この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2013年7月8日月曜日

避難所への体験ウォーク

昨日、町内会主催の
津波避難所への体験ウォークに参加しました。

実際は俺は避難所へ避難することはなく
消防の津波対応計画に則って
消防署へ向かうことになる。

でも、俺は消防職員ともう一つ
町内会の役員 という二つの顔を持っている。(^_^;)

町内会役員というのはけっこうプレッシャーが強く
俺は最年少の若僧でありながら
なかなか、平日は会議や活動に参加できず
はっきり言って

役に立ってない・・・(>_<)

でも、休みの日ぐらいは
なんとか協力しなきゃ
増してや、今回は津波避難に関する行事だし
会長からも、「必ず出てこい」というようなお達しもあり

みんなと一緒に 体験ウォーク 出発

もちろん78歳の俺のバアチャンも参加
普段パークゴルフで鍛えてるだけあって
上り坂でも、平気でどんどん登っていく

昨日は暑かったし、高齢の参加者は心配だったけど
なんとか片道2.5キロを40分で参加者全員完歩

途中、自動車道に設けられた
緊急避難場所を見学し
想定される津波遡上場所を超えることができたのは
スタートから20分後
警報が発表され、直ぐに避難行動に移れれば
徒歩でも余裕で避難できることが判った。

会館に戻って、参加者でワイワイガヤガヤと
昼食を食べながら、このまま解散かな?

と思いきや

会長さんから突然

「あんた、消防の課長さんなんだから
今日の避難訓練について、なんか喋ってや」

キタァー 会長の至上命令

地元の人達の前で・・・・・・津波の話? 
相手はみんな漁師やそのおっかちゃん
海を知り尽くした強者だらけ

俺は、鼻を垂れてる頃から
そんな、おっちゃん、おばちゃんに育ててもらった

そんな人達を前にして
いくら消防職員といえども
参加者の中で一番若い俺が
今日の訓練の講評?   そんな聞いてないよぉ

会長さん 勘弁してよぉ

「おめぇに 海の何がわがんのよ!?」

みたいなことにならなければいいんだけど・・・

でも会長さんの命令は絶対

俺の気持ちとは裏腹に
既に
「みなさ~ん、今日は消防の課長さんが来ていらっしゃってるので
津波の避難についてお話があります。、静かにして聞いてくださ~~~~~い」

とか言って 俺のこと紹介しはじめちゃってるし(^_^;)

あぁ しょうがねぇなぁ
ここは消防職員に徹することとし
町内での俺の立場は、一時見逃してもらおう

普段どおり、他の町内会でも講習してる内容を
一通り説明し、講評終了

みんな真剣に聞いてくれて よかったァ

ホッとしました(^_^;)

俺の住む街は海抜2メートルの津波避難対象地区
この街からは、津波の犠牲者は絶対に出さない

そんな気持ちで、できる限りのことはしていくつもり

「今日、参加してくれた皆さんは
自力で避難できる方たちばかりです。
次の避難訓練は、おばちゃんたちの近所に住んでる
一人では避難できない人と一緒に避難することを考えて
やってみましょう」

と。2回目の避難訓練を提案して俺の話は終わりました。

会長さんから
「○○ちゃん よかったよぉ   また頼むね」

この街では

俺は 何歳になっても ○○ちゃん なんだ 

悪くないけどね(´∀`*)








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