この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2017年4月23日日曜日

相棒

今年のサロマは
今までのサロマとは違う
並々ならぬ意気込みと闘志で挑む

若干気負い過ぎという
気がしないでもないが

俺にとってはこれくらいのモチベーションがなければ
練習を怠けてしまう癖がある
自分にプレッシャーを掛け
練習しないことは悪いことだと
自分を洗脳する

リタイヤしたって誰にも怒られず憎まれず
嘲笑されることもなく、揶揄されるわけでもない

逆に
完走したときには

「ハァ~? 100キロ?  13時間も走ってんの?
                                          ・・・・頭おかしいんじゃねぇ~の?」

と最高の誉め言葉をもらえる

そんなモチベーションを高めるための
今年のツールが決まった

これ

アシックス
GEL-KAYANO
23-SW
TJG944-0990

色はもちろん
レスキューオレンジ!!



この色にしたのは
消防だからだ
それ以外に、何か理由が必要か?
消防なら、この色以外 ない

苦しいとき
ワッカの折り返しから
ラスト10キロ
このオレンジが、折れている俺の心に
燃料を噴射してくれる

頼むぞ    相棒

一緒に 常呂町スポーツセンターに

足跡を刻もうぜ





2017年4月16日日曜日

前半戦終了~後半へ

毎年のことだけれど
4月はスケジュールが過密だ

既に2週間が経過した時点で
本部の歓迎会、各消防団の幹部会議
消防学校初任教育の入校式
北海道消防協会渡島地方支部の理事会

その全てに、意見交換会、懇親会、懇談会
というものが、もれなく付いてくる

当然、公務員である以上は
アルコールが出る会合には交際費などあるはずもなく
自腹を切ることとなるが
これが半端ない(+_+)

だからと言って、それを理由に欠席できるような
会合は一つもないし
消防という組織を代表して出席するからには
情報収集と意見交換
そして、何よりも
日頃から消防行政にご理解とご協力をいただき
火災予防に尽力されている方々に
感謝の気持ちを伝えることと
関係各位には、引き続き変わらないご指導ご鞭撻をお願いすること
これが、今の俺の火災予防と人命救助活動だ

まさに「駆け抜けた」
という表現がピッタリな前半戦ではあったが
さらに過密スケジュールは後半戦へと続くのでありまして・・・

でも、ゴールデンウィーク前には全てが終了するので
気持ち的には、一つ一つ任務を遂行していけば
大型連休が待っている
ということで、モチベーションは維持できている(^^)v

そのモチベーションを保つ、もう一つの手段は
サロマへ向けての、ランニングだ

とにかく、この歳で
どこも悪いとこがなく、健康で走っていられる
ということは、親と神様には感謝してもしきれないほどだ

その期待に応えるべく
         って・・・・・・誰の期待だ?

俺は、その健康体を使って、ストレス解消と
明日への英気を養っている


でも

今日は、その気持ちが   少し     折れた

何故なら
やっと先月開通した湾岸道路を
二人で快適にジョギングしてた時の話だけど・・・・

ガ~ン!!??

これだもの

歩道 ねぇ~もの

走れねぇ~もの



オイッ!!   港町ふ頭こ線橋よ !!

なして歩道ねぇ~のよ
そこまでは、凄く奇麗に整備された歩道が
両側に設置されてるのに

これだば、渡れねべや!!

せっかく海を見ながら
七重浜から函館の巴大橋を渡り
レンガ群を通り抜け、緑の島で愛を語り
帰りには、また同じ道を
お互い違うスピードの二人が波長を合わせ
函館湾の潮の香りを運んでくる、少し強めの春風を
肌で感じつつ、走って帰る

というストーリーだったのによ

ダメだっけや!?

せっかくの湾岸道路
巴大橋はあんなに長いのに、ちゃんと歩道がある
なのに、たったこれだけの橋
なして歩道付けれねがったのがよ?

あぁ~ガッカリ

オイッ!!   港町ふ頭こ線橋よ !!

どうしてけんのよ?  この俺の折れた心ばよ!!!??

