この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2019年4月3日水曜日

新人職員がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!


タイトルの意味 判る人って・・・・還暦過ぎてるんだろうな()

今年も威勢の良い6人の若者が
消防の世界に入ってきた

現下の厳しい財政状況の中
住民の安全と安心が第一と考え
消防力の充実強化として
職員の増員を決断していただいた
組合構成市町の首長はじめ関係者の皆さん
そして管内住民の消防行政に対するご理解とご協力には
本当に感謝しかありません。

その期待に応えられるよう
大事に大事に育て
早く恩返しが出来るよう指導していきます

そして、もう一つ感謝しなければならない相手
全国に700以上もある消防本部の中から
「南渡島」を選んでくれた新人職員にも
「ありがとう」と言いました

残念ながら、女性を採用することは出来なかったけれど
今年度も、また引き続きいろいろとPRしながら
女性吏員の割合5%以上を目指して
頑張らなきゃなぁ・・・まだまだPRが足りないんだろうなぁ

そんなことを思いながら
新年度41
新社会人としてスタートを切った6名の若武者に
辞令を交付しました

希望と不安
おそらく不安の方が大きいのかもしれない
でも、そんな新人を南渡島消防は
期待と責任を持って、心から歓迎し
住民のために働ける消防士として
一日でも早くなれるよう
厳しく適切に愛情を込めて鍛え上げていきます

制服を身にまとって働く消防という仕事は
決して一朝一夕に簡単に一人前になれるような
そんな容易い職業ではない

先ずは、同じ制服を着る者同士
連帯感を強めて、共通認識や仲間意識を持つ
そういう関係を構築していくことが大事で
そのことが最も必要とされる職業なんだということを
制服を脱ぐ日まで忘れないで欲しい

一人前の働きをするためには
仲間の助けが絶対に必要だということ
仲間を大事に出来ない奴
一人で何でも出来ると勘違いしている奴
誰かを敵として位置づけないと
自分を輝かせることが出来ない奴
そんな奴は、絶対に一人前の働きは出来ていない

それと、もう一つ
制服を身にまとう大きな理由も教えなければならない

それは、全員が同じ服装をしているということは
住民はその人個人を見ているのではないということ

この人たちは何をしてくれる人達なのか
何が出来る人達なのか
誰が見ても分かるように
その任務を周りに知らしめている・・・ということだ

当然
その行動には責任と義務を背負って
住民が期待しているような活動が求められる

更には
その活動の中で、一人一人の発言や行動というのは
「一個人の言動」とは住民は見ない

年齢や階級に関係なく
南渡島の制服を着ている以上は
消防という組織の言動として受け取り
それは、良くも悪くも
消防に対するイメージと信頼度を
大きく変えてしまうということ

住民からの信頼がなくなったら、俺達消防は仕事にならない

そういう意味では
一人一人の消防職員は、新人もベテランもなく
組織の代表であり
制服そのものが消防職員としての象徴だということを
教え込まなければならない

今日から、その一員になった以上
勤務中は言うまでもなく
職場を離れたところでも
消防職員としてのプライドと責任と義務を
絶対に忘れるな!!

今日から始まる40年以上の長い消防人生の中には
いろいろな苦難が待ち受けているし
様々な失敗を繰り返して苦しむこともある

でも・・・失敗と言うのは
考え方を変えれば
「上手くいかない方法」を一つ
身をもって知り得た・・・・ということだ
ある意味 成功への道を一つ進んだということだ
何故失敗したのか反省することで
自分が成長する糧になる筈だ

失敗すれば誰でも気持ちは折れるけれども
挫折することを恐れずに
いろんなことにチャレンジして
努力を重ねていって欲しい

そして
このことは新人職員にだけ求めるのではなく
チャレンジ精神が薄れてしまったベテラン職員
俺も含めて、指導にあたる職員自信が
そういう前向きな姿を後輩に見せることが大事だ

そうじゃないと単純に

「あんたに言われたく無いわ!!」

となってしまうからね(T_T)/~~~

憧れだけで入ってきた消防という世界は
厳しい世界ではあるけれど
それ以上に厳しい状況にいる人たちを守るため
助けるために俺たち・私達がいるんだという
自信と誇り

☆ The pride of the firefighters ☆

自分の心と身体を大切に
仲間のことを大事にしながら

今日から一緒に頑張っていこうぜ
若者!!

あぁ・・・
  もう一回タワーリング・インフェルノを見た
18歳の

あの時の俺に戻りたいなぁ




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