この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2020年2月10日月曜日

令和元年度「渡島檜山消防職員意見発表大会」

今年もまた審査委員長という大役を任された

連続5年もやってるんだけど
まぁ俺があまりにも立派な消防職員で
他の模範であるから・・・・
ってことではなくて、単純に「充て職」だけどね

だいたい、俺みたいな人間が審査してホンマにいいんかい!?
自分も若いころ発表したことがある
っていうならまだしも

まったくそんなこともなく、推薦されたこともなく
発表してみようかな?なんて考えたこともないくせに
人の発表内容や発表力を審査するなんて
できるわけないべや

・・・・なんて 
思って
たんだけど

これが意外に、できちゃったりするんだわ
要するに、「自分ではできないくせに、人には注文つける」 ってやつだ

そんな、人として、一番やってはいけないことを
俺って、いとも簡単にできちゃうんだよね

だけど、自信持って言えることは、唯一つ
俺の審査は厳正で公平だ ということだ(-_-)

ってことで、今回で最後になる「審査委員長の講評」
ってやつをやってきました

ヤジが飛び交い、ブーイングの嵐
という雰囲気ではなく
流石に公的行事なので、みんな真剣に講評を聞いてくれます

観客席に座っているのは殆どが消防職員なので
別にどうってことはないんだけど
俺以外の他の審査委員たちが、「こいつ、何喋るんだ?」的な
ワヤ真顔でステージを見つめるもんだから
こっちも緊張してしまうんだけど

それはもう、今回で最後、俺は退職するわけだから
ある意味、怖いもんなしだ()
委員長を任されたからには、なんでも喋っちゃうもんねぇ~

講評の構成としては
先ずは発表者の労をねぎらって
会場まで来てくれた方々と、準備で大変だった事務局の皆さんに
感謝と御礼を伝えて・・・

更に、今日まで、協力や指導をしてきた所属の方々にも
お礼を言った

次に今回の意見発表全体の講評という事になるんだけど
今回も様々な考えや、意見を提案してくれたので
ひとつには纏めきれてないんだけど

ザックリ言っちゃうと
消防の現状と、「今後」ということに課題意識を明確に持っていること
言い換えれば
若い職員は、今後の消防に対して憂慮している・・・ということだ

これはもう、聞いている側
特に、俺たちのように管理職として
組織をマネージメントする立場の人間にとっては
グサッと胸を突かれる、そんな内容だった
と正直に言いました・・・・だって、そう感じたんだもん
しゃ~ないべや

あとは、これは毎回必ず言うようにしていたのが
発表内容は所属長の承認を得て
消防本部を代表して発表してる内容なんだから

受賞云々に係わらず必ずやれよ!!

ということだ

更に俺の無責任な講評は
再来年度、令和3年度から変更になる審査項目の一部変更にも触れた

たびたび、審査に関する部分に変更があるけど
この意見発表会の目的、いったい何を、何処を目指してるんだ?
ってことだ

俺たちが聞きたいのは、若い職員の自由な発想と本音であって
この発表会の為に、無理やりひねり出したような提案だったり
入賞を狙って普段使わないような飾った言葉だったり
審査員を意識したオーバーな表現なんかじゃない

審査の基準に左右されることなく
強い意志と柔軟な思考力で自分の考えをしっかりと伝えてくれ

あぁ~ 原稿に書いてないことまで、ぶちかましてしまっただぁ・・・・

今回発表してくれた道西地区の職員たちは
みんな、その辺のところはしっかりと押さえていたし
これからも、そうであって欲しい

その方が、みんなに伝わるし、周りを巻き込みやすい
組織を代表して発表してくれたんだから
発表者が一人で孤軍奮闘することじゃない

一人の100歩より、100人の1歩の方が
力強いことを俺たちは知っている


偉そうに言えば
消防という組織は

そういうもんだ


またひとつ最後の仕事が終わった・・・・・あと50日(寂)





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