この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2012年12月30日日曜日

仕事納め

今回の年末年始は31日が月曜日だから
12月28日が仕事納め

そして1月6日が日曜日だから
仕事始めは1月7日

9日間も休みだ35年間働いて
こんなに休みが多いのは初めてだ

結婚して新婚旅行に行った時だって
せいぜい1週間だった

日勤になって
毎日勤務も慣れてきて
土日が休みってのもいいもんだなぁ

と、思ってはきたけれど
9日間の休みは・・・・・

これってどうだ 休みすぎだろ
かといって勤務でもないのに職場に行くわけにも行かないし

まぁ今年は一生懸命働いたし
悔いのない一年だった

少しは消防を離れて
違う男になってみようか

昨年の今頃は
あぁもう少しで e-ラーニングが始まるぞぉ
って感じで ビビリまくってた

あれからもう一年だ  
今年の一年は超早かった

なんて一年を振り返ってる暇なんてなかった
そんな呑気な年末年始が俺達にある筈がない

12月30日午前2時過ぎ
非常召集だ
出張所管内で延焼火災
しかも、要救助者情報ありで 検索に進入したらしい

この時間帯の 要救助者・・・・・・

飛び起きて
すぐに消防へ
参集してきた職員と3名で 指揮隊出動
出動指令から既に20分も経過している
先着の救助隊は既に内部進入

こんなタイミングで指揮隊が出動して 何が出来るんだ
消防活動は初動の情報量が命だ

出張所の先着隊も
後続の本署隊も 精一杯の活動をした

少ない人員で最大限の活動をしていた


しかし  救えなかった

歳末特別警戒中の焼死者火災だ

この家族に
楽しいはずの、明るいはずのお正月を
新しい年を 送らせてやることが出来なかった

反省はいつも 火災の度にある
でも一番必要なのは機構改革だ
日勤者が9日間も休んでる場合じゃない

この機構を、制度を、組織体質を、改革しなければならない

来年は 始動 しようと思う
何かを変えていこうと思う

消防が変わることで
市民の命が一人でも助かるなら
それは、躊躇する余地はない  変えるべきだ

俺たちがやらなければならない仕事は
消防隊をいかに効率よく安全に動かすかだ

それが市民に安全を提供する最大の力となる


この機械 器材たちを
有効に動かすにはどうしたらいいか

市民から預かった
最大の武器で
最大の効果を出さなければならない







もう一度 原点回帰しよう
35年前 消防を一生の仕事として選択したときの
あの時の自分に戻ってみよう

今の立場で 今の自分が出来ることを
35年前 目指していた自分が 今ここにいるだろうか

やらなければならないことは 判っている
解っていながら やっていないことも わかっている

来年の今日
ひとつでも成果が出てることを
このブログに書ければいい

来年は勝負に出てみようと思う


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