて講評されたら
皆,やる気なくなっちゃうだろうしなぁ

逆に言うと
俺如きのレベルの消防職員に
指摘されるような訓練を見せるんじゃねぇ~よ

ってことだ

一見は百訓に如かずだ!!


2017年8月15日火曜日

72回目の終戦

72年前の今日,戦争が終わった
俺が生まれる僅か14年前の出来事だ

その前には,多くの日本人兵士や日本国民が
尊い命を「お国の為」という偽りの心魂によって
犠牲になっていった

そんな時代だった

公務員としての今の立場で
終戦を語るには
美辞麗句を織り込んだ内容になることは否めない

本音は,心の奥に仕舞い込み
敢えてこのブログで書く必要もない

ソファにデンと座り
足を投げ出し
犬の頭を撫でながら
太平洋戦争のドキュメント番組を見ている
そんな俺に
出征兵士の無念さなど語る資格は  ない

「俺は靖国なんかには行かない・・・天国に行くんだ」
と,愛する人に言い残して散っていった特攻隊員

また一部の隊員達の間では やはり
「靖国で会おう」と散っていった若い隊員がいたことも事実

そんな全ての英霊の御霊が安らかに眠ることができるよう
恒久の平和を誓い,慰霊する場所が靖国神社なら
そこに行って手を合せることが
今の平和な時代を生きていける者としての
せめてもの奉謝ではないだろうか   と俺は思う

若いときには
俺と同じような歳の男たちが
勇ましく国の為に命を捧げたんだ
軍神として語り継がれるのも
名誉なことだな・・・・

という考えが無かったわけでもない
でもそれは,「無知だった」という言葉で片づけられることではないし
今の若い人たちが,40年前の俺と同じような考えを持っていないことを
ただただ願うしかない

そして,今は
息子たちが,その年代になった
もし,自分の命よりも大事な二人の息子を
戦争に取られたら・・・・

「立派に戦って,お国の為に命を捧げろ」
なんて

言えるわけがない
頭の片隅にも,1ミリ足りとも そんな考えは浮かばない

戦争は,二度とあってはならない
戦争は,二度と起こしてはならない
戦争が起きないために
戦争を起こしそうな人たちに
戦争反対を訴え続けることが

これからも平和が続いていく
唯一の手段だと
地球上の全ての人類が再確認する日

それが
8月15日  だと

俺は思う




2017年8月14日月曜日

夏休み ③

夏季休暇の正しい過ごし方
それは,仕事のことを一切考えない
という努力をしながら
休みなんだから,楽しまなきゃ,遊ばなきゃ,仕事のことは忘れなきゃ
と仕事のことを一生懸命意識しながら過ごすこと

所詮,頭の中を空っぽにして遊びに没頭する
なんてことは不可能なんだし

無理に忘れようとせず,仕事のことが頭に浮かんでしまったら
それはそれで,決断することも無く,脳内の迷いを全部出してみて
時間無制限で,答えを出す必要も無い無責任な時間を楽しむのも
休暇の正しい過ごし方の一つだと・・・・
そう考えながら休暇を過ごす

という,ややこしい内容から始まる 夏休み最終章

前日の藻岩山登山と大通りまでの歩破が
よほど応えたのか
オッカぁは,なかなか布団から出てこない

俺は,歳をとったせいか何時に寝ても,朝4時には目が覚めてしまう
っていうか,オシッコしたいだけなんだけど・・・

今日も札幌は快晴
早朝の気持ちいい朝日を浴びて
一人だけの時間を満喫しようと
自転車で丘珠空港まで行ってきた
北海道防災航空室には隊員を一人派遣してるので
もしかしたら,出勤時に会えるかも
と淡い期待を持ちながら,距離と時間の配分も計算せず
チャリをチャギこいで漕いで行ったら
なんと,5時半に着いちまった(^^ゞ

ヘリや飛行機の発着もなく,ワヤ静かな丘珠空港
とりあえず,芝生の上に寝っ転がって
朝日をまともに受けて,1時間は寝たかな
目覚めたら7時チョッと前
こんなところで本当に寝てしまったことに,自分でも呆れる

