この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2017年7月31日月曜日

函館山の裏側

いつもは函館湾を挟んで見ている 函館山

臥牛山という別名の由来どおり
牛が寝そべってる姿ばかり、ほぼ毎日見ている

標高は334メートルしかないけど
そこからの夜景は世界トップクラス!!    いやトップだ

一時は、牛が寝てるイメージからは程遠い
山全体が要塞としての軍事施設になったという
悲しい過去もあった陸繫島

でも今は、観光の要
熊はいないし、方角も判りやすく遭難することは無い
徒歩で登っても1時間もあれば楽勝で頂上に到着する
毎朝、散歩がてら登る高齢の方々や、走って登る人もいる
そんな安全な山

俺のお気に入りは、羊蹄山や青森なんかが見渡せる
360度の大パノラマと
行きと帰り、違うルートを辿ることができる
縦横無尽に張り巡らされた登山道

そんな山を、今度は海から攻めてみたぜ!!

「海快晴」で風と波をチェックし、大丈夫だと確信
朝からそそくさと落ち着かない俺に
①「そんなに行きたいなら、行って来ればいいっしょ」
②「私仕事だし、あんたが今日何しようが関係ないし」
と言う言葉を背後から浴びせられ
俺的には、なんだか複雑な妻のお言葉に素直に喜べず・・・
②は余計だよな・・・・そこまで言わなくても・・・(ーー;)

でも、海に出たら「そんなの関係ねぇ」ださ

見れや  この凪のいいごと
反対側から我が管内を見渡すと
これもまた感動ものだ
天気は最高だし、波も風も無い 絶好の
カヤック日和だ

矢越も良かったけど
函館山だって捨てたもんじゃない
夜景だけが函館山じゃないんだ
この断崖絶壁って奴は
どうして、こうも男心をくすぐるんだろうか

更に更に
ここには穴澗と言われている洞窟がある
昔は吊り橋が架かっていて
その先には、寒川という村があって学校もあったんだけど
洞爺丸台風で全滅しちゃったという話を聞いたことがある
ここは、間違いなく  「青の洞窟」だ
写真写りは悪いけど
矢越の洞窟に勝るとも劣らない
神秘さと美しさで来る者を迎えてくれる

なんで、もっと観光化しないんだろう?

立待岬から階段を降りて
船でしか行けない場所に連れて行くって
意外に観光客には受けると思うんだけどなぁ

でもそうなると
神秘と言う部分では 半減してしまうかぁ




俺の場合
10回ローンで手に入れたカヤックに乗って
筋トレで鍛えた上腕二頭筋を使い、一生懸命  漕いで
やっとこさ辿り着けるからこそ、感動が大きいのかな

とか いろんな事考えながら海の上にいること5時間

そ~の舟を漕いでゆけ~♪
お~まえの手で漕いでゆけぇ~♫
おまえ~が消えて喜ぶ者に
おまえのオールを任せるなぁ~~~~ってがぁ♪

誰もいない海の上で
大声で歌いながらカヤックを漕ぐ
充実した時間
カヤックの上で「用を足す」技術も身に着けたし
今回の運航はいろんな意味で、実り多き出廷だったっすね

釣りをやったこと無い奴が
いきなりカヤックフィッシングとか言ってカッコつけて
真似事をしてみたところで
何も釣れないことも身を持って証明することができた

大物の ブリ でも釣って
オッカちゃんを驚かそうと言う考えは
脆くも打ち砕かれ

延々とルアーを落としては巻いての繰り返し
せっかく海と共存するなら
もうチョッと魚のことも勉強してこよう
と、強く強く思った 函館山クルージングでした


やっぱ、夏はマリンレジャーだな

もともと黒い顔が日に焼けて、更に黒く
低い鼻のてっぺんの皮膚が少しだけ剥けて
チョッとだけ、海の男っぽくなりました



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