この先にあるもの

公務員卒業
自分の気持ちを最優先に、この先のことは少しづつ考えながら
赴くままに生きてみたい。

2014年9月1日月曜日

北海道消防大会から北海道マラソンへ

ハードな4日間が終了

土曜日は上富良野で開催された
第66回北海道消防大会へ行って来ました。










正副団長と消防長、消防団係長と総勢7名

俺は、どうしても31日にある、北海道マラソンに出場したいので
帰りは別行動になり、一向とは札幌で別れました。

本来なら公務で出張ですが
出張とは、行って帰ってくるまでが出張であり
途中から私事により抜けたら、それは出張ではない。

公務員である以上、あたり前
市民の税金で行くわけだから、当然ですが

出張扱いにはならなくても、消防大会に出席できる方法はないかと
探った結果、俺が出した答えは・・・

俺は夏期休暇で旅行中に
たまたま上富良野に立ち寄ったところ
そこで、たまたま北海道消防大会が開催されていたので
みんなと合流して、チャッカリ大会に出席しちゃった

と・・・・そんな感じ

行きも帰りもマイカー
宿泊のホテルも自腹

貴重な夏期休暇を2回も使って
しかも、自腹で出張・・・・・
そこまでして、北海道マラソン 出たいか?

出たい!!

絶対に 出たい!!!

だって
今年エントリーした4大会の内

サロマは渡島大会で棄権
洞爺は靭帯損傷で危険・・・・・・・これは俺の不注意(>_<)
地元開催の函館ハーフは、なんと採用試験で棄権が決定
その上、北海道マラソンまで棄権するなんて
しかも、その日は出張で札幌にいるのに・・・・

そんなぁ 1回くらい 俺のわがままも 聞いてくれぇぇぇぇ~ん

そんな願いが神様に通じたのか
普段の行いが、すこぶる良好なお陰か
消防長と団長が

「お前が、勝手に行くなら、公務にはならないぞ」

と、認めてくれたのか、呆れ果てたのか

どっちにしても俺にとっては
北海道マラソンで、夏の道都を走ることができれば
それで イイんだ\(~o~)/

そんな スゲェ~意気込みで挑んだ 今年の道マラ。
天気は快晴、俺の外見と同じで爽やかだ。

娘のマンションに預けてあるチャリンコで
大通り5丁目までダッシュ

16,000人のマラソン中毒のアホどもが ウヨウヨ

あぁ 今年もこの会場に来れた
この雰囲気の中に紛れ込むことが出来た

健康に感謝だ

絶対に完走してやるぞ
いや 完走なんて あたり前だ

絶対に5時間切ってやるぞ・・・・レベル低ぅぅ(^^ゞ

気持ちは十分すぎるくらいにハイテンションでマックスだ

E組でスタートした俺が
スタートラインを通過したのはは
号砲から4分も経っていた

まぁいいか
練習もしてないし、キロ6分で行けば十分だ
とにかく楽しんで走ろう。 そんな気軽な気持ちで走っていた。

のが

地獄の始まり   でした

創成トンネルを通ったあたりから
調子が上がらない

暑いのは 苦手ではない
水分も塩分もちゃんと摂れている

でも、身体が動かない

練習しないで、挑んだ俺が無謀だったか・・・

まぁいいや せっかく出場したんだから
走れるところまで走ろう。
自分からは絶対に足は止めない
そう誓って 心でハウンドドックを歌いながら
走り続けた。

20キロ付近の新川通りで
折り返して反対車線を走るサブスリーの若い男性選手が
フラフラしてるのが俺の視界に入った

大丈夫かなぁと思いながら、見ていたら
だんだん俺に近づいてくる

そして、なんと
俺とすれ違う瞬間に
中央分離帯に倒れこんでしまった。

チャリンコのサポート隊も、近くにはいない。
でも、ここは消防職員ランナーとして 
目撃しなかったことにして
走り続けるなんて、出来るわけがない。

大声で 「サポート隊を呼んでくれ」と周囲に叫び
男性に近づき救護

足のケイレンだとばかり思っていたら

脱水なのか酸素不足なのか、それとも熱中症によるものなのか
俺の2課程レベルの救急知識では解らないけれど
激しい腹痛を訴え、明らかに筋性防御が現れていた。

2~3分後にはチャリンコサポート部隊が到着して
救護活動を開始
俺は、倒れた状況と意識消失や外傷が無いこと等を伝え

「じゃ 後は頼むよ」  とレースに戻った。

北海道マラソンのサポート体制は 本当に素晴らしい

周りを見渡してもサポート隊は見つからなかったけれど
2~3分後には、AEDを持ったチャリンコサポート隊が
何処からともなく現れて、応急処置を開始

道内の救急隊員や救急救命士、医師や看護師
そして、救命士の卵たちが、万全の体制を構築している。

俺も直ぐにレースに復帰できて良かったし
適当に走っていた気持ちも切り替わり
やる気満々で走り始めた

しかし、時計は俺を待ってはくれない
25キロ関門を通過したのは閉鎖5分前だった

気力は十分
体力は限界
それでも 闘志は衰えなかったし、心は折れてはいない

100キロ走る俺が 25キロで心が折れはずがない


折れたのは   折れやがったのは


俺の
  
     俺の
   
           俺の    ランニングシューズ だぁぁぁぁぁ


今年は、走りこんでないから、大丈夫だと思い
昨年、サロマの為に購入した、アシックスの軽めのシューズで出場

突然、足の感触が変わり
パタパタと音がしている

あれっ? バナナの皮でもくっついたのか?  と思い

確認してみた
俺の眼に飛び込んできた現実は

なんとぉぉぉぉ

シューズの底ゴムが 剥がれている

パタパタと 半分以上も剥がれてる

あぁ 万事休すか?

いや、そんなの関係ない と エイッとむしり取り
走ってみたけれど
底にゴムが着いてないシューズで
走れるはずが無い・・・・・・・('_')

魚の目に、直に激痛が走る・・・・・(泣)


おわた

    完全に   オワタ

        何もかもが、その瞬間  オ ワ タ

全てを賭けて来たレースだったはずなのに

俺はシューズを ケチった
一番大事な 
俺の膝をかばってくれる
そのシューズを
俺はないがしろにして
昨年のシューズで出場したなんて

なんて、俺はセコくて、愚か者なんだ
出張を蹴ってまで、出場したのに

なしてよ
なして 新しいシューズ買わねがったのよ・・・・・

この靴の せいで










まだまだ、走りたかったのに

ゴールへ向かう途上、現場指揮の命令により
強制的にバスに収容され
28キロ手前で、途中引揚となる・・・・・・・

以上 報告終わり

ハードな俺の夏季休暇は    終わりました











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