当然の如く,こんな時間に出勤してくる隊員は誰もいる筈もなく
誰にも会えず,ヘリも飛行機も見ることなく
空港を後にしました・・・・ただ二度寝をしに来ただけって感じ

来た道とは,違うルートで戻ることが出来る
これが,札幌市というか,内陸地のいいところだよな
俺の住んでる所なんか,往復同じ道を通らなきゃ
家に帰れないもんなぁ
もし,違うルートを選択しようものなら
北海道を一周しなきゃならないことになるしぃ

朝から健康的なことをしてしまった身体は
朝飯をタップリと胃袋に収め
本日は一路,北斗市を目指しての帰り路です

帰路といっても,ルートは長万部までは何コースか選ぶことが出来る
今回はニセコ山系にチョッとだけ寄り道
以前から気になっていた 神仙沼 を見に行ってきた
気仙沼じゃないぞ,あそこは帰り道じゃないし・・・

神,仙人という,なんとも神秘的な文字が二つも付いている沼
ニセコ山系にある湖沼の中でも最も美しいと言われてる沼だけあって
俺たちの期待は大きい
なのに二人のいでたちは,どうみてもニセコの山に入る装備ではない
俺なんかショートパンツにTシャツ,おまけにサンダルだし
山を自然を舐めるなと言いながら,ガッツリ軽装だけど
ただ,ここのルートはキッチリと整備されていて
散歩気分で入れる道路だということは,事前情報として仕入れてあった
そんな情報を鵜呑みにして挑んだ神仙沼
道のりは意外と長かった

ニセコパノラマラインから
直接入れるという安心感がある

周りはバイクのローリングで
ヤガマシかったけどなぁ
途中,あと890メートルだから
がんばってね
という,お茶目な看板があるけど

あと890もあんのかよぉ
ショートパンツでむき出しになってる下腿部が
虫刺されで ワヤ な状態になってることに
この時は,まだ気付いてはいなかった

すれ違う人達は皆
ガッツリまがなってるし

肌を露にしてるのは,俺だけって感じ

それでも,ここまで着たからには前に進むしかない

これ,自然を相手に遊ぶ時は
危険な発想というのは判ってるんだけどなぁ

こんな感じで湿地帯をテクテク歩き

本当に散歩気分で行けるルートだけど

ショートパンツは絶対に  ダメ!!
サンダルも ダメ!!



これ読んだ人は
ちゃんとガッツリまがなってから行ってください
家に戻ってから,キンカンとウナコーワクールが大量に必要になります

そんな思いをしながら,たどり着いた場所   神仙沼

目に飛び込んできた景色は
いやいやパンフレットと全く同じものが目の前に拡がります

神秘的な佇まいと,全てのものを受け入れる懐の大きさを感じさせる大自然
人間の小ささをまざまざと思い知らされるとともに
「いつまでも,そこに留まっていたい」という気持ちと
こんな神々しい場所に,日々「汚れっ放しの俺なんかが訪れていいんだろうか」
という罪責感に苛まれながら,一点を見つめ過ぎ行く時間を忘れる

この場所に起った人間は,おそらく皆 同じ想いになるんじゃないだろうか

ジャ~ン

どないや これ
パンフレットからのコピーじゃ
ありゃおまへんでぇ

れっきとした わしのスマホで撮ったもんや

今回の夏休み
締めくくりは,ここで心を浄化して終わった・・・・・いい3日間を過ごしました






2017年8月10日木曜日

夏休み ②

前日は,その日夜勤で家主不在のマンションに宿泊

貧乏金欠節約ツァーの二人は
当然,札幌の夜を満喫することなく
マックスバリューとイオンの割引商品を探し当て
二人で部屋呑み(^^ゞ

糖質ゼロ,プリン体ゼロ,人口甘味料ゼロ,アルコール5%の発泡酒
極ZERO500ml×2本で意識消失

でも
朝は日の出と共にスッキリ覚醒だ
若干前日の疲れが残ってる感は否めないが
せっかくの休日,天気も良いし,金はないが時間はタップリある

どうやったら経済しながら札幌をエンジョイできるか
性格は不一致だが,趣味と知能指数が一緒の俺たちにとって
答えは一つしかない

それは,自然を相手に遊ぶことだ・・・・しかも移動は徒歩だ(^・^)

って事で,藻岩山登山に決定
先ずマンションから7キロ先の登山口までも   歩く!!