まぁ こんな時のために
きっと  こいつは  いるんだな


うちの柴犬 ボンちゃん

このパン屋のばんじゅう
が大のお気に入りで、寝蔵にしている

自分のオモチャを、これに集めて
疲れれば、お昼寝

最近は・・・・少し小さくなったみたい
 たまには、何を考えてるのか
自分の寝蔵に、攻撃も加える

ひたすら 噛む 噛む 噛む
ガリガリ 噛む

時には、睨んだり、吠えたり・・・
でも
朝は俺のベッドで
こんな寝ぼけ眼でお目覚め
すっとぼけてるぜ  マッタク

濡れた鼻とプックリ肉球が
俺の折れた心を、起ち直させる
魔法の犬、それがボンちゃんだ


一貫性のないオッカちゃんからは
ボン助 とか 天才ボンちゃん とか

ダメな時には   バカボン!! と怒られたり

俺んちに来たボンちゃんは、癒し系だけど

最近の俺のモチベーション維持向上には
欠かすことのできない大事な 相棒 っすね(^^)v

お前も 健康で 長生きしろよ





2017年4月5日水曜日

新職員への訓示

4月は、新しい仲間を迎え入れる
新人も緊張してるだろうけど
受け入れる側も、実はガッツリ緊張してるんだよね

ただ、その緊張を誰にも悟られないような
そんな「技」だけは、長年の経験から
身に着いているだけさ(^^ゞ

今年度、消防では
6月採用の救急救命士を含め5名の新しい仲間を迎える

数ある消防本部の中から南渡島を選んでくれて
本当に、ありがとう

希望と不安のゴチャゴチャな状態で
辞令を受け取ったと思けど
南渡島消防は、みんなを期待と責任を持って
心から歓迎するよ(^。^)

大丈夫 心配ない

消防というのは、身を挺して住民を守るという
公共サービスの中でも極めて崇高な任務を行う組織だ
と自負している

今は、不安の方が大きいだろうし、それは当然
消防の知識・技術というのは
短時間で、一朝一夕に身に付くような
そんな甘っちょろいものではない


不安だから訓練する
不安だから、しっかりと事前準備するんだ

日々の訓練と知識の蓄積の成果が
形として表れるのは、まだまだ先の話だ

しかし
災害現場に出動すれば、住民が助けを求め、信用し頼りにするのは
消防の装備で身を固めた消防職員であって
誰もお前たちを、「何も出来ない新人職員」とは見てくれないゾ!?

一日でも早く、職場に溶け込んで
消防力の一端を担う戦力となれ

そして、今日この瞬間からが
その消防職員としてのスタートなんだ
道は険しいぞ!?

消防の職場というのは、その任務を遂行する場であって
すなわち実践の場だ

今まで生徒としていた学校は、教わった事を覚えていたり
頭で理解していれば、テストで良い成績が取れた

でも、職場での評価は違うぞ

知っている
覚えている
理解している
それだけなら、ただのクソにもならねぇ腐った知識だ

実行できているかどうか

これで決まるのが職場だ

仕事は当たり前に
挨拶も、返事も、掃除も
「なんで、こんなことしなきゃならないんだ?」
「こんなことするために、消防に入ったんじゃない!」
と思うような様々な雑用も
「知っている」
「解っている」
「やろうと思えばできる」
ではなく

実行できている

そういう職員を目指して

また、そうしている先輩を目標に
ここまで競争試験を勝ち抜いてきた自分の力を
この職場で余すことなく 試せ!!


実行すれば、失敗は付きものだ
失敗しない新人はいないし
新人とは失敗する者だ

そして
新人は「失敗してもOK」と言う 特権 を持っている
でも、その有効期限はそんなに長いものでもないゾ?

俺たち先輩職員は
若い職員の頑張りや努力が
ストレートに、住民の安心安全に反映されるような
そんな消防組織をしっかりと創り上げていく責任がある

育てるというのは、本当に難しいものだ



自分と管理職
上司と先輩職員に発破を掛けました

4月というのは毎年、改めて
自分が若い頃目指していた消防職員って
どんなだったかなぁ?

自分が消防職員として一歩を踏み出した頃って
どんな気持ちだったかなぁ

というものを今一度思い出して
新しく仲間となった若者を
優しさと思いやりを持って
そして、厳しく指導するだけではなく

「消防の厳しさ」

そのものを教えてやりたい

そんな事を考えながら
新年度のスタートを切りました

新人職員への訓示は、毎度のことですが
自分への 励まし
そして、忠告と提言です

新人職員をガッカリさせないように

頑張れ 俺


ハイッ!!