この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2016年12月6日火曜日

一二〇八

ニイタカヤマノボレ一二〇八

75年前、真珠湾を攻撃する命令が打電された

その後攻撃隊が、 トネガワクダレ を受電することは無かった

日本は、自ら戦争を選んで突き進んでしまった

今はロシアのものとなってる北方領土の択捉島
そこに集結していた第1次攻撃隊はハワイへ向かった

当時の帝国軍人は
この攻撃が宣戦布告なしのルール違反による「奇襲」だと気付いていただろうか
神国日本がそんな卑怯なことをするなんて、誰も思うはずも無く
強襲であると勘違いしていたんじゃないかと・・・・

戦争に、人を殺し合うのに、ルールなんて必要ない
勝てば、それが正義だ
速攻を仕掛け、短期間に終わらせる・・・・

トラ   トラ   トラ

奇襲に違いないけど・・・・

「勝利せり」 ではなく  「成功せり」  と打ったのはそういうことか?

日本の戦争映画が大好きだった俺は
日本目線からだけのシナリオしか知らずに育った

ともすれば、太平洋戦争の日本を正当化するような偏った内容
相手国の軍人を撃って殺せばヒーローだと錯覚するような内容
男なら、闘争心に火がつきそうなナレーション、映像、音楽、思想

戦後の平和な時代に
コーラを飲んでポテトチップを喰いながら見る「戦争映画」は
何の教訓にもならず、間違った思想を持つ人間を育てる

事実を知らずに頭にインプットされる情報は
操作されていることにさえも気付かずに
ストレートに、しかもスンナリと俺の真ん中に入って来た

そんな昭和16年と平成28年では何が違うのか
新聞を見るたびに思うことは
各社全く違うことが書かれていること
新聞は新聞社の正義で書かれている

正義は、他にもあるかもしれない

とか
またまたややこしい内容になりそうなので(^^ゞ
そろそろ本題へ

その真珠湾に、安部首相が日本の総理大臣として戦後初めて訪問する

今年、オバマ大統領がアメリカ大統領として初めて
自分たちが原爆を落とした地、広島を訪れ

犠牲者に哀悼の意を示した

安部総理は真珠湾で何を話すのか
日本国の代表として過去を詫びるのか
それとも
謝罪はなく、犠牲者を慰霊するだけなのか

日本人としては、せめて
言葉に出さなくとも
文字として残さなくとも

心の中では 謝罪してきて欲しい

そして、
二度と国民と国民が殺し合うことはない  と
犠牲者に誓ってきて欲しい

真珠湾の奇襲に始まり
広島・長崎の破滅で終わった戦争

両国のトップが、やっとお互いに、その地を訪れる 「とき」 が来たという
今の恒久的な平和を、両国民は望んでいる

そして両国は
今も地球上で絶えない 国や民族や宗教の違いによる争いを

やめさせる

そんな役割と責任がある

それが 日本とアメリカだ







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