札幌の人にとっては何って事ない山かもしれない
でも,俺たちにとっては初めての登山

自然を舐めたらアカン

初心者コースの 慈啓会病院前の登山道をチョイス
帰りは,同じ道を戻るのも詰まらないし
旭山記念公園に出るコースを選定した

登りはじめて5分ぐらいでこんな場所に到着
日本初のリフトって,意外と凄くね?
支柱の基礎コンクリート部分が現存してるし
戦争が終わった次の年
日本が総力を挙げて起ち直ろうとしてた時に
進駐軍は藻岩山でスキーをエンジョイしてたのかぁ・・・・
札幌の子供たちも乗りたかったろうなぁ
とか,70年前の札幌を想像しながら1歩1歩山頂を目指した

途中の休憩所,馬の背 というところで
ショッキングな看板を発見

熊出没注意

これ自体は,北海道ならどこの山にもあるけど
この日付は8月3日・・・ おっといじゃん!!

ちょっと足がすくんだ

「みんな登ってるもの,熊だって出ないべさ」
という不安全行動の名手の一声で,続行決定!!
登山口から山頂までは1時間半ぐらい

土曜日とあって,登山する人も多かったし
安心して楽しむことが出来た

背中に子供を背負った家族や,今日2回目というお爺ちゃん
山ガールの若い娘たち,犬と一緒のおばちゃんたち
藻岩山は,札幌の人達には本当に身近で愛されてる山なんだなぁと思いました

山頂はちょっと霞んでたけど
札幌の街を一望することができた

函館山より200メートルほど高い山頂からの眺めは
自分の足で登った者にしか味わえない
何ともいえない充実感と共に
改めて
札幌って,自然と文化と都市形成が
絶妙なバランスで成り立ってるいい街だなぁ  って
ますます,老後ここに住みたいという思いが強くなってしまいました

三角点を大切にしましょう
って どういう意味なんだろう

ここを踏ん付けたり,落書きしたりするなってことかな?
それとも,このプレートを外して持ってっちまう奴がいるのかな?
まぁどっちにしても大切にしなけりゃならないことは確かに,そのとおりですね

オッ!?
メンコそうな山ガールがお堂の前に佇んでるぞ?
と思ったら・・・オッカちゃんでした

うしろ姿だけは30歳ってとこだな




コンビニのオニギリ2個と魚肉ソーセージ3本を食べ
山頂での滞在時間は,1時間ぐらい
今度は予定どおり,旭山記念公園までの下山コースを降りることに意見が一致
でも,性格は不一致



帰りのコースでも絶好調な俺




若干 お疲れモードで

遅れをとる,不安全行動要注意者


それでも,クソ根性だけはある この女

地下鉄で行こうと提案した俺の考えを一蹴し
徒歩で大通公園までなんとか辿り着きやがった

グッタリのご様子・・・・俺は余裕(*^^)v

それだのに,なんたかった行がねばねって
行ってきたのが 大通り西8丁目にある
三吉神社

なにがどうした神社なのかも解らず
とりあえず御朱印帳ってが
都会のど真ん中にひっそりと佇む神社として
御朱印マニアの方々にとっては人気のスポットらしいけど

俺的にはやっぱり神社は,村の鎮守様というイメージと
出来れば階段が欲しいかな

手水舎には何故か透明なアクリルのカバーが・・・・

これ,どういうこと?

カラスが水を飲みに来るからか?
札幌は意外とカラスが多いからね

でも,これはこれで流石というべきか
氏子さんが多いのかもしれないけど
綺麗に整備されてるし

都会の神社としての地位を確立してるんだろうなぁ

しばし,境内で涼んでる間,太陽も傾き

ん?

日が傾き  か?

どっちだろう・・・ 地平線や水平線じゃないから 傾かないか?

