この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2013年10月14日月曜日

緊急消防援助隊 北海道東北ブロック合同訓練

行って来ました 雨の中

しかも、凄い豪雨で
訓練が中止になるんじゃないかって言うぐらいの大雨

11日に札幌に向かう時
大沼ICで青森県隊と一緒になった
フェリーで函館入りしたんだね

途中 雨による50キロ規制もあり
なんと、高速で札幌に着くのに5時間も掛かっちまった

本隊は前日の野営訓練もあるから
災害が発生しない限り、雨の中でも訓練が始っている。

エアーテントでの宿泊だから、雨の叩きつける音で
寝られなかっただろうなぁ

本当にご苦労様です

消防ってのは 何時でも何処でも寝れて
何時でも何処でも与えられた物が食べれて
そんな強い身体と精神力が必要なんだなぁって
つくづく思う

当日は海上の状態が悪く 水難救助訓練は中止
もちろん本災害の時は、天候に関係なく救助は開始されるけど
訓練の目的は実働だけではない。
連携が確認できただけでも成果はある

撮ってきた写真は500枚ぐらいあるかな
前回、ブログでも書いたように
今回の訓練見学と参加隊への激励は、完全プライベート。

たくさん載せちゃうよん

合同訓練ならではの風景

こんなところで参加隊の交流や
情報交換がされるんです

いや これ冗談じゃなく
結構重要なんだよね

各県隊の支援車

カッコいいなぁ

完全に素人目線です

待機場所

訓練の流れで
偵察隊~道路啓開~車両救助

順番に並んでる


札幌の支援車と

特別高度救助隊
この場所に 相応しくない
俺の軽トラ

隣の黒車両は
なんと北海道危機対策課消防担当課長の
車でした(^^ゞ

すかさず 挨拶 <(_ _)>


車両救助
自衛隊がショベルで土砂を排除。

道警との連携活動。

ビルでは
屋上に孤立した要救助者を
北海道防災ヘリが救助

警察と救急隊による
車両からの救出活動

普段の交通事故現場では
こんな連携は無いけれど
大規模災害ともなると
道警の救助隊も出動し
こんな現場での活動も想定される


緊急消防援助隊は
こんな機器まであるんだね

心強いなぁ





北海道DMATも参加

消防隊の指揮本部や救急隊との
現場活動の連携確認がされていた。
水難救助訓練が実施される予定だった港
こんな感じで高波が凄かった

遥か向こうには
津波で流されて屋根上に要救助者がいる
という訓練想定で使用するはずだった
模擬家屋が見える。



NBC災害対応訓練も実施。




ホットゾーン
ウォームゾーン
クリアーゾーン

明確に区切られいるのが判る。


倒壊家屋救出訓練の参加隊。

同じ組合の七飯救急隊が出場。



座屈した建物内に
救助隊が進入。

要救助者のトリアージ訓練も
同時に開始。


三連梯子で届かないところは
カギ付単梯子を使用して

更に上階へと進入。

応急梯子救出



DMATによる
現場活動が開始。

救助隊~救急隊~DMAT

実践さながらの展開だ。



倒壊家屋救助を指揮するのは

長岡消防と大曲仙北消防の合同現場指揮本部


北海道警察の災害救助犬も活躍。
指揮隊員から活動指示を受ける救急隊

ブラインド訓練なので
どの訓練に参加するか以外は
シナリオはない。

全て現場対応で進行だ。


はしご水平救出第1法で救出かな?

と思っていたら

第2法での救出だった。


倒壊建物の全景

それにしても
凄い救助隊員の数だ。

活動指示を受ける

七飯消防救急隊

やはり 指揮隊の活動が気になる

指揮板も見たいけど
これ以上近づいたら怒られそうなので
諦めました。(^^ゞ

活動中の七飯救急隊


DMATによる搬送トリアージが実施され

女医さんが大活躍してました。

なんだか カッコいい

完全に素人目線になってるし・・・・
搬送ポストでは
指揮隊が大忙しだった。



訓練終了し
車前に整列

最後まで気を緩めない
救助隊の心意気を感じます。

指揮隊も訓練終了

でも、こちらは情報整理があるから
指揮隊は、これが重要なんだ。
おぉ
羊蹄山ろくでCAFS配備したんだぁ

俺のところも次期更新時は考えなきゃなぁ
大型水槽車も必要だし

今は情報収集だな
遠距離大量送水システムからの中継体制
なんたって4000リットルだしなぁ

これは水道管が壊れて
消火栓が全滅した時に一番使える
頼もしい奴だ





災害はどんなに願っても
必ずやってくる
忘れた頃にやってくる のではなく
忘れない内に必ず やってくる

防げない災害なら
被害を最小限に抑えるのが、俺たちの仕事だ

その時、どう動くか


今回の訓練を通して、そんなことを再認識しました。



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