この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2014年3月11日火曜日

3年前の今日

あの日
多くの命を呑み込んだ海が
今日は静かだ

あれから3年

東北の人達の尊い命と引き換えに得た数々の教訓を
俺たちは実践できてるのだろうか

津波避難指定地区内にある消防署として

地震津波の初動対応要領を完成させ
地域防災計画と整合性を持たせるために
市役所の担当部署と協議した日々は数えきれない

職員と団員の参集計画
消防隊、救助隊の活動可能時間
そして退避へ

消防は津波に対しては無力だ
市民と一緒に、市民を誘導し
市民と同じ時間に退避する

たったこれだけのことを決めるのに
どれだけの時間を費やしただろうか

俺たちが立ち向かっていけるのは 炎 だけだ
助けを求めている人たちのところへ行って、救い出す 


津波が挽いた後の
助かるはずの命を、助ける


これが消防の任務だ

東日本大震災による犠牲者のご冥福を心から
お祈り申し上げますとともに、
行方不明者が早く見つかりご家族の元へ戻れるように
そして、今も故郷から離れ避難生活をして頑張っておられる被災者の
東北の皆様の生活が一日でも早く元に戻れますよう祈っています



消防では3.11

毎年 半旗を掲げ
14時46分には黙祷を捧げています

犠牲者と

消防に命を捧げた 仲間へ

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