あぁ日本語がホンズナイパサラ

大通りビヤガーデンの喧騒を横目に
厳粛な神社で心の洗濯をし
元気も回復し・・・・・・・・てはいないので

帰りは,汗臭いままですが
素直に東西線に乗って帰りました

他のお客さんに迷惑掛けたかな(^^ゞ

ごめんなさいm(__)m


2017年8月9日水曜日

夏休み ①

今年の夏休みは
4日の金曜日にもらい,土日も合わせて3日間
日本海沿いをドライブに行って来た

もともとはカヤックを積んで積丹を漕ぐ予定が
なんと,直前になって
カーキャリヤへの積載に必要なスリングが足りないことに気付き
楽天に注文したけど,間に合わず・・・・
急遽,予定変更となり,ただのドライブになっちま

う  ワケがない!!

そんな俺たちじゃない

せっかくの夏休み  海がダメなら 山だべさ
でも,山だけなら面白くない
どうせなら,下見も兼ねて 積丹半島周るべが!?
神社もいっぱいあるみたいだし

ってことで,性格は不一致だけど
趣味と知能指数はピッタンコの二人は
直ぐに意見が纏まる

考えてみれば,今まで何度と無く
札幌に行く途中,泊の原発を左に見ながら
通り過ごしてきたけど

その先にある積丹半島へは一度も行ったことが無かった
今回,思い切ってプラドで来てみて感じたことは
「やっぱ,北海道  最高だわ」ってこと

最初に寄ったのが
神恵内にある厳島神社
なんと隣には,役場とくっ付いた,岩内・寿都地方消防組合の神恵内支署があった
いい場所にあるなぁ・・・うらやましいっす

社務所には誰もいなかったけど
御朱印帳は仁木神社で・・・
と書いてある小さな張り紙を,視力2.0の俺が見付け
久しぶりにオッカちゃんに感謝される一幕もあり

神恵内は,いい思い出が出来た

なったって
神の恵みの内だからなぁ

凄い地名だわな




にしん街道のベンチで休んでたら
こんな奴とも,肩を組むほどの 友達にもなれたし

「お互い,頑張ろうぜ」って励ましあってきたよ



出発時間が遅かったので
すっかり昼ごはんを食べるタイミングを外してしまった

どっか景色の良い場所で喰おうぜ?
ってことで見つけたのが神威岬のちょっと手前

地名はわからないけど
平日とあって観光客がいない大きなパーキングで,海を眺めながらの昼食
オッカちゃんが作った弁当&カップ麺

カセットコンロとやかん,ポリ缶の水は
俺たちの旅には必需品だ
生まれた時から海で育ち
海のまん前で暮らし
毎日,海を眺めてるのに
なんで,こんなに海が好きなんだろう

やかんのお湯が沸く間
そんなことを,しんみりと考えていました
腹いっぱいになった俺たちは
喰ったら運動するということを,日々心掛けている

神威岬は,そんな二人にはお誂え向きな場所
神様に少しでも近づくには,そう簡単な道のりではないのは覚悟の上で,サンダルで岬に向かった

頑張って歩いていったその先には

とんでもなくブルーな積丹の海が拡がっていました

でも,この時点ではまだ 矢越の方が綺麗だと思っていたんだよなぁ・・・・

岬を離れ,また少し走ると
これまたビックリ

神威神社・・・名前を見ただけで鳥肌が起った
なったって神の威光が存在する神社だぜ?

これ以上神聖で厳かで高位な場所ってあるのか?  って話だ
だってオメェ

神威神社だで?  凄すぎるべや?

流石のオッカちゃんも,直ぐには鳥居をくぐる事が出来ず
横で立ち止まり,直立不動です・・・なんやねん この女?
神威岬の隣 どっちが先端なのか判らないけど
積丹岬にも行ってみました
先ずは灯台・・・・ん~なんも無かった

きれいな場所ばかり見てきたんで感覚が麻痺しちゃってるのかも
でも  でも  でも
凄いのはここからだった
人しか通れないような高さの,なんとく気味悪いトンネル
恐る恐る中に入ってみると,意外に長いけど臭くはないし綺麗で整備されている

島武意海岸トンネル
 トンネルを抜けるとそこは・・

別世界の海岸が姿を現した

地球が作り出した造形美
南国の海とは違う,青の透明度

穏やかな入り江は
人間の創造を超えた大きな懐を持って
俺たち二人を迎えてくれた
これかぁ

これが

積丹ブルーかぁ

恐れ入り谷の鬼子母神<m(__)m>


夏休み初日は
次は必ずカヤックで漕いでみようと
積丹の海に約束して 終えた