この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2012年10月16日火曜日

防災ヘリとの連携

今日は北海道防災航空室のヘリとの連携訓練を実施
北斗消防から1名の隊員を航空隊に送り込んでる縁もあり

ようやく実現した合同の連携訓練です

「ようやく」というのは
訓練がやりづらいとか、レベルが違いすぎてとか
事務手続きが面倒でとか
そんな話ではない
要するに、こちら側が勝手に壁を作ってしまい
困難な状況にしてしまっていただけの話

何度か航空室に顔を出し
室長とあって組織の仕組みを教えてもらい
隊長や隊員たちとも話が出来たことは
今回の訓練においても、大変有効だったと思う

室長や隊長は
いつもこんな話をしてくれました。

「近隣の消防は頻繁に活用してますが
遠方、特に道西地区の利用状況は低いです」

「ヘリがあったらいいなぁ と思った時には
連絡だけでも先にください」

「要請があれば直ぐに飛び立てるように準備します」

「必要なくなった時点で却下すればそれでOKです」

「ヘリが到着するまでに活動が終了すれば
  それは、それで良かったということです」

「空振りは、ぜんぜん構いません
  自分のところの隊のひとつと考えて下さい」

案外、身近なところに航空隊はあったんですねww

今日の訓練は、山岳救助を想定した内容でしたが
どうせやるなら、陸上からの救助は不可能だから
ヘリを要請して 後は航空隊に全てお任せ
そんなつまらない訓練はやらない

アリかナシか
北斗消防の救助隊員をヘリに搭乗させ
要救助者の位置で降下させて
航空隊員とともに救出活動後
ヘリへ収容し、最後は救急隊に引き継ぐ
そこまで実施した。

俺は現場指揮として
現着から通報者への接触と状況把握
活動方針の決定と、ヘリ要請から、臨着場の手配
航空隊との交信とヘリの誘導
航空隊長と北斗の救急隊長、救助隊長を交えて
救助方法と活動内容の確認

いろいろと初めての経験があって
活動の手順や要領を再確認することができ
大変有意義だった。

救助隊員も、ヘリ搭乗から降下まで
日頃の訓練とは違った緊張感があったり
航空隊員との交流、顔の見える関係が構築でき
得るものはたくさんあった。

訓練の反省点は後ほど
航空室と連絡しあって
ブッチャケた話、良かった点と悪かった点
もう少しここをこうして欲しいという要望を
お互いに話し合うことにしている。

実施したことの満足感だけでは
訓練の効果は半減し台無しにしてしまう
大事なことは今後のために
何を成すべきか ですね

もう一つ
俺が感じて欲しかったことは
若い職員

今は知識や技術がなくても
今日、目で見た訓練、隊員の活動
これら全てに、いつかは自分も近づきたい
そのために日々訓練を続けなければならない

そんな気持ちを
持ってくれれば今日の訓練は大成功かな・・・

さて 次は
どんな訓練を企画してくれるのかな
楽しみだww







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