この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2019年1月12日土曜日

出遅れたスタート


新年 明けましておめでとうございます
今頃かい  ってか?

今年も既に12日が経過し
殆どの方々は順調に新しい年を迎え
新たなスタートを切っていることと思いますが
一人だけ、なかなか新しい年の幕が上がらない男がここにいます

例えば
順調に新年初めの行事 出初式を迎えるはずの12

なんとなく元旦から体調が優れず
微熱があることを察していながら
恐らく、大晦日からの寝不足と酒のせいだろうと高を括り
鹿部消防の出初式へ

屋外の式典から屋内へと会場が移るころには
なんとなく身体も慣れてきて、快復したと思われ
出初式は無事終了
ただ、この先14日には仕事始めだし
大事な辞令交付や新年の訓示もある
ここは大人しく、家で養生して4日に備えよう

と、毎年実施していた、2日の神社巡りも中止し
2日3日は、ただただ家で箱根駅伝と正月番組を見て過ごした

しかし
そこまでして新年恒例の活動を中止し
新しい年の、最初の出勤日に備えていたにも拘わらず
4日の俺の体調は最悪だった

おそらく検温すれば38度近くあったかもしれないが
その数値を見ただけで、気持ちが萎えてしまう
気の弱い俺なので
熱は測らずに新年一日目の仕事をスタートさせた

職場では、もしかしたら? ということも考え
失礼とは思いながらも、職員への新年の挨拶や訓示はマスクをして挑んだ

最後に 
今年一年健康に留意し職員一丸となって・・・・・・・・頑張っていきましょう

とか、お前に言われたくないわ!!  みたいな

新年早々 自己管理もできていない俺の
全く説得力に欠ける訓示が終了し解散

その時点で既に、悪寒と頭痛があった俺は
新年初日から第1回目の有給休暇を取り
市内の病院へ・・・・

なんと熱は

387分    ガァァァ~ン

ダメだ  もうダメだ  
「先生、インフルの検査お願いします」

結果は 

「あぁピンク色になったねぇ A型だね」

やっぱし・・・
終わった   俺の平成最後の正月が  おわた
しかも、職員に感染させてしまったかもしれない

パンデミック!!

感染源は俺か・・・・・後悔と反省と眩暈と頭痛と悪寒が同時に俺を襲う

9日まで職場に出られない
その後の行事はすべてキャンセル
函館の出初式へは、課長を代理として出したものの
主催者である七飯消防と北斗消防の出初式も欠席とは
なんとも情けない新年の幕開けとなってしまった

そして、恐れていたことが現実なっていた
マスクをしていたし、接触は極力避けていたし
大丈夫だと思っていたけれど
結局は、本部の課長や係長まで感染させてしまったようで
本部機能が新年早々停滞していたようだ

俺は、なんとか快復し、9日には元気に出てきたけれど
当然のように、家族にも感染し
今度は、オッカちゃんが仕事を休むことになり
やはり、検査の結果はA型だった
課長も係長もオッカちゃんも 皆A型

いやぁ~ホント 申し訳ない<m(__)m>

910日となんとか仕事はこなし
ホッとしたのも束の間

今度は、脚の手術が待っていた
でも、これは昨年の夏から予定していたことで
下肢静脈瘤治療の権威である
「こにし内科・心臓血管クリニック」の小西先生に診てもらって
1月11日に手術することは決まっていました

2年位前から、左脚の血管が気持ち悪いくらい浮き出てきて
なんとなく痛痒いし、見た目も最悪


チョッと心配になって娘に見せたら
「お父さん!! 
なんでこんなになるまで、
  放ったらかしてたのさ!!
          バガでないの!?」

と、母親譲りの容赦ないお叱りを受け

娘に探してもらった病院が
「こにし内科・心臓血管クリニック」





しかも函館市という近い場所だし、専門外来だしウェブで調べたら
なんか凄い先生らしくて、気さくな感じだし安心してお願いしました
いやぁホント今では
小西Drが函館で開業してくれて良かったと心から感謝しています

でも、手術自体 スゴ~~~~~~~~~イ恐怖感があり
初めて自分の足にメスが入る
しかも、血管を抜いてしまうらしい
部分麻酔で、ちょっと痛いかもしれない・・・・らしい

いろんなこと説明されても、恐怖で俺の耳はだんだん閉じていき
脚を切られるという意識が強すぎて
昨日の手術には病明けのオッカちゃんに付き添ってもらいました


だって
もしかしたら気絶してしまうかもしれないし
ションベン ちびってしまうかもしれない
「左脚だから、帰りは車を運転して帰れますよ」
って看護師さんに言われたって
もしかしたら、麻酔が切れて傷口がズキズキしてしまうかもしれないし

想定外が無いように全て準備して、俺は手術に挑んだ

「あらぁ 奥さんも一緒に来てもらったんですか?  フ フ フ」

一瞬、看護師さんが「なにこの男、デカイ図体して 情けない」
という顔をしたのを、俺は見逃さなかったぞ

何と思われたっていいさ
恐いものは怖いんだから     既に俺は開き直っている
でも
手術に対する覚悟がなかなかつかない・・・・我ながら情けなさ過ぎる((+_+))

所要時間は1時間程度だったかな
麻酔の針を刺す時は少しの痛さと恐怖から
身体が  ビクッ と反応してしまう・・・・わや恥ずかしい

その度に、4人の看護師さんが 
「大丈夫ですよ 頑張りましょうねぇ~()
「もうこうなったら まな板の鯉 だもんね()
「消防士さんだから、強いもんねぇ()
「痛かったら、声出して泣いてもいいよ()

はぁ そんなことまで言うか 俺60歳だぞ
お前たちの父親と同じぐらいだぞ
そんな俺に、・・・・・もんねぇ  って
しかも 言葉の端々に () がこもってるし・・・・
完璧に遊ばれてる
俺の恐怖感を、この看護師たちは楽しんでいる
そんなことを思いながらドキドキの時間は過ぎ

「はい、終わりましたよ 頑張りましたね  汗 ビッショリですね()

なんか看護師と話をしている内に手術は終わってしまった
恥ずかしいぐらい、ワキ汗をかいている俺

これが手術場の看護テクニックなのか?
脚に神経が集中しないように、俺を和ませていたというのか?

最後に先生が
「手術は大成功、今年のマラソンはきっと良いタイムが出ますよ」
と言ってくれた

俺は全てが無事に終わったことに ホッとして気が抜けた

点滴が終わるまで
30分ほど別室で休んで帰宅
結局は、俺が運転して帰ってきた






今日からの3連休は運動は禁止だ
やることもないし、たまにはネットサーフィンを楽しんで
YOU TUBE で時間を潰すしかない

16日にはサロマの受付があるし

さぁ
スタートは出遅れたけど
今年も一年、誰よりも楽しんで生きてやるぜ

ヒャッホー






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